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札幌・円山生活日記

積雪の三角山登山と神宮のリスと。

札幌市西区山の手にある「三角山」。標高311mで散策路が整備され登山初心者におすすめだとか。保護者同伴の幼児やトレイルランニングの若者からシニア愛好家まで多くの方々が自然を楽しみに訪れています。積雪の中でも軽アイゼンで登れ頂上からは札幌市街地を一望できます。

本日は先々週に予定していた「積雪の三角山登山」です。その際はバス便が30分近く待っても来ないため急遽「積雪の円山登山と眺望と。」に変更したのたのですが漸くのリベンジ訪問となりました。今回はほぼ時刻表通りにJR北海道バスが来て【北1条西27丁目停留所】から 「三角山」へ登る「山の手入口」近くの【山の手4条11丁目停留所】で下車。「山の手入り口」から登り「宮の森入口」に下山するという初めて「三角山」に登った昨年6月の「二人静の散歩道~三角山〜」の際と同様のルートを歩きました。帰路は【宮の森4条10丁目停留所】が最寄りなのですが、バス便の時間が全く合わないため「北1条・宮の沢通り」を歩き「北海道神宮」を経由して戻ってきました。「北海道神宮」では珍しエゾリスの姿に出くわし週末恒例の散策のようにもなりました。

【山の手4条11丁目停留所】で下車し「山の手入口」へ向かう坂道。車道はきれいに除雪されていました。
「山の手入口」近くになると車道にも雪が残り駐車場は全て雪で埋まっていました。それでも山頂まで往復で10人以上の登山者に会いましたので皆さんのアクセスも徒歩やバス便なのでしょう。

「山の手入口」近くのルート周辺案内図や掲示板も雪の中です。

それでもベンチ周辺は管理の方なのでしょうか誰かが除雪してくれていました。ありがたいことです。こちらで軽アイゼンの「mont-bell製チェーンスパイク」を装着しました。

それでは「一の坂」から登山開始です! 

「二の坂」。周囲の高い木々もすっかり葉が落ちています。 
「三の坂」。緩やかな坂道が続きます。 「三角山」は「円山」や「藻岩山」の観音像のようなものがないので登山道が寂しい感じです。春以降で草花が楽しめる時期なら良いのですが積雪の今は白色の世界で写真も殺風景です。

「四の坂」から急な坂になります。

「五の坂」もかなり急です。この急な「四の坂」と「五の坂」を避けるバイパス道もあるのですが何事も経験だと「ダメだったら引き返せば良いや!」ぐらいでやってきたのですがかなり大変です。何とか登り切りましたが避けた方が無難かもしれません。急な坂が続くとさすがに息が荒くなってきました。 

「六の坂」辺りからは坂道が階段状に整備されています。「五の坂」からの道とバイパス道が途中で合流しますので皆さん通常はバイパス道を通るのでしょう。

「七の坂」も急坂ですがこの通り階段状に整備されています。ありがとうございます。


「八の坂」。周囲の山々が木々の間から見えます。かなり登ってきました。 


いよいよ「九の坂」です。このあたりから着込んだ身体が汗ばんできました。もう少しで東屋がありますのでそこで1枚脱ぐことにします。

分岐点手前の「東屋」に到着。こちらも周囲は除雪されています。 

そして「十の坂」。 

最後の急な坂も整備されていました。
視界が開けてきました。頂上には先客がお二人です。

「三角山山頂」と 山頂からの街の雪景色です。正面が「円山」で右手奥が「藻岩山」。 期待した「スノーマン」像等も無く少し殺風景です。「円山」登山者とは客層が違うのかも知れません。

そして山頂左手の視界。東側に真っすぐに延びる「北1条通り」。奥が「JRタワー」等の都心部です。
「JRタワー」周辺。
その左手の「北海道大学」の敷地と「ポプラ並木」。
「JRタワー」から右手の「テレビ塔」付近です。

山頂からの視界右手の「藻岩山」方向。

更に右手には「宮の森ジャンプ競技場」が見えます。以上で山頂からの眺望を終了。下山へ向かいます。


下山ルートは「九の坂」の分岐点を直進し「宮の森登山口」へ向かいます。左に回り込むと「八の坂」へ。

途中の「二人静かの散歩道」(掲示板は「宮の森登山口」側から見たところ)を経て・・。
「宮の森入口」付近まで戻ってきました。山頂まで登りが約50分、下りが約40分ほどでした。

「宮の森入口」周囲は雪に閉ざされた感じです。最後は「エイヤ!」と道路に飛び降りましたがこちらから登ろうとすると登山道が閉鎖されていると感じるかも知れません。


【宮の森4条10丁目停留所】のある「北1条・宮の沢通り」への下り道は車道部分は除雪が済んでいました。滑る心配が無さそうなので軽アイゼンはここで外しました。

住宅街の「かつら坂」と「曹洞宗浄国寺」から見た「三角山」。【宮の森4条10丁目停留所】がすぐ近くなのですが次のバスまでかなり時間があるので歩いて帰宅することにしました。

帰路途中の「北1条・宮の沢通り」沿いの「宮の森フランセス教会」。

同じく「かんてんぱぱショップ宮の森店」。
寒天を使った「かんてんぱぱ」製品を販売するアンテナショップです。
店内の様子。

表の看板にあった季節限定の「野沢菜」を買おうかと思って入店したのですがパッケージが我が家には大きすぎるようなので代わりに「大根の粕漬け」(150g税込み486円)にしました。併せてベルギー産高級チョコ使用の限定品「テリーヌショコララムレーズン」(同1,430円)、「クレームブリュレの素」(同378円)、「きなこプリンの素」(同356円)を購入しました。

最後に「北海道神宮」を通り抜けさせていただこうと「令和の鳥居」から境内に。
すると鳥居のすぐ裏の林にエゾリス発見。しかも何かを大量に口に咥えています。
木の皮を剥がした木くずのようです。帰宅して調べると巣材を集めているようでこれから子育ての時期なので快適な巣作りに励んでいるのかも知れません。一度「円山公園」の木道付近で口に大量の木くずを咥えたリスを見かけたことがあったのですが実際に木の皮をはがしている現場を見たのは初めてです。

剥がした木の皮は運びやすいように手も使って器用に丸めて・・。
スタコラと別の木の上に上っていきました。

次いでいつものリススポットの「神宮茶屋」裏も拝見すると・・。
こちらにもカメラマンの視線を集めるエゾリスの姿がありました。最近では気温も上がりリスの活動が活発になっているのかこの場所でも頻繁にリスの姿を見かけるようになりました。
木の実を取りに巣穴に戻ります。
上半身を穴から出して食事タイムです。
少し木の上に上って・・。

こちらでゆっくりと食事を楽しむリスでした。

最後に「公園口鳥居」から境内外に出て自宅へ向かいました。雪で覆われた参道の一部も除雪され石階段が姿を現していました。雪の季節はもう少し。雪の下から草花が見られる日が待ち遠しいです。

積雪時の初めての「三角山登山」でした。時折雪が散る天候ではありましたが雪中散策も良いものです。また頂上からの眺望も楽しむことができました。併せて帰路の「北海道神宮」では珍しいリスの姿を見かけました。子育て準備なのでしょうかリスの活動も活発化してきたように思えます。少しずつ春も近づいて来ているのでしょう。期待して持ちます。ありがとうございました。

「三角山」
札幌市西区山の手 駐車場無料
電話011-211-2522(札幌市建設局みどりの推進部みどりの管理課)

「かんてんパパショップ 宮の森店」
札幌市中央区宮の森2条11丁目6-28 011-623-1741 
 営業時間 : 平日 9:00 ~ 17:00 / 土 10:00 ~ 17:00
 定休日 : 日曜・祝祭日

「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
     11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
     3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2022.3.12)

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