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札幌・円山生活日記

2024年初の円山登山です!

円山の街の魅力を高める自然溢れる「円山公園」。園内の「円山」は天然記念物の原始林が広がる標高225mの小さな山。子供も含め登山を手軽に楽しめ頂上の岩場からは札幌市街地が見晴らせます。冬の積雪の中でも軽アイゼンで登れます。

本日は今年初めての円山登山です。初登山は正月三が日に!と思っていたのですが各種の予定や天候の関係もあり既に1月中旬です。でも1月15日頃までが松の内とされている地域もあるようですので滑り込みセーフで門松のあるうちに出かけたこととします。そんな“初”をリスたちが登山道で出迎えてくれました。

「八十八ヵ所入口」。本日も「八十八ヶ所コース」で登り「動物園裏コース」で下山予定です。
モンベル 札幌赤れんが テラス店」で購入したmont-bell製のチェーンスパイク(軽アイゼン)を装着します。
商品のパッケージ。店員さんに「爪が靴裏全面についているので歩きやすい」と勧められたものです。

弘法大師をご本尊とする「大師堂」で安全祈願した後に雪に覆われた階段からスタートです。階段全体が雪でスロープ状になっており早速チェーンスパイクの効果発揮です。

階段上の雪帽子をかぶった「第一番觀音像」。これから第八十八番まで道程確認も兼ねて観音像を確認しながら登ることにしています。

「八十八ヶ所コース」では傾斜が急ですが円山山頂まで1.0㎞、「動物園裏コース」で周り込めば傾斜は楽ですが1.7㎞と時間を要します。

「稲荷神社」。「第二番觀音像」辺りからは緩やかな坂道です。
「第二十番観音像」付近。 引き続き緩やかな坂道が続きます。

「第四十番観音像」付近から傾斜が急になってきました。チェーンスパイク装着で正解です。 

「第六十番観音像」付近は馬の背のような場所で緩やかなアップ&ダウンです。 

「第六十番観音像」は口元が将棋の加藤一二三 九段に似た穏やかな表情で癒されます。

「第八十番観音像」辺りから最後の急な坂道です。山頂が伺えます。 

視界が開けて「第八十八番観音像」。上は「動物園裏ルート」との合流点です。
合流点を左へ向かうと山頂はすぐそこ。
山頂の岩場に無事到着。登り始めて30分~40分程度です。

札幌市街が一望できます。正面はJR札幌駅付近。
どなたかが作られた雪だるま。疲れ癒し効果大です。ありがとうございます。
すると目の前に白い小鳥が枝にとまりました。シマエナガ?!とシャッターを切ったのですが後ほど「円山公園」のウェブサイトで確認すると蝶ネクタイ模様が特徴の《ヒガラ》のようです。でも白いモフモフ身体が可愛いです。
山頂の山神碑の裏辺りから見た北方向。「環状通」と奥は石狩湾。
 
それでは山頂の祠の脇を通って「動物園裏ルート」で下山へ。
途中の5合~6合目辺りでしょうか。先の木の上に小動物を発見。
木の実を齧るエゾリスでした。円山の登山ルートでリスを見るのは初です。
反対側の木にもエゾリスがいました。“初”の登山道でのお出迎えです。

こちらは忙しく移動して木の上に消えていきました。
リスにまたね!を告げ引き続き緩い傾斜の坂を下っていきます。円山西町の住宅が見えてきました。ほぼ下山は完了です。
三叉路を右へ「八十八カ所入口」方向へ戻ります。
「円山動物園」との境界柵に沿った自然歩道を歩いていると再びリスがお出迎えです。
木の上からもガシガシと木の実を齧る音が聞こえるので目を凝らして探していると・・リスがいました。

回り込んでパチリ。辛抱強く木の実を開けようと齧り続けるエゾリスでした。



三叉路からのルートは「札幌円山動物園」との境界柵に沿った平坦な道なのですが1か所だけロープの助けを借りて降りる急な傾斜の坂があります。
そこを超えると「札幌円山動物園」下の木道に到着。

「木道」を歩いて無事「八十八カ所入口」に帰着しました。チェーンスパイクもあり登り下りとも不安もなく歩けました。また頂上では今年も雪だるまが、下山途中では初めてエゾリスが出迎えてくれました。結構な散策でした。ありがとうございます。 

「円山公園」
〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘他
円山公園管理事務所 (011)621-0453
地下鉄東西線『円山公園駅』下車3番出口 徒歩 5分
(2024.1.13訪問)

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