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札幌・円山生活日記

ゼラニウムとムスカリの小径と花手水と。~豊平公園&豊平神社~

「豊平公園」は農林水産省林業試験場の跡地を利用して1977年に開園。約7.4haの広い園内は各種バラ等を栽培している「花木園」や多くの山野花が楽しめる「野草園」などの美しい花壇・庭園のほか子ども達が遊ぶ「遊具広場」や「テニスコート」なども整備された市民の憩いの場です。温室を備えた「緑のセンター」では季節折々の花の展示会や各種教室・講習会なども開催されています。

本日は「豊平公園」と「豊平神社」の散策です。「豊平公園緑のセンター」では5月2日(火)から「ゼラニウム展」が開催されており、また同園の「野草園」では4月に来た時よりも春の妖精たちの開花が進んでいる模様です。併せて近くの「豊平神社」では5月1日(月)から7日(日)までの予定で「花詣」で花手水が奉じられているとのことで立ち寄りました。結果はゼラニウム、春の妖精たち、チューリップにムスカリ、さらに花手水と見所いっぱいの散策となりました。

【豊平公園緑のセンター】

「豊平公園緑のセンター」の外観。
「豊平公園緑のセンター」横の《ヤエザクラ》。
「豊平公園緑のセンター」入口。


「ゼラニウム展」(於:緑のセンター1階アトリウム/日時:5月2日火曜日から5月14日日曜日)。

「ゼラニウム展」の会場。赤、ピンク、オレンジなどの多彩な花色や花形を楽しめるゼラニウム32品種60鉢を展示しているそうです。


ゼラニウム'サーモンクイーン’ 》。

星咲きの《ゼラニウム'サーモンクイーン’》。

チョコレート色の葉が珍しい《ゼラニウム'ブラックベルベット’》。

艶やかな花色の《ベラルゴニウム》。

《ベラルゴニウム'ピンクウィズアイ’》。

会場内では販売品の鉢も用意されていました。
【チューリップ花壇“ムスカリの小径”】

次の目的地「野草園」手前の「チューリップ花壇“ムスカリの小径”」ではまだ種類は少ないですがチューリップの開花も始まり写真撮影の人が集まっていました。


もうチューリップとムスカリの季節のようです。次週には「百合が原公園」にも出かけることとします。

【野草園】

「野草園」です。

先月来た際には「エゾエンゴサク」と「カタクリ」が見頃だったのですが盛りは過ぎたようでした。替わって様々な春の妖精たちが見られました。その一つ《ヒトリシズカ》です。

《ヒトリシズカ》。

《キバナカタクリ(洋種カタクリ'パゴダ’ 》。


北海道大学植物園」のような群生ではありませんが《シラネアオイ》も咲いていました。

“山野草の女王”《シラネアオイ》。

《フッキソウ》。以上、春の妖精たちでした。

【豊平神社】

一旦「豊平公園」の外へ出て「豊平神社」へ。

「豊平神社」は130年以上の歴史を持つ由緒ある神社で開拓の神・山林の神・衣食住の神がそれぞれ奉られており、商売繁盛や五穀豊穣、武運長久などにご利益があるそうです。「拝殿」脇には神社の鎮座以前より植生している樹齢200年の《ハルニレ》の巨木が大切に保存されています。

「手水舎」。「豊平神社」ではGW期間の5月1日(月)から5月7日(日)まで花詣を開催しています。
「第5回花詣」は札幌周辺の16神社による共同企画です。

鮮やかな花手水です。

大変結構でした。

4月29日から5月中旬頃までの期間限定で「桜の花御朱印」も頒布されているそうです(写真は神社SNSよりお借りしました)。

【豊平公園】
帰路に「豊平公園」内を抜けて地下鉄駅へ向かいます。公園内ではリス待ちの愛好家の方々が木の上を見つめています。

我が家が「野草園」へ向かう前から皆さんがいて、「豊平神社」に参拝して還って来るまで同じメンバーでした。木の洞に一瞬《エゾリス》が姿を見せたのですが後はお籠りです。今はリスの引っ越しシーズンのようですが貴重な瞬間を撮影するには辛抱強さが必要なようです。感服します。

そんなに根気がないのでは白樺林を見つつ地下鉄駅に向かいました。次に来るのは紫陽花の季節になると思います。白樺と紫陽花の共演が楽しみです。ありがとうございました。

「豊平公園緑のセンター」
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568
https://www.sapporo-park.or.jp/toyohira/

「豊平神社」
札幌市豊平区豊平4条13丁目1-18(国道36号線沿)
受付時間: 9:00 ~ 17:00
電話:011-811-1049
(2023.5.5訪問)

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