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札幌・円山生活日記

円山の街を子供神輿が練り歩き!~開拓神社例大祭~

本日は北海道開拓の功労者をまつる「開拓神社」の例大祭で子供神輿渡御です。昭和53年(1978年)から始まった子供神輿渡御は開拓の精神を受け継ぐ子供たちに担がれた4基の神輿が円山の街を練り歩きます。今年初めて見ましたがとても大がかりな子供神輿でした。
「開拓神社」は昭和13年(1938年)に北海道開拓70周年を迎えるに当たり北海道神宮内に創建。北海道の名付け親である松浦武四郎氏など北海道の開拓に尽くした先人37柱が祭られています。明治2年(1869年)に蝦夷地を北海道という名称に改めた日(8月15日)が毎年の例大祭日です。

例大祭はご神職一行が拝殿に入り午前9時開始。境内には4基の神輿を担ぐ祭典区から集まった子供たちと保護者が多数集まっています。
拝殿傍らには4基の子供神輿と1基の中神輿が設置されています。同神社には重さ4.5トンという日本最大級の大神輿も奉納されているもののそのボリュームから500人以上の担ぎ手が必要となり運営費用もかさむため大神輿渡御は数年に一度しか見ることができないそうです。


拝殿内の神事は斎主による祝詞奏上、巫女の舞などと続きます。
神輿に神様を御遷しする神事。
ご神職一行が退出して拝殿内の神事は終了。
神輿渡御の準備が行われ・・。
37柱の御祭神名を記した旗を持った子供たちが神社を出発。

4基の子供神輿も公園口鳥居から境内外へ出て行きます。
「円山公園」前の道路で神輿渡御の隊列を整えます。パトカーも先導につきます。かなり大がかりな様子に驚いて交通整理係の人にルートを伺うと・・「大通」から「裏参道(南1条通)」を練り歩き西20丁目の社会福祉総合センターで休憩、その後「表参道(北1条・宮の沢通)」を歩いて神社に戻るそうです。「大神輿渡御」の際には札幌中心街まで練り歩くので更に大がかりだと自慢気に話してくれました。
10時30分になり新川皇大神社北響太鼓メンバーの皆さんによる神輿太鼓により渡御がスタート。


37柱の御祭神旗を先頭に、猿田彦、4基の子供神輿に中神輿が続きます。

「裏参道」の西23丁目辺りまでで追っかけは終了とします。
「ペンギンベーカリー 円山裏参道店」(@penguin_bakerycafe.official) でグランプリのカレーパンなどランチパンを買って帰りました。暑かったです。ありがとうございます。

「北海道神宮」「開拓神社」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
     11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
     3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2024.8.16)

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