北海道・製菓企業で圧倒的な首位を誇る「ロイズコンフェクト」。その「ふと美工場」に併設した「ロイズカカオ&チョコレートタウン」がプレオープン中です。カカオ栽培からチョコレートができるまでの「ファーム トゥ バー」の旅をゲーム感覚で体感しながら楽しめます。
今日はプレオープン中の「ロイズカカオ&チョコレートタウン」にやってきました。北海道・当別町と株式会社ロイズコンフェクトの連名での請願により2022年3月にオープンした「JR札沼線(学園都市線)」の新駅「ロイズタウン駅」から徒歩5分ほどです。ロイズ社が約9億円を投じ札幌圏内も含めて全路線が赤字のJR北海道としての20年ぶりの新駅として話題になった駅ですが、同社としては従業員の通勤手段確保と採用促進に加え、工場・施設見学者の増大による知名度の更なるアップと販売促進の狙いがあったのでしょう。その一つとなる新たなアミューズメント施設「ロイズカカオ&チョコレートタウン」が11月7日よりプレオープンしたと知りやってきました。アクセスはJR札沼線(学園都市線)で「JR札幌駅」から「ロイズタウン駅」まで30分強、駅前から工場まではシャトルバスも運行されています。
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「ロイズカカオ&チョコレートタウン」の外観。ゲート前に駐車するのは「JR札沼線(学園都市線)」の新駅として2022年3月にオープンした「ロイズタウン駅」からの無料シャトルバス。
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「ロイズカカオ&チョコレートタウン」1Fエントランス。
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「INFORMATION」デスク。こちらで「ロイズカカオ&チョコレートタウン」見学入口を確認。このすぐ裏手にエントランスがあります。
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現在プレオープン中でチケット価格は大人(高校生以上)1,000円、こども(4歳~中学生)300円、3歳以下無料。
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エントランスで配布される会場MAP。エレベーターに乗り3階に上がりツアースタートです。
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【カカオファームゾーン】
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先ずは3階の【カカオファームゾーン】。南米・コロンビアにあるロイズカカオファームを再現した空間だそうです。
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入口付近。
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ロイズのチョコレートをめぐる旅に出発。
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ロイズが取り組むカカオ栽培の工程が再現されています。
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割ったカカオポッドには発酵させる前の真っ白な実が詰まっています。
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醗酵・乾燥させる工程。チョコレートは納豆と同じ発酵食品で発酵・乾燥等の工程を経てチョコレート工場へ送られます。
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カカオの歴史や性質などの解説コーナーでカカオの豆知識などを知ることができるようになっています。
【工場体験ゾーン】
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【工場体験ゾーン】は工場に届いたカカオ豆がチョコレートになるまでを見て遊びながら学べるエリア。ただしプレオープン期間中は工場の製造設備は準備中で稼働していませんでした。
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それでも工場に届いたカカオ豆がチョコレートになるまでを解説する工程は稼働しています。それそれの工程を体感しながら楽しめるように工夫されています。
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チョコレート工場のエリアへ。様々なゲームでチョコレートづくりを体験するエリアとなっています。
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例えば板チョコレートの空気抜きや・・。
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チョコレートのコーティングなどの工程が・・。
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ゲーム感覚で楽しめるようになっています。特に子供たちにが受けそうなエリアです。
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フォトスポットも用意されていました。
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以上で【工場体験ゾーン】は終了。
【ロイズコレクションストリート】
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【ロイズコレクションストリート】ではチョコレートにまつわるコレクションやロイズヒストリーとともに同社が収集したり寄贈されたアートなどが展示されています。
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船医として世界各地を巡った森部一雄氏のチョコレートパッケージのコレクション。
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一つ一つパッケージを台紙に張り入手過程が記録されています。
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「アルフォンス・ミュシャ」のパッケ-ジ・デザインでしょうか。
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同じく米国のベス・キマリー氏のコレクション。
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ネスレ社はじめチョコレート各社のパッケージ等のコレクションです。
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ロイズのパッケージやヒストリーも展示されています。写真はロイズの1985年の第一号商品のパッケージ。当時は1枚1枚手で包装していたそうです。それにしても1983年に小さな町工場として創業したロイズが40年ほどで現在のように北海道の製菓企業の中で圧倒的な首位を守り続ける企業に成長するとは経営者の才覚に脱帽します。
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ロイズミュージアム。ロイズゆかりのアンティークや絵画、木彫り熊などの作品を展示しています。
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赤木 曠児郎《あいの里公園交差点付近》2012年。
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伊藤正《りんごを持つ》1952年。
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木彫り熊のコーナー。
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砂澤ビッキ《えかし》1984年。
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アンティークのジュークボック等のコーナー。
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ツールド北海道(1990年)で北方自衛隊チームが使用したバイク。
【チョコレートワークショップ】
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【チョコレートワークショップ】では“世界に一つの、チョコレートをつくろう”を合言葉にビッグサイズの板チョコレートにドライフルーツやナッツなどを自由にトッピングし自分だけのオリジナルチョコレートを作ることができます。
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施設入場客限定ですが別途料金がかかります。大人・こども共通で一人1,500円。ただしワークショップの予約はできず同時に利用できるのは10人までなのでお土産の人気コーナーになるかも知れません。
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有料ゾーン最後のメッセージコーナー。
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それぞれの想いを書いて貼り付けて終了です。なお本日は平日でもあり一般客は我が家と数組でしたが旅行社の担当者がツアーに組み入れるかどうかの視察に来ていました。先行する“「白い恋人パーク」に追いつけ”でしょう。頑張ってください。
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最後に工場直売店に戻ってきました。200種類以上のロイズのチョコレートや焼き菓子のほか直売店限定のパンやスイーツなども販売しています。
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JR「ロイズタウン駅」記念のオリジナル商品も販売しています。
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さらに同店限定のソフトクリームです。
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「ジャージーミルクのソフトクリーム」税込み450円。濃厚旨味のソフトクリームでした。
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ソフトクリームなどのイートインも含め休憩スペースもゆとりをもって用意されていました。以上で「ロイズカカオ&チョコレートタウン」見学は終了です。
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見学開始が14時。受付で見学所要時間は1時間30分程度と言われたのですがJR線の本数の少なさもあり帰路便の時刻にはすっかり陽も落ちていました。予想以上の施設の充実にすっかり時間をとられてしまいました。仲々の充実のプレオープン施設訪問だったということでしょう、ありがとうございました。
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単線の駅から帰路に向かいました。
「ロイズカカオ&チョコレートタウン」
北海道石狩郡当別町ビトエ
北海道石狩郡当別町ビトエ
電話;0570-055-612(10:00~17:00)
※予約やその他のお問い合わせはメールでお願いします
(アドレス:royce.cct@royce.com)
※予約やその他のお問い合わせはメールでお願いします
(アドレス:royce.cct@royce.com)
開館時間;10:00~17:00(最終入場は15:00まで)
※不定休 ※1Fショップは9:00~18:00 営業
※不定休 ※1Fショップは9:00~18:00 営業
(2022.12.16訪問)