2015年8月に「円山商店街」の一角で始めた大福のお店「ささや大福」。店主自ら生産地へ足を運び厳選した北海道産の餅米、小豆、黒豆など使用の大福類が大人気です。売り切れ次第終了ですので早めのお出かけをお勧めします。
本日は円山商店街の「ささや大福」です。円山には「森彦(café MORIHICO.)」を筆頭に人気のカフェとともに「○○専門店」というのが多くあります。思い付くだけでメロンパンの「まるやまめろん」、チーズケーキの「どるちぇ ど さんちょ」 、ベーグルの「マルヤマベーグルLOOP」、カップケーキ、ドーナッツ、タルト、カヌレ、スコーン、マフィン、豆料理等々の専門店があり、これだけで商売が成り立つのだろうか?というのは余計な心配のようです。「ささや大福」もその一つで人気の和菓子屋が何軒もある中で大福(&おはぎ)だけで商売をしています。しかも午前中の早い時間に主要商品が売り切れることもあります。そんな大人気店でこの季節限定で販売しているのが「いちご大福🍓」です。先般「円山商店街」を歩いていて店頭に貼り出しがあり気付きました。その時は既に完売だったので本日開店早々に出かけてきました。店の場所は地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩3分ほどの「円山商店街」の一角にあります(地図)。

大通西23丁目と24丁目の間の「円山商店街」。明治の中頃から始まった朝市『円山朝市』がルーツだとか。 北1条・宮の沢通まで続きます。

その一角の「ささや大福」。店舗敷地のマンション建設工事のため休業していましたが2022年8月より新店舗にて営業を再開。再開直後は開店早々に売り切れるような日もありましたが最近は少し落ち着いてはいます。それでも商品が揃っているのは午前中の早い時間帯です。

1月下旬ころより販売を開始した「春の香りいっぱいのいちご大福🍓」。

本日は開店後30分頃(9時30分頃)入店。早い時間ですので商品ケースの中は定番商品が全種類揃っています。

店の大福は北海道食材に拘り、小豆は十勝産「えりも小豆 」、もち米と黒豆は空知地方北部の雨竜郡北竜町産の「風の子もち」と「黒仙石」を使用。いずれも店主が生産地に足を運んで厳選したものとか。定番は「塩豆大福(つぶ餡)」「塩豆大福(こし餡)」「よもぎ大福」「くるみ大福」(いずれも税込み240円)の5種類。

そして季節限定の「いちご大福🍓」(大サイズ同320円)。少ないですがまだありました。何ケースかは追加されると思いますが数量限定ですので売り切れ御免です。


本日購入した大福4種。「塩豆大福」「よもぎ大福」「くるみ大福」と比較しても大粒苺を丸ごと使用の「いちご大福🍓」が一周り以上大きいです。賞味期限は本日中です。

まずは定番で人気No.1の「塩豆大福」。同店の大福は何れも『モチモチのしっかりとした歯ごたえのもち皮』と『さらっと爽やかな甘味の餡』でかなり美味しいです。その中で「塩豆大福」はもち皮にたっぷりと練り込まれた塩味の効いた粒の大きな黒豆が秀逸です。

一方「くるみ大福」はもち皮を凸凹させる程のくるみが大変良い感じ。リスの気持ちが判るような大福です。

「よもぎ大福」。濃厚なよもぎ風味が類を見ません。


そして「いちご大福🍓」です。苺成分を練り込んだもち皮、爽やかな甘さの餡、そして酸味のある瑞々しい苺と食味も食感も大変良いバランスで美味しいです。よくぞ!「いちご大福🍓」を発明した人にも感謝してご馳走様です。


なお店で販売しているのは大福以外には4種(「つぶ餡」「こし餡」「きなこ」「ごま」)の「おはぎ」のみです。こちらも春と秋の彼岸の時期には大増産する人気ぶりのようでした。

「円山商店街」と「ささや大福」の入る高級賃貸マンション「アッシュマルヤマ」。奥が「藻岩山」です。
「ささや大福」
札幌市中央区大通西24丁目1-26アッシュマルヤマ 1F
TEL: 011-624-7751
札幌市中央区大通西24丁目1-26アッシュマルヤマ 1F
TEL: 011-624-7751
営業時間:午前9時~(売り切れ次第閉店)
日曜定休

(2024.3.26)