“札幌まつり”として親しまれる「北海道神宮例祭」は明治5年(1872年)から脈々と続く札幌随一のお祭りです。16日は神輿渡御で午前9時頃にご祭神をのせた神輿(鳳輦)4基が「北海道神宮」を出発、市中へ向かう途中で合流した9基の山車とともに参加人数およそ1000人で札幌の中心部を回りました。
【午前】
これまで神輿渡御の「発輦祭」を拝見したことが無かったので今年は8時前に神宮へやってきました。渡御を担われる方々が早くから集まられていました。
16日午前8時より「発輦祭」です。ご神職一行が拝殿に入り神事開始。
拝殿内には4基の神輿(鳳輦)が置かれています。
宮司による祝詞やお祓いなどの神事が30分ほどで終了。
神輿(鳳輦)が拝殿より慎重に担ぎ出されます。
神門をくぐり抜け2つ目の階段。
そして第二鳥居下の階段を降ります。
第二鳥居下に勢揃いした4基の神輿(鳳輦)。
「ピーヒャラドンドン」「ピーヒャラドン」と笛や太鼓の音とともに「維新勤王隊」の皆さんが合流され・・。
神輿(鳳輦)が神宮を出発します。
午前9時頃に第一鳥居付近に待機していた一行も行動開始です。年番「第十八祭典区」の皆さん 。市中へ向かいます。
先頭付近で誘導するのが「猿田彦」。
そして「維新勤王隊」の皆さんです。
4基の神輿(鳳輦)が「明治天皇」を先頭に続きます。
「少彦名神」。
「大那牟遅神」。
そして「大国魂神」です 。
宮司の馬車とともに市中へ。
【午後】
一行は「頓宮」で休息。
拝殿前に置かれた4基の神輿(鳳輦)。
午後1時過ぎに「頓宮」を出発。
「東三丁目通」から南3条線へ右折、西へ向かいます。
その後には合流した9基の山車が続きます。
琴似祭典区の山車。山車人形は「名和長年」なのですがお隠れ。雨が降り始めていたこともあり他も同様の山車が多かったです。
桑園祭典区の山車と山車人形「桃太郎」。
豊平祭典区の山車。
華やかなフジの飾り付けの東北祭典区。
同じく本府祭典区の山車 。
山鼻祭典区の山車人形は「島判官」。
豊水祭典区。
第七東祭典区。
西創成祭典区の山車でした。9基の山車も見終え以上で本日の神輿渡御見物は終了です。行列はこの後街中を周回し「駐輦祭」の行われる西4丁目交差点(三越前)へ向かうのですが悪天候が予想され昨年も拝見したこともあり「狸小路商店街」を抜けて帰路へ。
「創成川公園」付近から見たテレビ塔。
「狸小路商店街」では神輿や太鼓の披露が行われていました。
「モユクサッポロ(moyuk SAPPORO)」近くから地下道へ入る頃には大粒の雨。「駐輦祭」の頃には土砂降りだったということですが「北海道神宮」への還輦の頃には雨も止んだようでした。いずれにせよご一行の皆様は大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2024.6.17)