“札幌まつり”として親しまれる「北海道神宮例祭」は明治5年(1872年)から脈々と続く札幌随一のお祭りです。毎年6月14日から17日に斎行され15日の「例祭」当日には拝殿内にて神事が執り行われるとともに神門内には「御鳳輦(ごほうれん)」が展示されています。同時に境内の各会場では伝統的な奉納行事が実施され参道の屋台とともに多くの参拝客で賑わっています。
表参道沿いの「北海道神宮御祭禮」の幟旗。
「第二鳥居」から境内に入ります。
【御鳳輦】
【御鳳輦】
神門をくぐると4基の「御鳳輦(ごほうれん)」が奉安されています。
神宮の御祭神です。「大国魂神」と「少彦名神」。
そして「大那牟遅神」と「明治天皇」。
「拝殿」には「新年」などの特別な時のみの紫色の幕がかけられておりお詣りする人の長い列が続いていました。
【例祭】
「例祭」(15日午前10時)の神事です。警備員の先導のもと御神職巫女等祭員一行が拝殿に進みます。
御神職巫女等祭員一行。
昨年は拝殿内での神事が外から拝観することができたのですが本年は扉が閉じられてしまいました。残念です。
神事終了後に退出され神門前で記念撮影される御神職巫女等祭員一行。
【奉納行事】
奉納行事は例祭期間中に各会場にて開催です。
会場の一つ「土俵舞台」で「和太鼓演奏(和太鼓タヲ北海道)」の皆さん 。
同じく「獅子舞・和太鼓演奏(新芸能集団「乱拍子」)」。
「神前舞台」で開催の「三条神楽(北海道神宮舞楽会) 」。
最後には人気の餅撒きです。
「神門内向拝下」での「浦安の舞(立正佼成会札幌協会)」。
記念撮影される「立正佼成会札幌協会/北都乙女座」の皆さん。
「弓場」での「古代大的式並びに弓道奉納」。
「古代大的式並びに弓道奉納」は札幌弓道連盟の皆さんにより昭和34年(1959年)より奉納されているそうです。所作は古代大的式の礼式によります。
見事に的を射抜いた矢を外すのも礼式によるそうです。
神門前で整列される札幌弓道連盟の皆さんでした。
屋台が並ぶ賑やかな参道を向け公園口鳥居から境内外へ出ました。本日もお疲れさまでした。ありがとうございます。
いよいよ16日は「神輿渡御」です。【札幌まつり(北海道神宮例祭)2024~16日神輿渡御~】に続きます。
いよいよ16日は「神輿渡御」です。【札幌まつり(北海道神宮例祭)2024~16日神輿渡御~】に続きます。
「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2024.6.16)