「北1条・宮の沢通(表参道)」の北海道神宮「第一鳥居」近くの「ADATTO maruyama(アダット マルヤマ)」。石窯で丁寧に焼き上げた本格ナポリピッツァなどが人気のイタリアンです。カジュアルな雰囲気とフレンドリーなマスターで地元民御用達のようです。
この店は毎週のテニスへの往来や日頃の買い物の際に頻繁に前を通り以前より気になっていました。店の看板「ADATTO」の横に《PIZZA》《PASTA》などと書いてあるのでイタリアンの店のようですが昼営業をしているのかが不明で未訪問のままでした。丁度、同店も円山エリアの飲食店などを対象とした30%プレミアムチケット「マルプレ! 」が利用可能であったこともあり、またグルメサイトでネット予約ができたので開店早々の正午にテーブル席を予約してやってきました。場所は地下鉄東西線「円山公園駅」のバスターミナル脇の道を北上し4~5分の「北1条・宮の沢通」との交差点の手前にあります(地図)。
「ADATTO maruyama(アダット マルヤマ)」の入る「UNCLE(アンクル)ビル」の外観。3階が会席風和食膳が人気の「味ごころ たけだ」 です。
「ADATTO maruyama」のエントランス付近。右側はテラステント席のようですが扉に【OPEN】などの表示もなく長らくランチ営業中なのか不明でした。本日は予約があるので真っすぐにドアへ向かいます。
店内に入ると以外と奥が深く最奥部のカウンターにはマスターと親し気に話す常連さんのような方が1名。その周囲にはロールスクリーンで仕切られた4人用テーブル席×4に・・。
入口すぐの右側にも4人用テーブル席×1と2人用席×1がありました。
夜のメニューです。
一番手前の2人用テーブル席は人気のカップルシートだとか。スクリーンを降ろすと個室感覚で利用できるそうです。
中ほどのテーブル席に案内されメニューを拝見。ネット情報では「前菜の盛り合わせ」があると言うことなので聞いてみると「ランチタイムは種類が限られるがA LA CARTEもので盛り合わせることは可能」とのこと。またPIZZAの「ハーフ&ハーフ」は「基本はディナータイム用だがランチでは時間がかかっても良ければ対応可能」ということでした。マスターと話していると「できることは出来るだけ対応しよう」という姿勢が感じられ好感しました。
「前菜の盛り合わせ(2人用)」。税込み850円(たぶん)。A LA CARTEの「グリーンサラダ」「生ハム」「マスカルポーネと蜂蜜のクロスティーニ」を一皿盛りにしたのもの。
グラスの白ワイン(同500円)は大振りのグラスになみなみと注がれます。シャルドネ風のすっきり味でした。
「生ハム」(右)、「マスカルポーネと蜂蜜のクロスティーニ」(左)、「グリーンサラダ」(奥)を取り皿に分けていただきます!
「牡蠣のクリームパスタ」(同1,400円)。最初から2皿に取り分けてサーブされます。「2人でシェアされるようなので大盛りにしました!」と親切なマスター。
具材は中粒の牡蠣が5個ほどでシンプル。さらさらのサッパリ塩味のクリームソースにしっかりアルデンテのスパゲッティを絡めていただきます。
パスタを食べ終えて程なくして登場の「マルゲリータとクワトロフォルマッジのハーフ&ハーフ」(同1,250円・単品価格が違うので足して割った額がハーフ&ハーフの金額の模様)。左奥が「マルゲリータ」で右手前が「クワトロフォルマッジ」。大きさはデリバリーピザのMサイズより少し大きめで見た目良し。4日間低温発酵させた生地を500度の石釜で焼き上げたというナポリピッツァはパリッと軽めで少しモチっと感もあります。
「マルゲリータ」はたっぷりトマトソースの酸味とモッツァレラの塩気のバランスにバジルの香りが効いた味。「クワトロフォルマッジ」はマスカルポーネ、モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノの4種のチーズの合わせ技。特にゴルゴンゾーラの青かび味が好きです。
「クワトロフォルマッジ」に味変の蜂蜜をかけるとチーズの塩気に甘味が加わり少しデザート感覚でもいただけました。
デザートには「ガトーショコラのバニラ・ジェラート添え」(同600円)に・・。
「フランボワーズのジェラート」(同400円)。
ランチのセット・ドリンクの「コーヒー」はナポリのコーヒーブランド《キンボ》。バランスのとれた酸味とほんのりした甘さの飲みやすいコーヒーでした。
会計をして店外に出てもやはり【OPEN】などの表示は出ていませんでした。でもランチタイムが営業しているのか不明で躊躇していたのは我が家のみで次から次へと客が入ってきました。マスターとの会話からお馴染みさんも多いようで地元でカジュアルに使える人気店のようでした。気さくで親切なマスターは手際も良く大変楽しい時間を過ごさせていただきました。ご馳走様です。
また少し雪が降ってきましたが少し遠回りして「円山公園」経由で帰宅します。
歩いていると遠路脇の木に雪のリス・アートを発見。
昨シーズンも登場した作品と同じ作風です。
こちらのスノーマンとバケツアートも。同じ作家さんなのですね。
橋の欄干上の雪リス。
ありがとうございます。今シーズンも楽しませていただきます。
「ADATTO maruyama(アダット マルヤマ)」
札幌市中央区北1条西27-3-20 アンクルビル 1F 011-614-1235
営業時間 ランチ12:00~14:00/ディナー18:00~22:00
定休日 火曜日 その他不定休有り
(2022.12.3)