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札幌・円山生活日記

ピクサー・キャラクターが大集合です~「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」@札幌芸術の森美術館 &「PIXAR! PIXAR! PIXAR!」@大丸札幌店 7階ホール~

ピクサー・アニメーションの制作の舞台裏に迫りカギとなる8つの工程を分かり易く解説する「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」が「札幌芸術の森美術館」(会期:4月19日(火)~6月28日(火))で、“ピクサー作品大集合!展示を見ながら買い物を楽しもう!”をコンセプトとするイベント「PIXAR! PIXAR! PIXAR!」が「大丸札幌店 7階ホール」(会期:4月20日(水)~5月9日(月))で開催中です。ともにピクサー・キャラクターにあふれファン必見です。 

本日は「札幌芸術の森美術館」で「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンスンス」の鑑賞です。地下鉄東西線「円山公園駅」構内に同展のポスターが掲示されておりGW期間中は混むことが予想されることから会期開始早々に出かけて来ました。また帰路には「大丸札幌店 7階ホール」で展示が始まったイベント「PIXAR! PIXAR! PIXAR!」を観覧してきました。2つの展示会はほぼ同時期に開始ですがコンセプトは異なり相互に補完するような内容です。いずれもピクサー・キャラクターが大集合しており子供連れの家族をはじめピクサー世代の人気を集めそうなイベントでした。どちらを先に見るか少し考えたのですが先に遠い方の「札幌芸術の森美術館」から周ることとしました。アクセスはいつもの通り地下鉄東西線「大通駅」で南北線に乗り換え終着の「真駒内駅」から中央バス(空沼線・滝野線)に乗り「芸術の森入口」で下車です。

【PIXARのひみつ展いのちを生みだすサイエンス@札幌芸術の森美術館 】
「札幌芸術の森」入口付近。シンボルアートの伊藤隆道氏作「空と地の軌跡」。ここから右手奥の「札幌芸術の森美術館」に向かいます。

「札幌芸術の森美術館」外観。

「札幌芸術の森美術館」入口。で検温と手指消毒の後に連絡先を記入提出します。GW時等の混雑整理用の導線が確保されています。幸い本日は余裕でした。


「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンスンス」のポスター。
“本展は世界初の長編3Dアニメーション映画『トイ・ストーリー』をはじめ『モンスターズ・インク』、『カーズ』などを手掛けたピクサー・アニメーション・スタジオと、世界最大の科学センターの一つ、ボストンサイエンスミュージアムが共同開発した展覧会。北米では「The Science Behind Pixar」と題して2015年に始まり、アメリカ・カナダを巡回後、2019年4月にはアジアで初めて東京で、次いで新潟、大阪ほかで開催され、計250万人以上を動員しました。
内容はピクサー・アニメーションの制作の舞台裏に初めて迫り “PIXARのひみつ“を解き明かしていくもので、アニメーション制作のカギとなる8つの工程が分かり易く解説されています。参加者は体験展示を通して、しらずしらずのうちに“PIXARのひみつ”に触れていくことができます。ピクサーの作品がいかに数学や科学の技術を用いて作られているかを知り、新鮮な驚きを得ることでしょう。”

展示会場入口。入ってすぐに5分間のイントロ映像の放映があるため入口附近で滞留が発生しています。展示会場内の混雑緩和・入場者整理の役割もあるのでしょう。本日の鑑賞者は子供連れが大半でした。

展示会場風景。通常の美術展にある仕切り壁を全て取り外し全フロアが見渡せるようになっています。

会場中心にはPIXARアニメーション制作のカギとなる8つの工程の解説があります。
8つの工程は「モデリング」、「リギング」、「サーフェイス」、「セット&カメラ」、「アニメーション」、「シミュレーション」、「ライティング」、「レンダリング」で構成されます。

「モデリング」コーナーの「トイ・ストーリー」に登場するスペースレンジャーのおもちゃ《バズ・ライトイヤー》。展示会は基本的に写真撮影OKでキャラクターと一緒に写真を撮れます。また操作で機器に触れることができるので入口でビニール手袋着用です。

「モデリング」の解説。

「リギング」コーナーの「モンスターズ・インク」に登場した一つ目のキャラクター《マイク・ワゾウスキ》と怖がらせ屋《サリー》。

「リギング」の解説。
それぞれのコーナーにはピクサー映画で使われている制作技術を実際に自分で体験出来る体験展示が多くあります。こちらはレバーを動かしキャラクターのパーツを動かす展示。

「セット&カメラ」のコーナー。セット内の草むら内の虫の目から見る風景を体験できます。
「セット&カメラ」の解説。
こちらはタッチパネルでキャラクターの部屋をデザインする展示。

「アニメーション」コーナーの「Mr.インクレディブル」に登場したデザイナー《エドナ・モード》。
「アニメーション」の解説。


「シュミレーション」のコーナー。人間の髪の毛や馬のタテガミの表現の工夫を体験できます。
「シュミレーション」の解説。
プログラミングされた魚の群れの行動をコントロールする展示。


「ライティング」コーナーの「ファインディング・ニモ」に登場したナンヨウハギ《ドリー》。
「ライティング」の解説。

「レンダリング」のコーナー。

「レンダリング」の解説。本展は北米では「The Science Behind Pixar」と題し開催されたという理由が判りました。制作には科学、特に数学が多用されており「長編3Dアニメって作るのに大変なんだ!」と溜息が出ます。

以上で展示の終了です。「グッズショップ」の「工芸館」に誘導されます。

グッズショップ会場の「工芸館」。
グッズショップ会場入口。
会場内。グッズ購入の会計時に展示会の半券が必要になります。
「PIXARのひみつ展」限定のガチャガチャ。500円。
楽しそうなので1回挑戦。入っていたのは人気の《マイク》でした。


「工芸館」前の広場には岐阜県郡上八幡の創業400年の「渡辺染物店」製の郡上本染「鯉のぼり」が気持ち良さげに泳いでいました。

【PIXAR! PIXAR! PIXAR!@大丸札幌店 7階ホール 】
地下鉄南北線「真駒内駅」から「さっぽろ駅」に直行して「大丸札幌店 7階ホール」の「PIXAR! PIXAR! PIXAR!」へ。大丸・松坂屋株主優待カード提示で入場無料になります。

「PIXAR! PIXAR! PIXAR!」のポスター。
“本展は展示を楽しみながらお買い物ができる、今までなかったお買い物を体験できるイベントです。
生き生きとしたおもちゃの活躍を描いた『トイ・ストーリー 』からクローゼットの中のモンスターの物語『モンスターズ・インク』 まで、世界中から愛されるCGアニメーションを生み出し続けるピクサー・アニメーション・スタジオ。ピクサー・アニメーション・スタジオ、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の協力のもと開催となる本イベントには未公開のコンセプトアートやスタジオ社屋のヒミツ、ピクサー作品に隠された遊び心(イースターエッグ)、スタジオで働く日本人クリエイターへの特別インタビューなど、日本オリジナル企画イベントならではの楽しみが盛りだくさん。”

本展も基本写真撮影OKです。先ずはピクサーのアイコン《ピクサーライト》と《ピクサーボール》がお出迎え。


“本展は展示を楽しみながらお買い物ができる”というコンセプトの通り各作品の紹介とともに関連グッズを販売しています。「トイストーリー」のコーナー。
「カーズ」に「ニモ」のコーナー。
多彩なグッズが取り揃えられています。

ピクサーの人気キャラクターの紹介コーナー。「レミーのおいしいレストラン」に登場した主人公のネズミ《レミー》ほか。 
ピクサーのアイコン《ピクサー・ボール》の解説と販売品。

ピクサー本社・スティーヴ・ジョブズ・ビル玄関に設置されているというレゴブロック製《ウッディ》と《バズ》の模型も展示されていました。

以上で展示終了です。


更にグッズコーナーがありました。グッズコーナーのみの入場不可です。

会場入口の誰でも撮影可能な《マイク・ワゾウスキ》と《サリー》。

以上で2つのPIXAR展の鑑賞終了です。「PIXARのひみつ展」を先に見て制作の秘密を知り改めて歴代の作品を「PIXAR! PIXAR! PIXAR!」で見るも良し、「PIXAR! PIXAR! PIXAR!」でピクサー作品の歴史を振り返り「PIXARのひみつ展」でその制作の苦労を知るのも良いでしょう。子供はもちろんピクサー作品とともに育った大人も楽しめる内容です。GWには多くの人が鑑賞に訪れることでしょう。特に「PIXARのひみつ展」は体験コーナーが多いので鑑賞客が少なめの日に色々と楽しむことをお勧めします。ありがとうございました。

「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンスンス」
会期:2022年4月19日(火)~6月28日(火)
時間:4月、5月午前9時45分~午後5時00分、6月午前9時45分~午後5時30分(最終入館は閉館の30分前)
会場:札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2丁目75番地)
※ご来園の際はできるり公共交通機関をご利用ください。
観覧料:一般・大学生1,500円(1,400円) 中高生1,300円(1,200円)小学生900円(800円) ※()内は前売、または20名以上の団体料金 ※小学生未満は無料 ※65歳以上の方は当日料金が1,400円になります。年齢のわかるものをご提示ください。 ※障がい者手帳・療育手帳等をお持ちの方は、 当日窓口でご提示いただくと本人と付き添いの方1名が無料になります。
休館日:4月25日(月)
主催:札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)、札幌テレビ放送株式会社 後援:北海道、札幌市、札幌市教育委員会、STVラジオ 
企画制作:ドリームスタジオ 特別協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン 

「PIXAR! PIXAR! PIXAR!」
会期2022年4月20日(水)→5月9日(月) ※会期中無休
会場大丸札幌店 7階ホール
入場時間午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)
入場料<税込>一般・大学生800円(600円)、中高生600円(500円)、小学生400円(300円)、小学生未満は無料
※( )内は前売料金およびディズニー★JCBカード、大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸・松坂屋アプリ会員のサファイアランク以上、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証をお持ちの方のご優待料金です。
(2022.4.20訪問)

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