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札幌・円山生活日記

ギャラリーめぐり〜札幌・大通界隈~

札幌駅から大通駅界隈には「大通公園」や「創成川公園」などのようにアート作品が楽しめる施設のほか大小様々なギャラリーがあります。形態も独りの作家の常設館から多彩な分野の作家に発表の場を提供している施設など、また作家もプロ・アマ様々で多彩な作品を楽しむことができます。そんなアート・ギャラリーの紹介です。

今日は「金井英明 心のふるさと美術館」 、「富士フイルムフォトサロン 札幌」に「ギャラリー大通美術館」を巡ってきました。きっかけは「雪印パーラー本店」で食事をした際のこと、店内に展示されていた作品の金井英明氏の常設美術館が近くにあると聞かされ訪問しました。その時は臨時休館でその次に行った際は土・日・祝日の休業日。ようやく三度目の正直となったのですが、美術展を一巡した時期だったので周囲のギャラリーも折角の機会と訪問することにしました。

金井英明 心のふるさと美術館】
金井英明心のふるさと美術館」の入る「タケサトビル」の「西3丁目通り」に面したエントランス部分。隣は「ホテル法華クラブ札幌」(地図)。

「金井英明心のふるさと美術館」の看板が歩道上に出ています。

ビル3階の「金井英明心のふるさと美術館」 の入口。
“北海道の大自然と人々の暮らしを、30年以上にわたり描き続けてきた田園幻想画アーティスト 金井英明(グランパカナイ) の常設美術館です。”

金井英明氏の作品。氏は上掲の札幌ホワイトイルミネーションの立ち上げに携わるなど各種の社会貢献活動に尽力されているそうです(参照)(画像はウェブサイトより拝借)。

ギャラリーにはショップも併設されており(というよりショップがメインでしょうか)氏の作品が展示販売されています。北海道の風景が主題なので土産品としても良さそうです。
こちらは「雪印パーラー本店」に飾られていたのを気に入って購入した氏の作品。「池に写る赤煉瓦庁舎」という景色が実際にあるのかと見に行ったのですが正面はなくても斜めでは池に庁舎が映るようなのでいずれ写真に撮りたいと思っています。

ショップでは氏の描く田園幻想画を基にした数々のアートグッズも販売。
実は「シナエナガ」作品で良さげなのを探しにいったのですが我が家の空きスペースに合う丁度良いが無く・・。

今回はカレンダーのみを購入しました。

【富士フイルムフォトサロン 札幌】
次は「富士フィルムフォトサロン札幌」です。こちらは「大通公園」を散歩していた際に発見し本日で2回目です。
丁度「隔月刊『風景写真』主催・風景写真Award 2020展」が開催中でした。

「隔月刊『風景写真』主催・風景写真Award 2020展」のカード。

“写真展案内
・第21回前田真三賞「樹想」朝田理恵(あさだ・りえ)氏(全30点)
・隔月刊『風景写真』誌上フォトコンテスト2020年度最優秀受賞作品18点
*隔月刊『風景写真』主催の2つのフォトコンテスト(前田真三賞・『風景写真』誌上フォトコンテスト)の受賞作品展です。

そのひとつ「前田真三賞」は多くのプロ風景写真家を輩出してきた由緒ある写真賞です。2019年の予選、2020年の本選と2年にわたって行われた第21回前田真三賞には、ほんのわずかなものをも見逃さない独創的な着眼点とセンスで、風景を成す自然をグラフィカルで詩的に捉えた朝田理恵(あさだ・りえ)氏の作品「樹想」が選ばれました。その受賞作品全30点を展示します。また2020年度の『風景写真』誌上フォトコンテストにおいて最優秀作品賞を受賞した18作品も同時展示いたします。 ”


浅田理恵氏の受賞作品「樹想」の1枚(ウェブサイトより拝借)。

受付の男性が解説してくれたのですが前田真三賞は1点の写真に対してではなく作家性に着目して選考するため30点もの組写真を全て展示しているとか。写真撮影禁止なので紹介できないのが残念ですが「樹」が全作品を通じたモチーフで「なんでこんな写真が撮れるんだ⁉」と感じる素晴らしい写真が多く充実した展示でした。他の作品も見て思ったのはこんな写真を生み出すのは撮影技術とカメラ等の機材に加え人並外れた「根気」と「熱意」だと感じました。


「隔月刊『風景写真』主催・風景写真Award 2020展」は残念ながら9月1日(水)で終了ですが3日(金)からまた別の展示が始まります。

こちらは10月以降の予定です。入場無料です。力作が多くお勧めだそうです。

【ギャラリー大通美術館】
ギャラリー大通美術館」は初めてです。8月に開催された猫作品展に来たかったのですが時期を逃してしまいました。
“当ギャラリーは、絵画・版画・彫塑・陶芸・手芸・その他これらに類する作品展示のほか各種催しにもご利用いただけるように開設された多目的ホールです。現在の利用状況としては、各芸術分野の作家さんの個展またはグループ展、絵画教室等の作品展、学生さんの部活動の発表の場などプロアマ問わず幅広い層にご利用いただいております。”
当日は以下の展示がありました。

「水彩画・日本画・水墨画【三人展】」のカード。

「水彩画・日本画・水墨画【三人展】」の入口から見たところ。
展示室の内観。80歳になられる函館市生まれのご兄弟の作品展だそうで大変立派なご趣味と拝察しました。


「松崎 敞 陶板画展」のカード。

展示室の内観。
同上。大変手の込んだ作品でした。


次回以降の展覧会の案内も置かれていました。ウェブサイトの「今後の展示予定」もチェックしていきたいと思います。定休日の月曜日以外で近くに来た時にちょっと寄ってみるのも良いかも知れません。

美術館の展覧会を一巡した時期、美術館以外でも色々とアートを楽しめるものと知る良い機会になりました。それにしてもプロ・アマともに作家の皆さんの熱意には大変感心しました。アートを生み出す重要な要素なのでしょう。勉強になりました。ありがとうございました。

「金井英明心のふるさと美術館」
札幌市中央区北2条西3丁目タケサトビル3F 011-231-2460 
開館:月~金 10:30 ~ 18:00 *日祝不定休
E-mail illuminage@salsa.ocn.ne.jp
http://www.guranpa-kanai.jp

「富士フィルムフォトサロン札幌」
札幌市中央区大通西6丁目1番地 富士フイルム札幌ビル1階
TEL 011-241-7170
受付時間:平日10:00~18:00

「ギャラリー大通美術館」
札幌市中央区大通西5丁目11 大五ビル 1階
営業時間:10:00-19:00
定休日:月曜日
電話番号:011-231-1071
http://www.odori-b.co.jp/
(2021.9.1訪問)

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