美術・演劇・音楽など札幌の街が1カ月にわたってアートに彩られる「SAPPORO ART STAGE 2022」。毎年11月を文化芸術月間と位置付けている札幌市で2005年より始まった秋の芸術祭です。 今年も11月1日(火)~30日(水)の予定で開催、子どもからプロフェッショナルまで多くの市民が参加でき幅広いアートを身近に感じることができます。
本日は11月1日(月)より市内各所で開催されている札幌の秋の芸術祭「SAPPORO ART STAGE 2022」の会場の一つ「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)」です。先日「チ・カ・ホ」を歩いていると高校生による「School Art Live 2022」のライブドローイング(作品制作)の現場に遭遇しました。その日は他用もあり、また制作中でもあったことから十分に作品を見ることが出来なかったため本日改めて鑑賞してきました。同時に「University Student Art Competition」や「ボーダレスアート作品展」などが開催され「ART STREET」と化した「チ・カ・ホ」を散策してきました。
本日は11月1日(月)より市内各所で開催されている札幌の秋の芸術祭「SAPPORO ART STAGE 2022」の会場の一つ「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)」です。先日「チ・カ・ホ」を歩いていると高校生による「School Art Live 2022」のライブドローイング(作品制作)の現場に遭遇しました。その日は他用もあり、また制作中でもあったことから十分に作品を見ることが出来なかったため本日改めて鑑賞してきました。同時に「University Student Art Competition」や「ボーダレスアート作品展」などが開催され「ART STREET」と化した「チ・カ・ホ」を散策してきました。
「SAPPORO ART STAGE 2021」のパンフレット(表紙)。
地下鉄東西線「さっぽろ駅」を下車して「チ・カ・ホ」を「大通駅」方向ヘ向かいます。
しばらく歩くと「ART STREET」の表示と作品が見えてきました。
【SCHOOL ART LIVE 2022】
札幌市内の4校が参加する「SCHOOL ART LIVE」 では11月5日(土)、6日(日)の2日間で完成させた作品が11月23日(水・祝)まで「憩い空間」に展示されます。今年のテーマは「チカホのみんなを笑顔に。」です。
札幌南高等学校美術部;作品名《輝奏天街(きそうてんがい)》。
作品の制作風景。
《輝奏天街(きそうてんがい)》。
笑顔という言葉を聞いたときに、思わず笑顔になるような賑やかな絵を描きたいと思いました。そこで賑やかな笑顔につながるサーカスを描くことにしました。
またみんなが集まる札幌の中心である札幌駅を描くことで賑やかさが札幌中に広がることを願いました。
時計が空にあるのは、文字盤が星なので空にあったら面白いと思ったからです。時計の文字盤の星が道になってそこをサーカス団が降りてきます。
またみんなが集まる札幌の中心である札幌駅を描くことで賑やかさが札幌中に広がることを願いました。
時計が空にあるのは、文字盤が星なので空にあったら面白いと思ったからです。時計の文字盤の星が道になってそこをサーカス団が降りてきます。
市立札幌平岸高等学校デザイン・アートコース17期絵画専攻;作品名⦅HAPPINESS》。
作品の制作風景。
⦅HAPPINESS》。
『チカホのみんなを笑顔に。』というテーマから、賑やかで楽しげなイメージを連想しました。白黒の中年男性を中心に、”幸せの再来”を花言葉にもつ札幌の花、すずらんや北海道といえばの生き物をはじめとしたモチーフで、ハッピーな仕上がりになっていると思います。カラフルな色使いにも、ご注目下さい!
札幌北陵高校美術部;作品名⦅もふもふ天国 ~in チカホ~》。
作品の制作風景。
⦅もふもふ天国 ~in チカホ~》。
みんなを笑顔にできるもの、それはもふもふ。
北海道のキタキツネのあの温もりのあるもふもふ
まるで寒い季節でも暖かいチカホのよう・・・
それがとんでもない大きさになったとしたら人々はみな嬉しさのあまり笑顔になり興奮を抑えられないに違いない。そんな人たちが老若男女問わず狂気乱舞する様子をチカホの看板と共に描きました。
ぜひこのもふもふを堪能してください!
北海道のキタキツネのあの温もりのあるもふもふ
まるで寒い季節でも暖かいチカホのよう・・・
それがとんでもない大きさになったとしたら人々はみな嬉しさのあまり笑顔になり興奮を抑えられないに違いない。そんな人たちが老若男女問わず狂気乱舞する様子をチカホの看板と共に描きました。
ぜひこのもふもふを堪能してください!
北海道札幌あすかぜ高等学校Art Unit-Asukaze;作品名《ホームラン》。
制作はほぼ終了。
《ホームラン》。
この作品は真ん中のボールをマスクに見立て、マスク生活をかっとばしたいという思いで作りました。
最後に下描きの上にカマイユで、水の量を使いわけて動きを意識し、色面作りで画面全体の配色をしました。最初にパステルで、人や物の立体感や、激しさを表現しました。
最後に下描きの上にカマイユで、水の量を使いわけて動きを意識し、色面作りで画面全体の配色をしました。最初にパステルで、人や物の立体感や、激しさを表現しました。
【ボーダレスアート作品展】
「ボーダレスアートサポート北海道(BASH)」が企画する「ボーダレスアート作品展」は11月6日(日)~11月23日(水・祝)まで「憩い空間(西)」にて。
[ボーダレスアートサポート北海道(BASH)について]
障がいのある人たちの作品に接していると、そもそもアートってなんだろう?とか、人って?幸せって?私が持っているこの常識って本当に大事なの?というような、そもそも論に想いを馳せることが多くなります。
「ボーダレスアートサポート北海道」(略してBASH)はそんな疑問を追いかけているうちに集まった北海道内の福祉事業所の集まりです。
事業所同志の垣根を越え、障がいのあるなしの境界を越え、表現者として同じ場に立てる場所をつくりたいと思っています。
障がいのある人たちの作品に接していると、そもそもアートってなんだろう?とか、人って?幸せって?私が持っているこの常識って本当に大事なの?というような、そもそも論に想いを馳せることが多くなります。
「ボーダレスアートサポート北海道」(略してBASH)はそんな疑問を追いかけているうちに集まった北海道内の福祉事業所の集まりです。
事業所同志の垣根を越え、障がいのあるなしの境界を越え、表現者として同じ場に立てる場所をつくりたいと思っています。
【University Student ART Competition】
「University Student ART Competition」は道内の美術系大学の作品を対象としたコンペティション。6名の大学生による作品が11月6日(日)~23日(水・祝)北1条東イベントスペース(東)に展示されています。
星槎道都大学・山中柚花さんの作品《不思議な生き物と夜の冒険》。いろんな生き物が共に生きている想像の世界の絵本を作りたいと思いました。作品に登場する生き物はその世界の出来事を切り取った場面です。
札幌大谷大学・米田れれさんの作品⦅Metamorphose》。
北翔大学・平田晟也さんの作品⦅All of You》。
手前より北海道教育大学・横山弥音さん《PIIIIIIIZZA!》、東海大学・ゆぬぼ(星野聖 加藤桜 田中柊菜のユニット)《視覚5%》、 札幌市立大学・喜多山翔さん《かげの家》 。
【出張Think School】
北1条イベントスペース(東)では「出張Think School」として、アートとまちづくりから学ぶ「シンクスクール」制作コースの「5期卒業生展」が開催されていました。
展示のようす。以上で「SAPPORO ART STAGE 2022」チ・カ・ホ会場の鑑賞は終了です。「チ・カ・ホ」はまさに「ART STREET」でした。高校生に大学生、障がい者にプロのアーティストという幅広い作家のアートを楽しむことができました。ありがとうございました。
最後にチ・カ・ホのクリスマスツリー見物です。
「sitatte sapporo」のクリスマスツリー。
「赤れんがテラス」のチカホ入口。
「赤れんがテラス」の1階アトリウム。
例年クリスマスシーズンを彩るツリーが設置されています。大変結構でした。
「さっぽろアートステージ」
開催期間:2020年11月1日~11月30日
開催場所:札幌駅前通地下歩行空間ほか
公式サイト:http://s-artstage.com/2022/
電話: 011-281-7117(さっぽろアートステージ実行委員会事務局)
「さっぽろアートステージ実行委員会事務局」
開催期間:2020年11月1日~11月30日
開催場所:札幌駅前通地下歩行空間ほか
公式サイト:http://s-artstage.com/2022/
電話: 011-281-7117(さっぽろアートステージ実行委員会事務局)
「さっぽろアートステージ実行委員会事務局」
札幌市中央区南2条東3丁目 (株)ノヴェロ内
TEL.011-281-7117(平日 10:00~17:00) FAX.011-281-7119
E-mail info@s-artstage.com
(2022.11.12記)
TEL.011-281-7117(平日 10:00~17:00) FAX.011-281-7119
E-mail info@s-artstage.com
(2022.11.12記)