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札幌・円山生活日記

藤花めぐり〜中島公園〜

自然が織りなす都会のオアシス「中島公園」。公園内には明治初期の洋風建築で国指定重要文化財の「豊平館」、世界的な水準の音響施設を備えた音楽ホール「キタラ」、北海道にゆかりの深い文学者の資料収集・展示の「北海道立文学館」などが点在し、四季を通じて大勢の市民や観光客に親しまれています。自然も豊かで春には桜や藤、秋には紅葉で人気です。

今日は「藤花」観賞に花見以来の「中島公園」にやってきました。「中島公園のウェブサイト」を見ながら訪問時期を探っていたのですが5月22日に「藤棚は現在1~2分咲」と書かれて以降更新がありません(〜5月31日訪問時《*》)。そうこうするうちに円山エリアでは「東家寿楽 」や「ristorante SOLARE 」近くの民家の藤棚は見頃を終えつつあります。このままでは見頃を逸してしまうのではと心配し本日の訪問となりました。結果は見頃までにはもう少しのようでした。それでも緑鮮やかな「中島公園」は見どころも多くそれなりに散策を楽しんできました。
*この記事を書いている6月1日に更新がありました。 「見頃を迎えています」とのことで1日早かったのでしょうか。


地下鉄南北線「中島公園駅」1番出口そばの公園入口を入ったところ。イチョウ並木が緑に色付いて綺麗です。昨年は見逃してしまいましたが紅葉も素晴らしいのでしょう。

【藤棚】

「藤棚」は地下鉄線3番出口脇(9条広場)と菖蒲池沿いにあり上は前者。

藤は咲いてはいますが見頃と言うには少し早い感じです。少し不安になってきます。
菖蒲池沿いの「藤棚」に至ってもこちらからは余り藤花は見えません。
池の方へ回ると漸く多くの開花が見られました。淡い紫色で爽やかな景色です。安心しました。
同上。
それでも開花が進むと花の重みもあり「藤棚」の下に垂れ下がってくるようですがそこまでには至っていません。見頃までもう少しなのかも知れません。

【日本庭園】
それでは「緑の中島公園を楽しむぞ!」と園内を回ることに。こちら「中島公園日本庭園」の「南門」付近。
「リュウキュウツツジ(琉球ツツジ )」と「八窓庵」と池。趣ある景色です。
記念植樹の「須賀川ボタン」。大振りで艶やかな花です。なお日本庭園内にも「藤棚」がありましたが他と比較すると最も開花が進んでいませんでした。

【「豊平館」〜「札幌コンサートホール Kitara(キタラ)」界隈】

「中島公園」と言えば「豊平館」は欠かせません。花はなくとも美しく立派な建物です。
「豊平館」前の「ツツジ」の大株。見事です。

こちらは「豊平館」を池の対岸から見たところ。枝垂れ柳も緑が増しています。
北海道日豪協会創立30周年の記念植樹「キングサリ」。
「キタラ」の改装(〜6月末)も終盤のようで工事用の覆いが取り外されていました。綺麗な外観が戻ってきました。
天文台の向かいあたりの道路脇にある「北海道の形をした切り株」。2015年春に発見された前年に伐採されたポプラの大木の切り株とか。

【百花園跡地(山内壮夫氏彫刻群) 】

「菖蒲池」東の「百花園跡地」の山内壮夫氏彫刻群あたりは「ライラック」が多く植わっているのですが少し見頃は過ぎたようでした。

それでも「ライラックとアート」として山内壮夫氏「笛を吹く少女 」と「ライラック」

同「鶴の舞」と「ライラック」

同「猫とハーモニカ」と「ライラック」

最後に「母と子の像」と緑の芝生と「藻岩山」。

【菖蒲池】
対岸が「藤棚」。
咲き始めの「キショウブ(黄菖蒲)」。 
休止中の「ボート乗り場」と「札幌パークホテル」。
北側から対岸の「キタラ」、その奥の「藻岩山」を望みます。
「菖蒲池」脇の小野健寿氏「のびゆく子等 」と白樺。 

最後にもう一度イチョウ並木を歩いて本日の散策終了です。それにしても今日は寒かった!「リラ冷え」 でしょうか。

寒い中でしたが「中島公園」散策を楽しみました。藤やその他の花々の開花に加え緑鮮やかな公園は気持ちが良かったです。本当に四季折々に見どころが多々あるものと嬉しくなりました。ありがとうございました。なお藤花観賞には来週早々にもう一度来てみたいと思います。

「中島公園」
札幌市中央区中島公園 011-511-3924(中島公園管理事務所)
料金 無料(テニスコートは有料)
公式サイト http://www.sapporo-park.or.jp/nakajima/
(2021.5.31訪問)

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