それを知り、オラは新幹線に乗って盛岡から国立競技場へ向かった。すでに盛岡駅の改札には盛商の生徒たちもぞろぞろ。
新幹線を降り、東京に着いたときはあいにくの雨。これで大丈夫なんだろうか?オラは不安に思った。
準決勝の相手は千葉の八千代高校。この年の八千代に現ジェフ千葉の米倉がいた。
しかし雨のせいか、足技の切れが殺がれていたことは確かだ。オラも雨の中で必死だった。だから試合内容として覚えているのはあのゴールだけだったりする。
あのゴール、というのは試合終了間際の盛商のCK。キッカーは2年の林勇介だ。林のキックが八千代のGKに取られそうになるものの、なんとも幸運な落球。これがゴールに入って盛商が1点をもぎとった。
そういえばその前夜にオラは国立でビラをまこうとして、IRVサッカー通信の国立場外版なんてつくってたな。なぜかいまもオラの家に在庫があるけど(笑)
決勝戦はTV観戦になった。岡山の作陽に1点先制され、しかも林がPK失敗というピンチ。しかしそこから盛商は成田大樹、千葉真太朗らの活躍で逆転を演じ、全国制覇を成し遂げた。
この辺の詳細は斉藤重信先生の自著「夢は叶う」などが詳しい。
盛岡商業高校 2007国立メンバー
GK 石森慎也
DF 平龍介、土屋翔吾、藤村健友、中村翔
MF 諸橋遼亮、松本昌大、千葉真太朗、林勇介
FW 成田大樹、東舘勇貴
余談だが、優勝パレードのとき、かなりはしゃいだため警備員に怒られたこともあった。
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