水戸藩邸で桃太郎たちは井伊大老暗殺の手筈を整えようとします。さらに浪人の木村三次(平田広明)も加わって藩邸のムードは最高潮。
一方、奉行所では近々横行している攘夷や佐幕に名を借りた仕置の取り締まりを強化すると発表。京太郎と太一も他人事ではなかったのです。
ハルヒは街娘のお清(和希沙也)から彦根藩取り潰しを目論む水戸の下級武士を始末して欲しいという依頼を受けようとする。しかしそれは桃太郎を裏切ること、涼を裏切り者の咎で死なせたかげふみ人たちにはできない相談です。
実はお清はササメケの日夏でした。連れの八日市(うえだゆうじ)、浜の丸(結城比呂)はハルヒに桃太郎を殺させ、そこを奉行所に目撃させるという罠を仕掛けていました。
小雪は粉末製造機を作っていました。で、何の粉末かといえばいわゆる融雪剤。この季節、雪の心配された江戸で雪を水に変える魔法の薬を作ろうと努力しました。
その努力の甲斐あって、ついに融雪剤は完成しました。実験すると、長屋の周りの雪は消えてしまいました。
「これ、ドイツで作られた薬」
ドイツではアスピリンなどの微粉末の薬が次々と生産されますが、それは後の世の出来事です。
水戸藩の藩邸にササメケの別働隊が。琵琶様(伊藤美紀)の配下のゆり(木村亜希子)、くるみ(川澄綾子)は水戸藩の武士丸山(鳥海浩輔)を襲撃、殺害。さらにゆりはくるみの手風琴に仕込んでいた手槍を小雪の筆にすり替えました。
続いて二人はみくるを襲撃し、みくるを丸山の死体のそばに置いてしまいます。みくるはゆりの三味線の糸でがんじがらめに遭っていたので、当然動けません。あとは糸を処分して任務完了。
翌日、丸山の死体を桃太郎が目撃。みくるを揺り起こそうとしたのですが、みくるは目を覚ましません。
鶴屋の奥で眠るみくる。まさか自分が水戸藩の武士である丸山を殺したなんて、信じられません。そこにハルヒ、小雪、太一がやってきました。桃太郎から事情を聞かされたかげふみ人たちですが、ハルヒはこれはお清からの依頼を断ったための罰ではないかと悟ります。桃太郎も水戸藩の回し者でないとしたら、彦根のササメケの仕業ではないかと考えました。
ハルヒ、京太郎、小雪はなんと江戸城に大胆潜入。そしてゆりとくるみを始末しますが、処刑は明日の大老登城のときでいいとハルヒが言いました。しかしそれを知ったササメケの首領格・曳山(石田彰)と桃山(櫻井孝宏)は大慌て。翌日の桃の節句の登城はササメケの完全護衛ということになりました。
いよいよ最終決戦・桜田門です!!
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