私は、サポーターを代表して討論を行います。
まず、盛岡ゼブラの現状についてご説明します。
現在盛岡ゼブラは東北社会人サッカーリーグ1部(以下T1)に在籍しております。T1には現在Jリーグ、JFLを目指す所謂物好きクラブが在籍しており、それらの後塵を拝しているのが現状です。
昨年は他力本願ながら入れ替え戦を回避できましたが、今年はすでに開幕より連敗の真っ只中。そのくせグルージャ盛岡には去年以上にがっぷり四つの試合内容。これは全国に盛岡サッカーを嘲笑えと言わんばかりのものではないでしょうか。
私は10年以上盛岡ゼブラのサポーターを続けましたが、その間他県にも積極的に足を運びました。そこでは自分たちにとってサッカークラブが市民のアイデンティティになっていると痛感したわけであります。サッカーの歴史においてはまったく無名な地区からJリーグチームが生まれていく中で、工藤孝一、八重樫茂生、小笠原満男らを生んだ盛岡が何をしてたか。盛岡ゼブラに岩手代表の気概がないと藤原さん仰いましたが、まさにその通りです。そしてグルージャ盛岡と言う砂上の楼閣は生まれました。
しかし盛岡にはサッカーに関して全てが足りません。それをわかっているのならなぜ挙国一致、すなわちグルージャとゼブラの連携はできないと言うのでしょう。ゼブラと組むのを拒んだ連中は一層されたはずです。今こそサッカーの街の機運醸成のために秋田に倣い連携策を考えるべきです。
また未来の話を言えば来年には盛岡商業高校の選手権優勝メンバーが大学を卒業します。彼らを軸に岩手国体制覇、JFL、天皇杯4強を目指すべきだと思います。
しかし現状では「アマチュアだから」と私たちの話に耳を貸そうともしません。私がせっかく盛岡のサッカーを盛り上げようとしているのに、それを快く思っていない連中じゃありませんか。これだから岩手サッカーはだめなんだ、他県人からそう言われます。他県はアマチュアだろうとも市民協働・共闘の姿勢が現れています。横浜のYSCC、ここにグルージャも福島ユナイテッドも負けたわけですが、このチームは常にアマチュア最強を目指し、横浜市民の真のサッカークラブを目指しています。それが横浜にできて盛岡にできないのでしょうか?先達たる工藤孝一、高田利夫両氏が今存命なら盛岡サッカーの現状を嘆いたことでしょう。これはひいてはクラブの成績不振、さらにサッカーA代表の敗因にもつながります。したがって現体制に盛岡サッカーの未来と2016年を任すことは到底できません。
以上で討論を終わらせて頂きます。
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