日々是好写真  毎日の写真生活日記と紀行メモリー

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サント・ヴィクトワール山の朝/セザンヌ展によせて/6

2012年05月03日 | Weblog
サント・ヴィクトワール山の朝/セザンヌ展によせて/6
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サント・ヴィクトワール山の朝/セザンヌ展によせて/5

2012年05月03日 | Weblog
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サント・ヴィクトワール山の朝/セザンヌ展によせて/4

2012年05月03日 | Weblog
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サント・ヴィクトワール山の朝/セザンヌ展によせて/3

2012年05月03日 | Weblog
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サント・ヴィクトワール山の朝/セザンヌ展によせて/2

2012年05月03日 | Weblog
サント・ヴィクトワール山の朝/セザンヌ展によせて/2

さて、今回の「セザンヌ、パリとプロヴァンス」展。作品のラインナップは傑作を外している上に、

公式ページの作品解説はあきれる程に全く幼稚で、セザンヌの感性や考え方を全くわかっていない。

たとえば・・・

今回の目玉と思われる「サント=ヴィクトワール山」 1886-87年 油彩、カンヴァス 59.7×72.4cm フィリップス・コレクション。この作品についての解説は・・・

「エクスの南西、ベルヴュから見たサント=ヴィクトワール山です。画面に安定感をもたらす前景の松、山の稜線と松の枝に繰り返される曲線、水平方向を強調する陸橋など、構築的な画面を目指した、セザンヌ独自の様式で描かれています。」

なんて、もっともらしく書かれていますが、これほどナンセンスな解説、これまで見たことないです!!!

はっきり書きますが、セザンヌは「線」を用いていませんし、「線」による書き方をきっぱり否定したのが彼の本質のひとつ。
この絵のどこが、「線」で「構築的」な画面を目指しているのでしょうか。全くそんなことはありません。

この絵は全体が、色の「面」から緻密に構成された空間表現の作品です。しかもそれはセザンヌ独自の様式ではなくて、印象派からキュビズムにつながる後期印象派のひとつの方法です。

おまけに「画面に安定感をもたらす前景の松」なんて全く見当違いです。反対に前景は「傾き」によって動きの要素を与えているのですから。

まぁ、とにかく、酷過ぎます。他の解説も、腹が立つ程酷過ぎます。

美術館が泣いてます。。。セザンヌが怒ってます。。。

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サント・ヴィクトワール山の朝/セザンヌ展によせて/1

2012年05月03日 | Weblog
サント・ヴィクトワール山の朝/セザンヌ展によせて/1

セザンヌの絵画、とりわけプロヴァンスを描いた作品が好きで、プロヴァンスに行くときはいつもこの山で何日か過ごします♫

さて、3月28日から6月11日まで、東京麻布の国立新美術館で「セザンヌ パリとプロヴァンス」展が開催されています。

国立新美術館開館5周年の記念企画とのことで、パリのオルセー美術館から何点か作品を借りて、その他に借りた作品を併せて展覧しているのですが、主催者の言う程にはたいしたラインナップではないですね。。。残念♫

もともとセザンヌの作品は、いまだにその価値が一般的でなく、というより一般的でない所に価値があるのですから、彼の作品をほんとによく感じ取っている人はごくわずか。今回の企画をした人達も怪しいかぎりです。。。残念♫

プロヴァンスのサント・ヴィクトワール山、直接写真でご覧下さいね♫
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