5月26日(日)に第10回目のサマーコンサートを無事に終了しました。
一つの区切りとして、この10回目には何かいつもと違う記念としての発表会にしたいと思っていました。振り返ってみるまでもなく、現在の私があるのは恩師のおかげ。
お世話になった恩師の福永先生をスペシャルゲストとしてお招きしたいと、アプローチをしました。お忙しい中、ピアノ伴奏も奥様にお願いしご夫婦で快く受けてくださいました。感謝です。
先生に出演をお願いして当日を迎えるまでの間、ずっと忘れていた、しかも都合よく忘れていた過去のことを思い出すことが多くなりました。
記憶とはいい加減なもので、今まで大変だったけど順調に進んできたような気になって、すっかり忘れてしまっておりましたが「そんなこともあった!」と思い出してびっくりしたこと。
私はサックスがただ好きで好きで、音大に行きたいと高校1年の春からレッスンに通い始めました。
しかし、1年を終えるくらいの頃だったか....
今までとは違う難しいエチュードに向かい、思うように練習も捗らず、レッスンが終わって帰る汽車の中では毎度毎度、落胆して、「次こそはたくさん練習して上手に吹けるようになろう。曲も仕上げよう!」と思うけど中途半端な仕上がりのままレッスンに向かう。また同じことの繰り返し....できない自分を責め、そして新しい領域のサックス以外の受験科目の修練にも苦しむ...
こんなことでいいんだろうか?というか、自分なりには頑張っているけど、それにこのままで受かるのかな?なと迷い始めていた時期がありました。
今の私なら、何を言っているの!と過去の自分に「喝!」ですが...
そもそも、どの道に進んでも楽々〜ということにはならないですよね。
ある日のレッスンの帰りに楽器を片付けていると福永先生が突然「あのね。一度決めたら迷わないんだよ。一度迷い出すと、その先に行っても、その先に行ってもいつもも迷って、結局、最後には行きたいところにたどり着かない。だから、一度決めたら迷うのはやめなさい。」と静かにひとこと。
ドキッとしました。突然の話でした。が、「すべてお見通し....」
私がこれでいいのかな?やめたほうがいいのかな?と迷っていたことは誰にも言っていませんでしたが、先生には分かったんですね。
それに自分が行きたいと言って、音大に「行ってもいい」と許可をしてもらっているのに、やめたほうがいいのかな?なんて、まったく甘ったれですね。
それから、迷うのはやめました。
いや...違いますね。
迷ったり悩んだりしたことはあったと思うけど、その度に先生のその言葉を思い出して、気持ちを整えたかもしれません。
なーんていう、すごく大事なことを忘れていたのでした。反省反省。
先生に習っていなかったら、もしかしたらやめていたかもしれません。
先生の指導や、人間的な大きさ、人柄など信頼が厚かったからですね。
ということも思い出して、また新しい気持ちになった10年目でした。
とにかく、辞めてしまっては何も分からなかったけれど、あれからずっと続けていて、お陰でたくさんの素敵な生徒さんに出会い、楽しくレッスンをさせてもらい、
一緒にイベントに出させてもらい、新しい発見や嬉しい気持ち、音楽を続けていたからこそ味わえる楽しみや気持ちの交流。
人生初に聴いた奥様と師匠のソロ演奏と、デュオ演奏は生涯思い出に残ると思います。
ここからまた新しい気持ちで、気を引き締めて進んで行きますので、これからも皆さまよろしくお願いいたします。
一つの区切りとして、この10回目には何かいつもと違う記念としての発表会にしたいと思っていました。振り返ってみるまでもなく、現在の私があるのは恩師のおかげ。
お世話になった恩師の福永先生をスペシャルゲストとしてお招きしたいと、アプローチをしました。お忙しい中、ピアノ伴奏も奥様にお願いしご夫婦で快く受けてくださいました。感謝です。
先生に出演をお願いして当日を迎えるまでの間、ずっと忘れていた、しかも都合よく忘れていた過去のことを思い出すことが多くなりました。
記憶とはいい加減なもので、今まで大変だったけど順調に進んできたような気になって、すっかり忘れてしまっておりましたが「そんなこともあった!」と思い出してびっくりしたこと。
私はサックスがただ好きで好きで、音大に行きたいと高校1年の春からレッスンに通い始めました。
しかし、1年を終えるくらいの頃だったか....
今までとは違う難しいエチュードに向かい、思うように練習も捗らず、レッスンが終わって帰る汽車の中では毎度毎度、落胆して、「次こそはたくさん練習して上手に吹けるようになろう。曲も仕上げよう!」と思うけど中途半端な仕上がりのままレッスンに向かう。また同じことの繰り返し....できない自分を責め、そして新しい領域のサックス以外の受験科目の修練にも苦しむ...
こんなことでいいんだろうか?というか、自分なりには頑張っているけど、それにこのままで受かるのかな?なと迷い始めていた時期がありました。
今の私なら、何を言っているの!と過去の自分に「喝!」ですが...
そもそも、どの道に進んでも楽々〜ということにはならないですよね。
ある日のレッスンの帰りに楽器を片付けていると福永先生が突然「あのね。一度決めたら迷わないんだよ。一度迷い出すと、その先に行っても、その先に行ってもいつもも迷って、結局、最後には行きたいところにたどり着かない。だから、一度決めたら迷うのはやめなさい。」と静かにひとこと。
ドキッとしました。突然の話でした。が、「すべてお見通し....」
私がこれでいいのかな?やめたほうがいいのかな?と迷っていたことは誰にも言っていませんでしたが、先生には分かったんですね。
それに自分が行きたいと言って、音大に「行ってもいい」と許可をしてもらっているのに、やめたほうがいいのかな?なんて、まったく甘ったれですね。
それから、迷うのはやめました。
いや...違いますね。
迷ったり悩んだりしたことはあったと思うけど、その度に先生のその言葉を思い出して、気持ちを整えたかもしれません。
なーんていう、すごく大事なことを忘れていたのでした。反省反省。
先生に習っていなかったら、もしかしたらやめていたかもしれません。
先生の指導や、人間的な大きさ、人柄など信頼が厚かったからですね。
ということも思い出して、また新しい気持ちになった10年目でした。
とにかく、辞めてしまっては何も分からなかったけれど、あれからずっと続けていて、お陰でたくさんの素敵な生徒さんに出会い、楽しくレッスンをさせてもらい、
一緒にイベントに出させてもらい、新しい発見や嬉しい気持ち、音楽を続けていたからこそ味わえる楽しみや気持ちの交流。
人生初に聴いた奥様と師匠のソロ演奏と、デュオ演奏は生涯思い出に残ると思います。
ここからまた新しい気持ちで、気を引き締めて進んで行きますので、これからも皆さまよろしくお願いいたします。
やわらかい口調が戦国の武将徳川家康名言の鳴くまで待とうホトトギス!!
初心を忘るべからず、を肝に銘じて、思い出して稽古に挑戦いたします。
素敵な人との出会い無しに、素敵な人生はありませんね。感謝感謝です^ ^
私もおおはら教室のみなさまとのご縁に感謝感謝です!
これからもどうぞよろしくお願いします!