今日は父の命日

父は5年前の２０００年４月３０日に６９歳で亡くなりました。
１０年前にくも膜下出血の手術の際に輸血された血液に寄って
Ｃ型肝炎を併発してしまったのです。

くも膜下出血で倒れるまでは、病気知らずのパワフルな父でした。
私が生まれる数年前まで遠洋漁業と言って、遠くアフリカの方へ
出かけていく船乗りだっただけあって、そんなに大柄ではなかったけれど、
年の割りに引き締まった、足なんてモデルのようにカッコいい
それで居て、おしゃれな父でした。

くも膜下出血で倒れた時も覚悟してくださいと言われる
危険な状態だったのに、奇跡的に回復して１ヶ月ちょっとで
退院することが出来ました。

それなのに、助けてもらった輸血が原因でまた新たな病気に
なってしまうとは。

Ｃ型肝炎になって１０年。
スラッとして、素敵なおしゃれな父は
肝臓病特有の症状からくる、腹水のせいや、
顔色の悪さ、全身倦怠感などで、本当に辛そうでした。

けれど、私の妊娠（まぴ）も有って
後余命６ヶ月と言われた所を、更に８ヶ月も頑張ってくれました。
孫を抱かせてあげたかった・・・と私に言わせないために。

お父さん、５年前に戻れたら
まだ会えるのかな？最後には間に合わなかったから
毎年命日の朝を迎えると、こんな気持ちになってるよ。

毎年お父さんの命日はいいお天気だね。
やっぱり晴れ男だね。
今日、お父さんのお墓にみんなで行くから、まっててね。