先日のコードカラーが見えるという話の後でのTHE WAREHOUSE、場所は大阪京橋ソムリエ。マスター、古希のお祝いということだったのだが本当に信じられないぐらい元気な古希である。
ひで氏です。
ソムリエでのライブというのは節目節目で色々とTHE WAREHOUSEに影響を及ぼしている。それはピアノについてだ。
THE WAREHOUSEのライブでは、必ず88鍵のフルサイズピアノが必要になる。ライブハウスやバーによっては案外置いてなかったりするので、その場合は必ず持ち込まなければならない。ユニットがライブをし始めた当初、毎回田中氏の自宅にピアノを取りに行っては、二人で電子ピアノをもってらせん階段を「ひゃっほう!」とギリギリのラインで衝突・転倒を避けながら命からがら車に積み込んで、約1時間かけて運んでいた。それはもちろん帰りに全く逆のことを繰り返すことを意味する。
これがかなりの地獄絵図だった。
毎回となるとさすがにこれは…ということで、あるソムリエライブの時に田中氏から提案があった。それは田中氏の実家に眠っている電子ピアノを私ひで氏宅に常駐させておき、樫本君には運搬面で迷惑をかけるが毎回そこから出動するということでどうだ、ということだった。
その案を快諾した私ひで氏、その後何回か自宅からの運搬をし続けるが、ほとんどとっかかりのない全長150センチほどの物体を縦にして運ぶのは思った以上に精神的にプレッシャーがかかることが分かった。しかも鍵盤のほうを内側にして運ぶのは常に体に鍵盤が当たってとても機械に悪そうだし、逆でも常にどこかのキーには手の圧が思い切りかかるのでこれまた非常に良くない…しかもバランスを崩して倒れれば大惨事だ。それでドラマチックにピアノがダーーーン!とでも鳴ってくれればまだ救われるが電子ピアノなのでそうなったとしても無音だ。悲しすぎる。
ということでまたあるソムリエライブをきっかけに私ひで氏は田中氏に、ローランド社製の純正のケースを買いませんか、と提案してみた。ケースであれば、一応肩に引っ掛ける紐が付いているのでかなりラクになるのではないかと思ったわけだ。結果から言うと、これによってピアノの運搬は激変した。頑張れば一人で運べるのだ。
ただ、持ち運びはじめがかなりきつい。地面に置いたまま並行に立ち、自分もひざまずいてせえので立ち上がるのだが、なんかのトレーニングか、というほどの負荷が腰と膝にかかる。かついでからの肩への負荷も相当なもので、風にでも吹かれたら終わりだし、過去にはこんなこともあった。
しかし人間慣れというのは恐ろしいもので、私ひで氏は今はというともう楽勝で一人でピアノを持ち込みセットできるようになった。
ソムリエが作り出したといっても良い我々のピアノ運搬物語。この苦労をしてでも歌いたいと思うのがソムリエのステージでありTHE WAREHOUSEの曲たちであり、田中氏のピアノの存在だ。
この日も田中氏のピアノの振動を肌で感じながら、吸収しながら歌うことができたように思う。特にLiving Without Youは気持ちがぐっと入って、
自分でも印象に残るパフォーマンスになった。
見に来てくださった方々、ソムリエのマスター、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
今回も素晴らしい写真をたくさん取っていただいたHidehiro Shirakashiさんに感謝。あの限られた空間でこれほどのバリエーションに富んだ写真が撮れるって、シンプルにすごい!
ひで氏です。
ソムリエでのライブというのは節目節目で色々とTHE WAREHOUSEに影響を及ぼしている。それはピアノについてだ。
THE WAREHOUSEのライブでは、必ず88鍵のフルサイズピアノが必要になる。ライブハウスやバーによっては案外置いてなかったりするので、その場合は必ず持ち込まなければならない。ユニットがライブをし始めた当初、毎回田中氏の自宅にピアノを取りに行っては、二人で電子ピアノをもってらせん階段を「ひゃっほう!」とギリギリのラインで衝突・転倒を避けながら命からがら車に積み込んで、約1時間かけて運んでいた。それはもちろん帰りに全く逆のことを繰り返すことを意味する。
これがかなりの地獄絵図だった。
毎回となるとさすがにこれは…ということで、あるソムリエライブの時に田中氏から提案があった。それは田中氏の実家に眠っている電子ピアノを私ひで氏宅に常駐させておき、樫本君には運搬面で迷惑をかけるが毎回そこから出動するということでどうだ、ということだった。
その案を快諾した私ひで氏、その後何回か自宅からの運搬をし続けるが、ほとんどとっかかりのない全長150センチほどの物体を縦にして運ぶのは思った以上に精神的にプレッシャーがかかることが分かった。しかも鍵盤のほうを内側にして運ぶのは常に体に鍵盤が当たってとても機械に悪そうだし、逆でも常にどこかのキーには手の圧が思い切りかかるのでこれまた非常に良くない…しかもバランスを崩して倒れれば大惨事だ。それでドラマチックにピアノがダーーーン!とでも鳴ってくれればまだ救われるが電子ピアノなのでそうなったとしても無音だ。悲しすぎる。
ということでまたあるソムリエライブをきっかけに私ひで氏は田中氏に、ローランド社製の純正のケースを買いませんか、と提案してみた。ケースであれば、一応肩に引っ掛ける紐が付いているのでかなりラクになるのではないかと思ったわけだ。結果から言うと、これによってピアノの運搬は激変した。頑張れば一人で運べるのだ。
ただ、持ち運びはじめがかなりきつい。地面に置いたまま並行に立ち、自分もひざまずいてせえので立ち上がるのだが、なんかのトレーニングか、というほどの負荷が腰と膝にかかる。かついでからの肩への負荷も相当なもので、風にでも吹かれたら終わりだし、過去にはこんなこともあった。
しかし人間慣れというのは恐ろしいもので、私ひで氏は今はというともう楽勝で一人でピアノを持ち込みセットできるようになった。
ソムリエが作り出したといっても良い我々のピアノ運搬物語。この苦労をしてでも歌いたいと思うのがソムリエのステージでありTHE WAREHOUSEの曲たちであり、田中氏のピアノの存在だ。
この日も田中氏のピアノの振動を肌で感じながら、吸収しながら歌うことができたように思う。特にLiving Without Youは気持ちがぐっと入って、
自分でも印象に残るパフォーマンスになった。
見に来てくださった方々、ソムリエのマスター、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
今回も素晴らしい写真をたくさん取っていただいたHidehiro Shirakashiさんに感謝。あの限られた空間でこれほどのバリエーションに富んだ写真が撮れるって、シンプルにすごい!
ピアノを見るたびに、仙波でピアノを背負って現れたヒデさんが神々しく見えたことを思い出します。
次のライブも楽しみにしています。
ご来場いただきありがとうございました!
京橋ならではの雰囲気とメンツがちらほら…笑
また次回よろしくお願いします!
繊細な楽器は中川家の引越しコントみたいにちょっと一旦置こ!って訳にはいきませんものね。
ちょっと一旦置こ!は無意識にやってます!笑
やー、30キロないんですがとにかく肩に一点集中なのでバランスとるのがキツいんですよね!