Fから少し間が空いてしまった。
この間にクーラーは壊れ、小松菜は収穫された。
ひで氏です。
これはYouTubeあるあるなのかもしれないが、今ならちょっと落ち着いて動画が撮れるなと思ったときは大体どうしようもなくみすぼらしい格好で寝る寸前の顔をしているというのがある。なかなか撮りだめというのもできない。いやはやYouTuberとは改めてすごい。自分には無理だ。
今回紹介するのはElvis CostelloのGod's Comicという曲だ。
1970年代からずっと最前線で活躍し続ける偉大なミュージシャン。私ひで氏が最初に彼の音楽に触れたのは例によって中学生の時だった。
くぐもった声が時折掠れる、味わいのあるボーカル、高いトーンも聞けばそれとわかる独特の伸びのある声。
これだけの数の作品をリリースして、数々の名曲をリリースしつつも、渋めのアーティストとして認識されているというのもすごい。
私ひで氏が最初に聞いたSpikeというアルバムは、道化に扮したElvisが笑う不気味なジャケットだ。
15曲も入っているし、なんか小難しそうな雰囲気があった。しかしだからこそ、Elvis Costelloがわかる=ちょっとイケてる感じがしたものだ。
しかしこのアルバムを聴こうというモチベーションが当時の私ひで氏にはあった。
それはPaul McCartneyの存在だ。
このSpikeというアルバムが発売された同じ年にポールのFlowers In the Dirtという名盤がリリースされている(過去のエントリ)。
この頃のポールとコステロはものすごく仲が良く、同じ時期に一気に6曲ぐらいを共作している。そしてそのうちの4曲がポールのこのアルバムへ、2曲がコステロのSpikeに入ったのだ。
ポールのFlowers In the Dirtのオープニングを飾るMy Brave Faceをはじめ、Costelloと共作した4曲はどれも超がつく名曲だ。先にこのポールのアルバムを聞いていた私ひで氏は、Elvis Costelloというアーティストに興味を持っていたのだ。
当時何かの記事(たぶんミュージックライフ)で読んだ記憶があるが、ポールはコステロの曲を「ほとんどがクズ」と言ったという。そしてなにくそ、とコステロが作った曲を一緒に手直ししてポールが納得するレベルに仕上がったのが、先ほどの6曲のうちのSpikeに入った1曲であり、コステロの代表曲の一つでもある「Veronica」だったという。
当時中学生ながらにこの記事を読んで、類まれなアーティスト同士の切れ味鋭い、異常にレベルの高いところでの切磋琢磨を見たような気がして「すげぇ…」と思ったのを覚えている。
そんなコステロのSpikeの中から今回紹介したのがGod's Comic。
哀愁漂うメロディ、皮肉たっぷりのコステロ節が炸裂する見事な曲だ。考えてみればジャケットの道化はこの曲をモチーフにしているのだろう。
動画のほうではこの曲の素晴らしいコーラスにもチャレンジしているのでご覧あれ!
この間にクーラーは壊れ、小松菜は収穫された。
ひで氏です。
これはYouTubeあるあるなのかもしれないが、今ならちょっと落ち着いて動画が撮れるなと思ったときは大体どうしようもなくみすぼらしい格好で寝る寸前の顔をしているというのがある。なかなか撮りだめというのもできない。いやはやYouTuberとは改めてすごい。自分には無理だ。
今回紹介するのはElvis CostelloのGod's Comicという曲だ。
1970年代からずっと最前線で活躍し続ける偉大なミュージシャン。私ひで氏が最初に彼の音楽に触れたのは例によって中学生の時だった。
くぐもった声が時折掠れる、味わいのあるボーカル、高いトーンも聞けばそれとわかる独特の伸びのある声。
これだけの数の作品をリリースして、数々の名曲をリリースしつつも、渋めのアーティストとして認識されているというのもすごい。
私ひで氏が最初に聞いたSpikeというアルバムは、道化に扮したElvisが笑う不気味なジャケットだ。
15曲も入っているし、なんか小難しそうな雰囲気があった。しかしだからこそ、Elvis Costelloがわかる=ちょっとイケてる感じがしたものだ。
しかしこのアルバムを聴こうというモチベーションが当時の私ひで氏にはあった。
それはPaul McCartneyの存在だ。
このSpikeというアルバムが発売された同じ年にポールのFlowers In the Dirtという名盤がリリースされている(過去のエントリ)。
この頃のポールとコステロはものすごく仲が良く、同じ時期に一気に6曲ぐらいを共作している。そしてそのうちの4曲がポールのこのアルバムへ、2曲がコステロのSpikeに入ったのだ。
ポールのFlowers In the Dirtのオープニングを飾るMy Brave Faceをはじめ、Costelloと共作した4曲はどれも超がつく名曲だ。先にこのポールのアルバムを聞いていた私ひで氏は、Elvis Costelloというアーティストに興味を持っていたのだ。
当時何かの記事(たぶんミュージックライフ)で読んだ記憶があるが、ポールはコステロの曲を「ほとんどがクズ」と言ったという。そしてなにくそ、とコステロが作った曲を一緒に手直ししてポールが納得するレベルに仕上がったのが、先ほどの6曲のうちのSpikeに入った1曲であり、コステロの代表曲の一つでもある「Veronica」だったという。
当時中学生ながらにこの記事を読んで、類まれなアーティスト同士の切れ味鋭い、異常にレベルの高いところでの切磋琢磨を見たような気がして「すげぇ…」と思ったのを覚えている。
そんなコステロのSpikeの中から今回紹介したのがGod's Comic。
哀愁漂うメロディ、皮肉たっぷりのコステロ節が炸裂する見事な曲だ。考えてみればジャケットの道化はこの曲をモチーフにしているのだろう。
動画のほうではこの曲の素晴らしいコーラスにもチャレンジしているのでご覧あれ!
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