プチトラウマ

先日、友人と話をしていると、自分には思ったよりもたくさんの
「プチトラウマ」的な経験があることに気づきました。特に昆虫などの生き物に対してです。
会話の中で思い出しただけでもこんなのがあります。

◆セミ踏んじゃった
昔は3段式の虫取り網などを使って必死でセミをとりにいったりしていたのに、
いつからかセミが大嫌いな自分がいました。（特にアブラゼミ）考えてみると、こんな経験が。

ある日小学生の僕は当時住んでいたアパートの階段を駆け下りていました。
勢いよく踏み出したその先に、なにか異物感を覚えました。その瞬間、
「ギイイイイーーーーーッ！」
断末魔の叫び、とはあのことです。思わず足をよけると、アブラゼミが横たわっていました。
もちろん、彼は息を引き取りました。以来、セミに触れません。

◆おたまじゃくし,その壮絶な死
昔、カエルになる途中の足の生えたおたまじゃくしが見たくて家の外に水槽を置き、
おたまじゃくしを数匹飼っていました。楽しみにして覗いたある日、
炎天下のせいかおたまじゃくしは全滅、そしてなんと一匹は頭がぱっくり開いて
中からそれはもうカラフルな赤や黄色の線が飛び出していました。
思い出しただけでもう無理です。


◆とんぼの本能
極めつけはこれです。ある日、とんぼを追いかけていて、とうとう捕まえました。
羽をガッチリ掴んでいるのでもう逃げられません。「いえーい！」と
とんぼを持ったまま走り回っていました。すると、突然とんぼが異様なまでに反り返り、
事もあろうかぷるぷる震えながら僕の手首に産卵したのです。
死を覚悟しての本能的な子孫繁栄の行動か？？いまだに謎です。
「ぎゃあああッ」といいとんぼも卵も振り払いました。とんぼに触れたのは、それが最後です。


思えば虫系がやたらと多いです。一般論ですが、子供は虫が大好きで、（時に平気で残酷なことをしますが）
大人は虫を忌み嫌う傾向が強いような気がします。みんなこんなプチトラウマがあるのか？

コメントみるのが怖いけど、みなさんもこんなプチトラウマ、教えてよね。