先日久しぶりにスポーツをしたら思い切り足をひねった。
ひで氏です。
コロナ休暇のうちに何キロか体重も増えたようなのだが、ただでさえ十分に運動できていなかったところに急に動いたものだから体も全く反応できなかったのだろう。足首を勢いよく捻挫したのだ。
くるぶしが完全に消失し、なぜここが?という箇所が真っ青に内出血している。
しばらく歩くのが相当辛いくらいだったが、少しマシになってきた。今は相当慎重に歩いているのではたから見たらアンドロイドのように見えて気持ち悪いと思う。
さて、Jukebox第5弾はE。やはりいろいろと迷った挙句、ここはひとつメインストリームから選ぼうと思い立ち、あの大ヒット曲を選んだわけである。
Eternal Flame / Bangles
私ひで氏の世代であればまぁ誰もが知っている超名曲だ。Banglesはわずか3枚のアルバムを発表して解散したガールズバンド。
しかしその3枚すべてが非の打ち所がない名盤ぞろいだ。
出だしですべてを決する曲、というのは結構ある。
私にとって一番わかりやすいのは例えばLet it Beだ。あのポールの
When I find myself in.. という歌いだしがすべてだ。この曲の
Close your eyes… も同じだ。この出だしですべての邪念は取り払われ、あとは曲のダイナミズムに身を委ねればいい。
ふと思ったのが、この曲の邦題「胸いっぱいの愛」のことだ。今回Jukeboxで取り上げることになってふと向き合ってみたのだが、「Eternal Flame」に対して「胸いっぱいの愛」というのはどうも何かを飛び越したような邦題だなとずっと心の奥に引っかかるものがあった。
Flameは炎という意味なので、直訳すると「永遠の炎」となる。もちろんこれはラブソングだから、目を閉じて80年代のマインドにさかのぼって、肩掛けセーターにティアドロップサングラスをした部長に憑依した自分が進める企画会議を想像してみると、ラブソングであることも考慮して
「永遠の「愛の」炎」ぐらいの案はあったのではないか…と思った。
…はッ!!
今自分の心の声に浮かんできた「永遠の愛の炎」という言葉はあまりにもしっくり来すぎる。
そうだ、Cheap Trickの名曲「The Flame」の邦題がまさに「永遠の愛の炎」ではないか。それがあったからすっと口をついて出たのだ。
BanglesのEternal Flameのリリースは1988年だ。
そしてCheap TrickのThe Flame (永遠の愛の炎)のリリースは…これも1988年。
これは…もしかすると…いや、そうだ、そうに違いない。
震える手でより細かいリリース時期を調べた。
BanglesのEternal Flame(胸いっぱいの愛)を収録したアルバム「Everything」のリリースは
Cheap TrickのThe Flame(永遠の愛の炎)を収録したアルバム「Lap of Luxury」のリリースは
やはりそうだ…!
Eternal Flameは半年差でThe Flameに邦題を先に使用されてしまったのに違いない…!
企画会議で出た「永遠の愛の炎」をいたく気に入った企画部長は「いいじゃんよ!それでいこ!」と言ったに違いない。
しかしその時普段目立たないが確実な仕事っぷりに定評のあった部下が言ったのだ。
「永遠の愛の炎… チープトリックがもう出してます。今年の4月に。」
この一言で会議は暗礁に乗り上げ、それから2日間寝ずの邦題決定ミーティングが行われた…に違いない。
こうして胸いっぱいの愛と名付けられることになったEternal Flameは、それでも予想をはるかに超える大ヒットとなるわけだから、
結果的にはこのタイトルでよかったのかもしれない。
動画ではボーカリスト視点でもう少しBanglesについて語っているので、ぜひご覧あれ!
ひで氏です。
コロナ休暇のうちに何キロか体重も増えたようなのだが、ただでさえ十分に運動できていなかったところに急に動いたものだから体も全く反応できなかったのだろう。足首を勢いよく捻挫したのだ。
くるぶしが完全に消失し、なぜここが?という箇所が真っ青に内出血している。
しばらく歩くのが相当辛いくらいだったが、少しマシになってきた。今は相当慎重に歩いているのではたから見たらアンドロイドのように見えて気持ち悪いと思う。
さて、Jukebox第5弾はE。やはりいろいろと迷った挙句、ここはひとつメインストリームから選ぼうと思い立ち、あの大ヒット曲を選んだわけである。
Eternal Flame / Bangles
私ひで氏の世代であればまぁ誰もが知っている超名曲だ。Banglesはわずか3枚のアルバムを発表して解散したガールズバンド。
しかしその3枚すべてが非の打ち所がない名盤ぞろいだ。
出だしですべてを決する曲、というのは結構ある。
私にとって一番わかりやすいのは例えばLet it Beだ。あのポールの
When I find myself in.. という歌いだしがすべてだ。この曲の
Close your eyes… も同じだ。この出だしですべての邪念は取り払われ、あとは曲のダイナミズムに身を委ねればいい。
ふと思ったのが、この曲の邦題「胸いっぱいの愛」のことだ。今回Jukeboxで取り上げることになってふと向き合ってみたのだが、「Eternal Flame」に対して「胸いっぱいの愛」というのはどうも何かを飛び越したような邦題だなとずっと心の奥に引っかかるものがあった。
Flameは炎という意味なので、直訳すると「永遠の炎」となる。もちろんこれはラブソングだから、目を閉じて80年代のマインドにさかのぼって、肩掛けセーターにティアドロップサングラスをした部長に憑依した自分が進める企画会議を想像してみると、ラブソングであることも考慮して
「永遠の「愛の」炎」ぐらいの案はあったのではないか…と思った。
…はッ!!
今自分の心の声に浮かんできた「永遠の愛の炎」という言葉はあまりにもしっくり来すぎる。
そうだ、Cheap Trickの名曲「The Flame」の邦題がまさに「永遠の愛の炎」ではないか。それがあったからすっと口をついて出たのだ。
BanglesのEternal Flameのリリースは1988年だ。
そしてCheap TrickのThe Flame (永遠の愛の炎)のリリースは…これも1988年。
これは…もしかすると…いや、そうだ、そうに違いない。
震える手でより細かいリリース時期を調べた。
BanglesのEternal Flame(胸いっぱいの愛)を収録したアルバム「Everything」のリリースは
Cheap TrickのThe Flame(永遠の愛の炎)を収録したアルバム「Lap of Luxury」のリリースは
やはりそうだ…!
Eternal Flameは半年差でThe Flameに邦題を先に使用されてしまったのに違いない…!
企画会議で出た「永遠の愛の炎」をいたく気に入った企画部長は「いいじゃんよ!それでいこ!」と言ったに違いない。
しかしその時普段目立たないが確実な仕事っぷりに定評のあった部下が言ったのだ。
「永遠の愛の炎… チープトリックがもう出してます。今年の4月に。」
この一言で会議は暗礁に乗り上げ、それから2日間寝ずの邦題決定ミーティングが行われた…に違いない。
こうして胸いっぱいの愛と名付けられることになったEternal Flameは、それでも予想をはるかに超える大ヒットとなるわけだから、
結果的にはこのタイトルでよかったのかもしれない。
動画ではボーカリスト視点でもう少しBanglesについて語っているので、ぜひご覧あれ!
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