アランスミシーバンドの長い長い一日

三連休は皆さんいかがお過ごしだったろうか。

我々アランスミシーは三連休中日、異常なまでの濃密な時間を過ごした。

まず、朝イチで吹田へ。

ここで未来ある子供たちの為の野外ライブをした。

地元であるもとやん氏が先にセッティングを済ませておいてくれたところに残りの3人が合流、という算段だったが、
事情があり3人の吹田入りがギリギリになってしまった。

3人が楽器を持って会場について数分後にオンステージ、という異常な状況となる。



ここでカバーを交えて7曲ほど演奏。午前とは思えない、まさに突風のような怒涛のライブであった。


ライブを終えた我々が向かったのはスタジオだ。

せっかく4人集まっているのだし、どうせどこかに入ってもせいぜいドリンクバーを注文しながら甘いものでも食うようなことになるだろう、ということで無理やりスタジオ練習を投入。

2時間みっちり、今年最後のハードロックカフェ大阪でのライブに向けた練習に励む。




練習が終わるととりあえずミーティングだ！ということで近くのファミレスに行き、
全員ドリンクバーを注文し甘いものを食べる。結局やるのだ。



ここから動きは変則的になる。

ひで氏のみが夕方からのとある結婚披露宴でギター弾き語りという重大ミッションを抱えていたため、しばらくして退席、京橋へ移動する。

ということでここからは私ひで氏のみの体験になるわけだが、この結婚披露宴がまた超のつく素晴らしい雰囲気の会場で、一面ガラス張りの川沿い絶景ビューを横目で見ながらのラグジュアリー空間だった。

やはり人の晴れ舞台で歌うというのはどんなライブよりも緊張するのだが、目の前に過去チラと挨拶しただけの御仁が座っていた。

それはSSW城領明子さんであった。
やー、どうも！という感じで話していると、なぜ今まで共演していないのかが不思議なくらい、異常なまでのミュージシャン交友関係の被りっぷりが発覚した。

まずは私ひで氏がドキドキのミッションを終えると




しばらくして城領さん。初めてピアノと歌声を間近で聴いたが、しびれた。訳もなく立ち上がってじっと聴いてしまった。




そんな出会いもあった素晴らしい会で、最高に幸せそうな新郎新婦にまず一花を添える。

しかしこれで終わりではない。

そう、この披露宴の後、すぐさま京橋の別の店に移動し、同じお二人の2次会でバンド演奏をする手はずに。

20時過ぎに終了したころには他のメンバーが2次会の会場に入り、この日二度目の機材セッティングをしていることになっている。

2次会幹事さんと共に披露宴会場から2次会に向かうタクシーの中で、AKBというグループの人たちなどはおそらく毎日がこんな動きなのだろうと想像した。そして自分たちも考えたらASBであり変に似ているではないかなどと思ってすぐ考えるのをやめた。

さてこの日最後のミッションは21:30スタートの2次会という何とも大人な会でのバンド演奏であり、全員正装で臨んだ。

そもそもとてもお世話になっている人の結婚ということで会場にも知り合いが多数。そんな中で限られたスペースでする4人での演奏は格別であった。



スノーマン

The Sound of Your Voice

Jukebox



という3曲に全てのエネルギーを費やし、文字通り一日中を支配した複数ミッションが幕を閉じたのである。




いやそれにしても、新郎新婦、おめでとう！
やはり演奏を依頼されるというのはパフォーマー冥利に尽きるし、それもこんな大事な日に形を変えて二度も呼んでいただいたということは光栄だった。

このポジティブなエネルギーをもらいつつ、

12月5日（土）まさにそのお世話になっているバー、京橋ソムリエにて私ひで氏と田中氏とのピアノライブ、

そして年末は大阪本町ハードロックカフェでの今年度最終戦に向けて突っ走ります！