The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

ドリアン味のシュウマイ

2008年09月04日 | ASB活動日誌
訳あって 2ヶ月ぶりに再びシンガポールに来ています。
いまにはじまったことではないがアランスミシー氏は人使いが荒い。

前回初めてのシンガポールで色々と初体験をしたのだが、
今回の初体験はこれだ。フルーツの王様、ドリアン。

現地の人に案内されるままに導かれると、そこはチャイナタウンのドリアン屋台。
ホンマにこんな売れるの?というぐらいのすさまじい量のドリアンが積み重ねられている。写真で見たことあるような気はしていたが、実際見ると相当気持ち悪いし、とげも硬く痛い。しかしさすが店の人は片方軍手とはいえもう片方は素手。
華麗な手さばきでドリアンに切れ目を入れ渡してくれた。



見た目の割りに中身は少なく、とりあえず食べてみ、と促されるまま食べる。
ここでもシンガポール特有の「手が汚れることなど全く気にしない」方式で手がねとねとになる。

そういえばドリアンって匂いがすごいとかいうよな。。。と思った瞬間、強烈な匂い。瞬時に思ったのは、

「シュウマイ。。。?」

そう、シュウマイの匂いがしたのだ。それも関西でおなじみの蓬莱(ほうらい)のシュウマイの匂いとまったく同じ匂い。
驚いて現地の人に熱く語るも、「シュウマイ?ノー、ノー、ははは!」と笑われて終わる。ざっとウェブで検索してみたが、ドリアンとシュウマイの関係を書いているひとはおらず、もしかして自分の嗅覚が異常なのかとも思ったりしますが。。。


実自体は酸味があっておいしい。つまりやはりはこの匂いで敬遠されるのだと思うが、自分の中ではいち早く蓬莱のシュウマイの匂いだと完全に定義づけが終わったので別段抵抗もなく、「蓬莱のシュウマイの感じからすっぱいフルーツの味に変わるぬるぬるの食べ物」ということで乗り切ることが出来たのだ。

つまり、ドリアンを蓬莱で売るとある程度売れるはずだ。
なぜならそこには蓬莱のシュウマイ or ぶたまん愛好家が集まる場所であり、
あたかもそのシュウマイの派生商品のような売り方をすれば抵抗なく食せるはずだからだ。


しかし一つ問題がある。このぬるぬると、匂いが一晩中口から無くならないということだ。これはいかに蓬莱マニアでも嫌だろう。
歯を磨いてもなおしつこく残り続けたが、一晩たつと消えました。
もしかしたらドリアンの匂いを消す牛乳的な飲み物とかあるのかもしれない。この情報入手は宿題にします。ぬるぬるは洗ってとるしかないはず。現に屋台のそばに水道があり、そこでみんな最後に手を洗っていました。


同行した現地の人たちは僕が匂いに耐えかねて、これ無理!となるのをある程度期待していたらしく、意外に「え?結構おいしいけど」となった僕を見てがっかりしたのでした。それにしても彼ら、続けて2つとかいくのだからすごい。



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2 コメント

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だったら・・・ (ヴィトン)
2008-09-08 11:35:06
ドリアン=蓬莱???(笑)
だったら新幹線のなかで、
ドリアンを切ったら
他の人が
「誰か551食べとるな?ぶたまんか~?
 シュウマイか~?」
ってなるのでしょうか?
かっしーさん是非やって見てください。
僕はいやです・・・
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蓬莱といえば (hide)
2008-09-09 10:02:21
新幹線の中で自分へのご褒美として蓬莱+ビールを食している人のなんと多いことか!

ではこんどあのカモフラージュであの赤い箱の中にドリアンを潜ませてやってみます!新聞の一面飾るかもです。見出しは「車内騒然 ドリアン男」で決まりですね!
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