3分写真テクニックとか何とか

『3分写真テクニック』は、”いい写真が撮れるちょっとしたコツ”を紹介していきます。

有名な早咲き桜の由来とは?!

2020-02-12 00:00:00 | カメラ・写真
こんばんわ!ソヨカゼペンギンです

沖縄を除く日本全国では、桜といえば3月下旬から5月にかけて咲くソメイヨシノをイメージする方が多いと思われます

ほかの植物と同じように、桜の木にも多くの品種が存在し、まだまだ寒い時期に開花する早咲き種というのがあります

今日は、そんな早咲き種の河津桜について紹介します


今から65年ほど前、静岡県の伊豆半島全体に広く分布している大島桜と、主に沖縄や鹿児島に自生している寒緋桜の自然交配(と推測されている)にて最初の木が生まれました

静岡県賀茂郡河津町の道端でまだ小さかった木は、地元の方に拾われ、家の庭に植え直されることに

それから11年ほどして初めて花が咲き、さらに10年ほどして新種として認められ、見つかった町の名前を取って「河津桜」という名称になりました

※実際の木(河津桜原木)

花の形や咲き方の特徴は、親である早咲きの寒緋桜によく似ていますが、もう片方の親である花が白い大島桜の遺伝子のためか、ほどほどなピンク色をしています

河津町を流れる河津川の河川敷には、河津桜並木が広がっているので、ピンク色の花が咲き乱れている様子は圧巻です

今年は暖冬の影響もあり、今がまさに花のピークを迎えようとしているようなので、今週来週予定が合う方は伊豆まで行ってみて下さい


それではまた明日


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