3分写真テクニックとか何とか

『3分写真テクニック』は、”いい写真が撮れるちょっとしたコツ”を紹介していきます。

【本の感想】個人経営のお店あるある!店の発展のために変えたこととは?!

2020-08-20 00:14:01 | 読書
こんばんわ!ソヨカゼペンギンです

先日の友人にオススメされた本がとても面白かったので紹介します

幻冬舎発行、藤沢久美著の『脱・家族経営の心得』です。

この本の感想を簡単に言うと・・・
『家族(個人)経営の飲食店というのは、合理性よりも個人的な感情やしがらみで苦労していたりするんだなあ』
『経営体質改善も、全てはお客様目線で、お客様の利益になるようにやっていくことがいずれ自分たちにも返ってくる』
ということです。

『みそかつ 矢場とん』というお店は、現在では名古屋市内に10店舗以上、東京・大阪・三重・富山にも店舗を構えるチェーン店ですが元々は名古屋市内にあった大衆めし屋でした

矢場とん歴史資料館

昭和22年創業のこの店に、昭和46年、2代目の社長に嫁いできた”経営には全くの素人”の女将が物語の主役です

矢場とん歴史資料館
☆写真右の女性

それまでの矢場とんは、家族経営であることをいいことに
「レジのお金は自分たちで好きにしていいお金」「めし屋なんだから、お腹が膨れさえすれば使っている食器や出しているお米がどんなものでも関係ない」「合理性よりもこれまでのやり方が大事」という状態でした

僕も経営について詳しくはないですが、それでもこの状況が相当良くないことだけは分かります

それを女将さんが、色んな人に反対されながらもあの手この手で経営方針そのものまでを変えていくのですが、そのやり方がとても勉強になります

大前提が”お客さん目線”で、どうやったらより色んな客層のお客さんに沢山来てもらえるようになるかだけを見据えて少しずつ変革していきました
中には、一見お店が損をするだけかと思われる施策も、回りまわってお店の売り上げアップにつながっていくことも

矢場とん歴史資料館

会社員の方であってもご自身の職場や、お客さん・取引先との関係で活かせそうな内容ばかりだと思いました

この本をオススメしてくれた友人の向山かおりさんは元銀行員で今は自分で経営をしており、”個人経営の店がどんなに繁盛していてもなかなか多店舗展開が難しい理由”や、逆に”何を変えたらより上手くいくようになるか”が分かりやすく書いてあるとのこと

経営をよく知っている人から見ても実態に即した内容が書かれているそうなので、一読の価値ありです

個人経営店にありがちなことや、そこから脱却していくのに必要なこと、ご自身の職場でも活かせそうなことなど盛りだくさんな本ですので、ぜひ読んでみて下さい

それではまた明日


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