いよいよ本格的に勤務が始まるので
冷蔵庫の中を充実させるべく
雨上がりに自転車でスーパーへ
前のカゴに入るだけの量にしようと思ってたけど
結局
倍の量に
自転車置き場に戻ると
お年寄りの女性が
前に後ろに足元に
一杯のお買い物
ちょっと動けば落としそうなので
狼狽心ながら
袋に詰め込んで
口を絞って
安全な足元を確保するお手伝いを
『来れる時に買っとかないとね』って
いやいや、十分買われてますよ
きっと、家には
沢山買い込んでられる事と思う
見てる分には危なかしいので
誰か代われる人がいるといいのに・・・と
思いがちだけど
こうすることが彼女の仕事であり
生き甲斐なんだろうと思う
それを取り上げるから
認知症やお年寄りを寂しくさせる原因になるのである
誰も施設に入ることを望んでいないと思う
慣れ親しんだ所で
地域の人に見守られながら
自立した生活を最期まで過ごしたいと願っていると思う
そんなことを
つくづく思わされたシーンでした
たくましく電動車で帰られる姿に
『気を付けて』と