島根県安来地方の民謡。同地方の唄(うた)として歌われてきたもので、その源流は、天保(てんぽう)年間(1830~44)に現在の鳥取県境港(さかいみなと)市にいた芸妓(げいぎ)、さん子を歌詞に詠み込んだ『さんこ節』で、それが海路船乗りによって安来に伝えられ、花柳界のお座敷唄になった。ところが出雲拳(いずもけん)での拳遊びの下座(げざ)などに用いられるうちしだいに長編化し始め、しかも歌詞も港づくしの「出 . . . 本文を読む
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