万葉集
1.成立
現存最古の歌集。『万葉集』20巻が現在みる形にまとめられたのはいつか不明。年代の明らかなもっとも新しい歌は759年(天平宝字3)正月の大伴家持(おおとものやかもち)の作だから、最終的な編纂(へんさん)はそれ以後となる。山田孝雄(よしお)は、東歌(あずまうた)のなかで武蔵(むさし)国を東海道に編 . . . 本文を読む
山本丘人
(1900-86)
日本画家。東京に生まれる。本名正義。1924年(大正13)に東京美術学校を卒業。松岡映丘(えいきゅう)に師事し、28年(昭和3)第9回帝展で初入選。以後帝展、新文展に出品し、第二次世界大戦後は日展に出品、審査員を務めるが、48年(昭和23)上村松篁(うえむらしょうこう)、吉岡堅二(けんじ)らと創 . . . 本文を読む
odilonRedon
(1840-1916)
フランスの画家、版画家。ボルドーに生まれる。生後まもなくジロンド県のペイルルバードに里子に出され、ここでの孤独な少年時代がルドンの幻想の源となった。11歳でボルドーの両親の家に戻り、15歳のときから水彩画家スタ二スラス・ゴランにつき本格的な絵の勉強を始めたが幻想の版画家ブレダンRodolpheBresdin(1925-85)や植物学者アルマン . . . 本文を読む
来歴・人物
北海道旭川市生まれ。1923年早稲田第一高等学院に入学、光村光太郎に出会って美術に関心を抱く。早稲田大学政経学部中退。川島理一郎に師事し、1929年国画会に初入選。1935年フォルム展、1936年アヴアンギャルド芸術家クラブ経成に参加する。1937年には自由美術家協会の創設に参加し、1938年に同協会会員となる。戦後は、戦後抽象画家として活動、現代日本美術展や日本国際美術展などで . . . 本文を読む
HenriMatisse
(1869-1954)
フランスの画家。12月31日、北フランスのノール県ル・カトー・カンブレジの母の実家に生まれる。1877年パリに出て法律を学び、翌年、法科資格試験に合格する。しばらくサン・カンタンの法律事務所の書記として働くが、91年、画家を志してふたたびパリに出、アカデミー・ジュリアンに在籍する。翌年G・モローの計らいでエコール・デ・ボザールのモローのアト . . . 本文を読む
(1924-2008)
洋画家。尼崎(あまがさき)市に生まれる。1948年(昭和23)京都市立絵画専門学校(現京都市立芸術大学)日本画科を卒業。のち洋画に転じて吉原治良(じろう)に師事。床に広げたカンバスの上に盛られた絵の具の塊を、ロープにぶら下がってはだしの足で滑走するようにして塗り広げ、激情的な抽象画を描いた。55年具体美術協会の会員となり、第1回展から72年の解散まで国内と海外の具体美術展 . . . 本文を読む
(1911-60)
洋画家。宮崎市に生まれる。本名杉田秀夫。日本美術学校洋画科を中退。1936年(昭和11)新時代洋画展の同人となり、フォト・デッサン展を開き、作品集『眠りの理由』を刊行する。翌年自由美術家協会の創立に参加。第二次世界大戦後、51年(昭和26)同志とデモクラート美術協会を結成するほか、翌年久保貞次郎(ていじろう)らと創造美育協会を結成した。エッチング、リトグラフを制作し、57 . . . 本文を読む
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