風の向こうに  

前半・子供時代を思い出して、ファンタジィー童話を書いています。
後半・日本が危ないと知り、やれることがあればと・・・。

第六小学校の呟き ー八小からの伝言ー

2010-05-30 23:33:06 | 校舎(精霊)の独り言

ナムナム・・・・・・え、何やってるのって?あのね、八小の妹とお話してたの。そう、

三月に逝った、実際には五月だけど・・・・・。最後に、あの子言ってたんだ。五月

半ばの日曜日に、卒業生が中心になって、『八小まつりーみんなの同窓会ー』を

やって、送ってもらえてうれしかったって。もう、思い残すことないって。ほんと、

楽しかったって。「私のかわりに、みんなにありがとうって伝えてね。」って言われた。

なんか、私の方が悲しくなっちゃったよ。でも八小、あれでふっきれたんだね、きっと。

それまでは、なぜ自分が逝かなければならないのって、八小、淋しそうだったけど、

まつりのあとは、なんかふっきれた顔してたもの、八小。八小、私たち姉妹みんな

あなたのことを忘れないよ。だから、安心して。私たちのこと、空の上から見守って

いてね。あなたの建っていた場所は、公園になって多くの人が憩いに来るよ。

そしたらその人たちのことも、空から見守ってあげてね、お願いよ。大好きな八小!

もっと、もっと、いっしょにいたかった、もっと・・・・いっしょに・・・・・。でも、しかたないね。

最後にもう一度だけ言うね。大好きだよ八小!38年間、ありがとう八小!クスン・・・・


第六小学校の呟き

2010-05-29 16:29:10 | 校舎(精霊)の独り言

ふぁ~、やっと終わった。つかれたぁ~。もう、四小姉さんたらうるさいんだもん。

あ、でもね、挨拶はちゃんとしなくちゃって思ってたのよ。なのに、四小姉さん

せかすんだもの。それでね、ちょっとおかんむりなの、わ・た・し。

では改めて、皆様、『風の向こうに 第一部~第三部』を最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。これで、このお話は一応完結しますが、もしかしたらまだ、

『番外編』というのがでてくるかも。その時は、また読んで下さいませ。あ、あと

『卒業記念樹』のことは、わかりしだい書くそうです。それとね、夢ちゃん何やら、また

私たち姉妹を題材にした物語を書きたいみたい。まだ、はっきりしたものにはなって

ないみたいだけど。今度は、私と四小姉さんと、それに二小姉さんまで入るみたい。

はてさて、どんな物語になるのやら。ちょっと心配、でも、うれしい。始まったら、また

読んで、ね!

では、またね~~!


第四・第六小学校より挨拶

2010-05-29 11:41:59 | 校舎(精霊)の独り言

四小 「六小、何やってるの?早くこっちへいらっしゃい。まったく、遅いんだから。」

六小 「ああ~ん、待ってえ~、姉さん。」

しばらくして・・・・・・・・

六小 「ふぅ、やっとおいついた。もう、姉さんったら速いんだもん。もうちょっと

    ゆっくりしてよ。」

四小 「何言ってんの。さ、それより、皆様にご挨拶、ご挨拶。」

六小 「あ、うん。」

四小・六小 「とりあえず、『風の向こうに』(第三部)をもちまして、夢ちゃんと私たち

        姉妹とのお話はおしまいです。皆様、長いこと 私たちにおつきあい

        下さり、ありがとうございました。そして、これからも、時々は私たちの

        ことを思い出していただけたら幸いに存じます。皆様、本当に

        ありがとうございました。」

四小・六小、ともに読者に向かってお辞儀(ペコッ)

 

 

 


第四小学校より 改めて「風の向こうに(四小編)」完結の挨拶

2010-04-21 15:38:38 | 校舎(精霊)の独り言

先の挨拶読み返してみたら、私の想いばかりで、読者の皆様への挨拶に全くなって

ないことに気づきました。もうしわけありません。そして、夢ちゃんとわたし(四小)の

物語を読んでくださり、ありがとうございました。夢ちゃんの私との物語は一応これで

完結しますが、夢ちゃんと六小との物語はまだ続きます。よかったら、読んであげて

下さいませ。キャピキャピの六小が、「読んで、読んで~」と騒いでいます。よろしく

お願いします。はてさて、どんな物語になるのやら。

四小 「ほら、六小。皆様にご挨拶。」

六小 「皆様、夢ちゃんと四小(姉)の物語を、最後まで読んで下さりありがとう

     ございました。次は、わ・た・し六小との物語です。ヨロシク、ネ。」

皆様、長い間本当にありがとうございました。いつか、またお会いしましょう。

 

                               戸久野市立第四小学校(精霊)


第四小学校より 「風の向こうに(第一部)(第三部四小編)」完結の挨拶

2010-04-21 10:31:00 | 校舎(精霊)の独り言

ああ、ようやく、夢ちゃんに卒業証書を手渡すことができました。私にとって、ここまで

来るのは長い長い道のりでした。夢ちゃんと始めて会った日、あの日、『6年たったら

卒業証書を渡すことができる。そうね、6年なんてあっという間だわ。』と思って

いたのに。なんと長いことかかってしまったのでしょう。それは、夢ちゃんが二年生に

なった時、六小の所に行ってしまったから・・・・・。あのまま、私の所にいれば、

昭和46年のあの日、卒業証書を渡すことができたのに。フフッ・・・・でも、それは

夢ちゃんのせいではありませんね。あの時、夢ちゃんはそうするしか

なかったのですから。六小も、夢ちゃんのために一所懸命だったと聞いています。

だから、きっと夢ちゃんは六小の所でも幸せだったのでしょう。ただひとつ、私が

六小から聞いていることでは、夢ちゃん、あなたは四年生の時、1年間いじめに

あったそうですね。それを聞いた時、私は胸がしめつけられそうでした。どんなにか

寂しく、つらい1年間だったでしょう。そして、思いました。ああ、もしあの時、あのまま

私の所にいられたなら、いじめにあうこともなかったかもしれないのに、と。

もし~だったら、なんてことを思うことはナンセンスだということはわかっています。

でも、つい思ってしまうんです。夢ちゃんは、私の大切な、とても大切な

友だちだから。あの頃も、今も、そしてこれからも。

夢ちゃん、どうか、子どもの頃の純真な心を、直な心をいつまでも忘れないでいて

下さい。あなたがそれらの心を忘れないでいる限り、私は、またいつでも、あなたに

会えるでしょう。会って、心通わせることができるでしょう。

そう・・・・・・これからも。