Extraordinary X-MEN (“ExX”) 9号、10号をレビュー。筋書をJeff Lemire、9号の画をHumberto Ramosがそれぞれ担当。添付画像は、ExX 号の表紙。
粗筋さらっと紹介。未来に飛ばされたミュータントの子供たちとCOLOSSUS。その世界はApocalypseが支配していて、ミュータントがいない。ブツ切りになった世界と世界の間を子供たちが彷徨う間に時間が経過し、子供たちは成長していった。
毎度おなじみ、気に入ったシーンや台詞等を紹介。子供たちの中のGlobとAonoleとの会話。過去から来た若いJean Greyが気になっているGlobそれを指摘するAnoleの言葉が好き。”You’re not very good at hiding things.” Globの身体は半透明で文字通り隠すことは出来ない。それと心の中を隠すことは出来ないとを鰍ッている。10号で自分の気持ちを伝えようとするGlobだが世間はそんなに甘くない。青春もんだね。
ブツ切り世界の一つで出会ったStark-self。ロボットなのだが、何故か形はUltronに似ていて不気味。
不思議なのは、4人いたApocalypseの僕の一人、Man-Thingがいなくなってそれに代わって、COLOSSUSが僕になっている。Man-Thingはどうなったんだ。あ、COLOSSUSは裏切者状態ね。
X-MENの宿敵Sentinelの形をしたロボットCerebra。こいつは結構道化もの。裏切りものCOLOSSUSを押さえ付けて放った台詞。After all what good are giant robot hands if you cannot contain (Mr. Rasputin). COLOSSUSを危害が加えられない状態にできなかったら、巨大なロボットの手は何の役にも立たないってことが言いたい。しかし、その後COLOSSUSに手をもぎ取られちゃうんだよね。
その後の自信を失ったSTORMに対するICEMANの台詞は結構良いな。温かい。STORM一人が責任を背負い込ませないで、家族なんだから、助け合おうみたいなニュアンス。
今年の夏のお祭りCIVIL WAR IIと言い、X-MENの複数タイトルへのApocalypseの登場と言い、映画の公開に合わせ、漫画を展開させていることに、Marvelの生き残りへの執念を感じさせる。こうでもしなきゃアメコミの命は本当に危ない。
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