アメコミとラーメン

Kindredに関する3つの疑問、Amazing SPIDER-MAN 853(52)号、52LR号



今月もSPIDER-MANが多数発行されているので楽しい。今回はAmazing SPIDER-MAN (“ASM”)853(52)号と今月の52LR号をレビュー。(Legacy Numberとカッコ内はSpencer後の号数。)

853号の筋書をNick Spencer、画をPatrick Gleason、52LR号の筋書をSpencerとMatthew Rosenberg、画をFederico Vicentiがそれぞれ担当。添付画像は52LR号のvariant coverでMarco Checchettoの作品。853号の表紙と比べてこちらの方が好きなので選択。前回書き忘れたがRosenbergはHickmanが担当する前のX-MENで良い味を出していた作家。

蜘蛛の特殊能力を持っているSPIDER-MANでもKindredの不思議な力の前になすすべもない。蜘蛛の力を持つ仲間の命と引き換えにPeterは自分の命を差し出す。一方DR. STRANGEと蜘蛛の力を持つ仲間はPeterを助けるべくアストラル界へ。

気に入ったシーンや台詞等を紹介。見開き2ページを上下2コマに分け、Kindred相手に奮闘しているSPIDER-MANのシーンはASM 853号のハイライト。Kindredに敵わない様子も好きだな。Gleasonの画力が光っている。この原画欲しい。しかしちょっと彼のサイトを覗いてみたが高過ぎて手が出ない。

GwenやBen伯父さん等、Peterがその命を救えず、絶命した人々の死体を掘り起こし、椅子に座らせている図は嫌いじゃない。だけど、彼等の死をPeterの責任にしているのはどうかな。Jean DeWolffeの死なんてPeterは全然関与してないし。

続いて52LR号。話が広がり過ぎてもうちょっと付いてけるか自信がない。Sin-eater、Molun、Kindred、Norman Osbornと敵役の大盤振る舞いだ。

DR. STRANGEが方や肉体を使って問題を解決している一方で、霊体は蜘蛛仲間と会話しているのを指して、彼は”I’m multi-tasking.”と説明している。 もはやマルチタスクは日本語になっているがこれは面白い使い方。それに対し、SPIDER-Gwenは”Well It’s creepy.” 如何にもティーンの娘っぽい感想が微笑ましい。

Kindredに関する疑問点は3つ。
1.現実世界の話なのか、アストラル界の話なんだかちょっとわからない。
2.Ben伯父さん他の死の経緯をどうしてKindredは知っているのか。
3.どうしてKindredはこんな力を得たのか。

それから、Normanに関しても、どうしてMJがKindredを説得できると、彼が信じているのかよくわからないな。
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