アメコミとラーメン

SpideyファンのFlashの言葉が好き、1990年のAmazing SPIDER-MAN 332、333号



1990年のDavid Michelinie、Eric Larsen時代のAmazing SPIDER-MAN (ASM)を読み始めた。ASM 332号、333号をレビュー。

筋書きをMichelinie、画をLarsen、インクをMike Machlan他がそれぞれ担当。添付画像はASM 332号の表紙。Larsenによるもの。Larsenの画の遠近法の出し方はWalt Simonsonっぽい。ASM 333号でSPIDER-MANがトンネル深くへと這い進むコマが好き。Larsenは後にSavage Dragonを描き始めるのだが、断然画が進化した後の時代の方が良いな。

次に粗筋。かつてMary Janeを誘拐した変態Jonathon Caesarが刑務所を出た。SPIDER-MANを目の敵にしている彼は、殺し屋StyxとStoneを再び雇いSPIDER-MANを狙う。一方、Venomも刑務所を脱獄、SPIDER-MANを狙う。

いつものように、気に入ったシーンや台詞等を順不同で紹介。まずは、設定から。放射線を浴びた蜘蛛に噛まれたことから、Peterは特殊な力を手に入れた。(後にもう少し複雑な設定が加わる。)宇宙から来たSymbiote の力は関係ない。VenomはSymbioteからその力を手に入れているようだ。ちょっと言い訳がましい。SPIDER-MANの力を増幅させてもよさそうなもんだ。

この当時テレビシリーズに出演中のMary Jane。彼女はPeterをスタジオに誘い、パリのセットで食事をする。 その時のPeterの台詞。”But somehow it seems a little…well…flat. Sort of like this soda.”この台詞は気が利いている。パリのセットが写真なので、平面であるってのと、ソーダの気が抜けているという意味でflatを使っている。鰍ッ言葉は面白いね。

Venomの正体Eddie BrockはPeterがSPIDER-MANであることを知っている。May伯母さんのところまで押しかけてPeterの行方を聞いている。May伯母さんは機転を利かせた。Peterはいないが、警察官が大勢いるセントラルパークにいると嘘を付く。ナイス。だけど、嘘だとばれて、伯母さんのところに再度行くことを恐れ、公園まで決着を付けに行くPeterは素敵だな。

助言を求めたようとしたPeter に対するFlashのコメント。(実際に尋ねる前に)I always keep trying ‘cause I know Spidey wouldn’t give up just because the (恐らくtheyが正しく、その前に出てきたproblemsを指す) going tough.”この一言でPeterは吹っ切れる。Spideyファンの彼だけに客観的な観察が好きだな。

StyxがVenomを唐オてしまった後に恍惚状態になっちゃう場面が面白いね。そもそもSPIDER-MANを唐キことが目的だったのに。もうそんなの彼の中では関係ない。
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