
先月はAmazing SPIDER-MAN (“ASM”)が1冊しか出なかったので、レビューは今月に持ち越し。16号、17号について。
筋書きDan Slott、16号の画をGiuseppe Camuncoliが、17号はR. B Silvaがそれぞれ担当。最近Alex Rossの表紙に新鮮味がなくなってきたなと先月は思ったが、ASM 17号の表紙は久し振りに良いな。新生ElectroとProwlerの図。新生Electroが綺麗だな。ASM 16号からBefore Dead No Moreってことで、ASMとは独立して展開するClone Conspiracyの前日譚の位置付けとなるあらたなArc(一つの話)がスタート。
May伯母さんと再婚したJay。彼は遺伝に起因する病気のため病院に入院することに。そこに現れた謎の企業New U Technologiesが組織再生技術の提供を申し出た。一方Parker IndustryのOklahomaの施設で火災が発生。そこで瀕死の重傷を負った従業員もこの会社の技術により、命を取り留めた。New Uの実態を探るため、Prowlerが潜入するが、飛んで火にいる夏の虫。
いつものように、気に入ったシーン、台詞等を順不同で紹介。Peter Parkerがこの技術にゾッコンなのに対し、Ana Mariaは違う。彼女の台詞。Doesn’t this sound a little mad scientist to you? 何故そう感じたかを彼女に説明させないので、Slottの押しつけがましさは感じるけどね。
その後のDoc Ockの記憶が宿ったロボットの台詞。"Very Promising." Doc Ockはまた、自分の身体を取り戻そうと考えているのかな。
Jackalが何で、古代エジプトの犬のお面を被っているかは謎だな。人から聞いたからJackalとわかったけど。変なの。
なんやかんや批判的だったのに父親のために、この技術にお金を払おうとするJ Jonah Jamesonは好き。こういうやついる。
SPIDER-MANのコスチュームを着たBobbie BrownとPeter Parkerの会話は楽しめた。PeterがBobbieの冗談のセンスを否定してたけど、Peterの冗談のレベルから考え、絶対人のことを言えないところもャCント。
また、Bobbieが過去に窓拭きをしていたことを喋るシーンは、いつものSlott節。ちょっと鼻につく。だけど、昔からのファンだったらニヤつくね。(正直最初はPeterだと思っていたからピント来なかったのだが。)そもそも窓拭きを効率的に行うため、初代コスチュームが開発されたんじゃなかったかな。
New Uの警備員が会社のWIFIを使ってャPモンGoをやっているのは面白かった。New Uのカフェテリアにジムが出来ちゃってるってやつ。
新生Electro、Francieの性格もう一歩量りかねた。単なる性悪女なのか。
Jackalの言っている錠剤が気になるな。これを1日、1錠飲まなかったらどうなるんだろう。
18号も同時に到着したが、今は他の漫画を読むことにして、お預け。