今回は、ちゃんと20日前後に、アメコミが御用達Milehigh Comicsから到着した。これが大体通常の到着日。早速Amazing SPIDER-MAN("ASM”)651号、652号。月2冊発行に戻った。
ASM 651号は前回からの続き。筋書きをDan Slott、画をHumberto Ramosが担当。比較的好きなキャラクターBlack Catが出ているので、添付画像はASM 651号の表紙に決定。画像でも確認できるSPIDER-MANの新コスチュームに対して、Black Catはトロンの新しい映画のャXターみたいとからかう。上手い。座布団一枚だね。トロンはディズニーの映画。そして、我らがSPIDER-MANを発行しているMarvel Comicsもディズニーの子会社。二重に上手いね。
今回は、もう一つ気に入っている台詞がある。物語の最後に、SPIDER-MANことPeter、その彼女のCarlie、May伯母さんとその結婚相手、Jameson Sr.と食事中のシーン。Jameson Sr.からワインをもう一杯勧められるが、彼は「明日は仕事があるから飲めないんです。」と断る。これまでのPeterの負け犬人生では、この台詞はなかった言葉。May伯母さんが、その言葉を聞き返すところが良いね。長年のSPIDER-MANファンとしておいらもちょっと嬉しい。
一方苦言。相変わらずHumberto Ramosの画はもう一歩かな。作品中Peterとの区別がつかないキャラクターが登場するは、今回の悪役Hobgoblinの正体PhilもPeterみたいだ。もう少しキャラクターを描き分けてほしいな。
本編と並行しておまけの話では、初代Scorpionが復活。それを手助けしたのが、Dr. Smytheの息子。Dr. Smytheと言えば、1970年代後半に発行された光文社版のスパイダーマンにも登場した蜘蛛殺しロボットの製作者。懐かしい。その息子は自らの身体を蜘蛛殺しサイボーグと作り変える。そして次号ASM 652号からが彼とScorpionが本編に登場。
筋書きは、Dan Slott、画を今回はStephano Caselliが担当している。個人的には、全然Stephanoの画の方が好き。ただ、彼の描くPeterの髪型がパンクっぽくて好きじゃないな。それから、Dr. Smytheが改造した昆虫軍団がまた醜い。画は上手いのだが、趣味が合わない。
さて、Dr. Smytheの息子は、自分の父親の死をニューヨーク市長のJameson Jr,の責任と決めつけ復讐を計画。まずはJameson市長の息子で宇宙飛行士の乗ったスペースシャトルを昆虫軍団と共に攻撃する。そこに現れるのが我らがSPIDER-MAN。
ASM 650号でも気がついたけど、どうもPeterの元かのMary Jane WatsonはPeterに未練があるようだね。Carlieといる時のPeterが幸せそうな様子を見て、なんでMJといたときは幸せそうじゃなかったのと僻んじゃう。隣の芝生が青いだけなんだよね。
それから、今回気になったこと。Peterが今の彼女Carlieがいない隙を狙ってアクロバット的スケートを行うシーン。別にCarlieがいるところで、運動が全くできないフリをする必要はないんじゃないかな。説得力に欠ける。
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