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アメコミとラーメン

オイラだったらSPIDER-MANをチョイ役でも使う、映画Kraven the Hunter


週末に映画Kraven the Hunterを観たので早速レビュー。公開前から失敗すると予想したのか、SPIDER-MANのスピンオフ映画の製作中止が報じられている。笑える。

粗筋から。マフィアのボスである父親を持つSergei (“Kraven”)は、ライオンに噛まれ瀕死の重症。偶然通りがかったCalypsoの持つ秘薬に命を助けられる。投薬の結果超人的な力を得た彼は人間を狩る狩人となった。獲物は父親のライバルマフィアのボスRhino、そして父親自身。

今回も好きな台詞やシーンをお紹介する。入店したクラブから出てきた恋人か夫婦に対し、嗅覚が優れたKravenが香水の香りが素敵ですねと声をかけるシーン。要は夫もしくは彼氏が誰かと浮気していて、その香水の匂いが残っていたわけだ。面白い。全然必然的じゃないけどね。右に座っていた人はオイラよりすぐ察していて笑っていたが。

コミックブックに出てくるCalypsoは魔術を使う悪女なのだが、この映画の彼女は知的で勇気があって好印象。サマースクールで習ったぐらいでボウガンを使いこなせるとは思えないが、Kravenの良きパートナーとなっていて好き。

SPIDER-MANの世界を匂わせる登場人物として、殺し屋Foreignerの登場やRhinoの生みの親としてMiles Warrenの名前が挙がっていたのはファンサービス。ただし、Rhinoを生み出せるとしたら、Warren教授じゃなくてStillwell教授かな。(コミックブックではScorpionの生みの親)

Kravenの父親役としてRussell Croweが登場。Marvel映画では悪な父親を演じてきてこれで3回目の悪親役。(THORに出てきたZeus、The Guardians of Galaxyの敵役Ego⇒訂正します。EgoはRussellはRussellでもCurt Russellでした。コメントしてくださった方に感謝。)出てきた途端悪だとわかるのは良いね。今回も最後までどんだけ悪なんだという徹底振りに拍手。

今回のRhinoはAmazing SPIDER-MANに出てきたRhinoに比べ百倍まし。コミックブックのRhinoはもっと三下だけどね。

Kravenの悪夢の対象が蜘蛛というオチが今回一番面白かった。SPIDER-MANとの因縁の対決の伏線かどうかはまだわからない。最初の話題に戻るが、SPIDER-MAN抜きでこの世界を語るのは無理があるよ。オイラを製作総指揮にしてくれたら絶対もっと楽しくする自身があるな。当然SPIDER-MANをチョイ役でも使う。

全体的に、人間を狩るKravenの動機がよくわからない。Calypsoが秘薬をもう一本持っているのは、そりゃないだろうって感じ。突っ込みどころが沢山ある話の構成なんだよな。

勝手格付けC—(Cマイナス、マイナス)

コメント一覧

amecomitoramen
ビートル さん:
コメントありがとうございます。
同じく光文社世代です。
確かにChameleonの役の人の演技が非常に良かったですね。
ビートル
フジタ「息子のワイアット・ラッセルなんてUSエージェント役ですぜ」

なんかカメレオンの為の映画みたいな…
あとクレイヴンの相棒といえばヴァルチャーだろ!(光文社世代)
amecomitoramen
ロヒキアさん:

コメントならびにご指摘ありがとうございました。
完全に頭のなかで、Curt RussellとRussell Croweが一緒になっていました。若い頃はともかく、齢を重ね外見の区別が付かなくなっていることに驚き。(これチコちゃんでやってました。)
ロヒキア
エゴ役はカート・ラッセルですぜ。ラッセル・クロウは『マン・オブ・スティール』のジョー・エルもやってますね。今回のクレイブンの父親役は、正にはまり役でした。個人的には、今年見たアメコミ映画5本の中では、一番良かったです。
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