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あみの3ブログ

坂本城 R6年石垣発掘現場を訪ねて

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2025年 新年最初のお城巡りに選んだのは、昨年同様【坂本城】です。

昨年は琵琶湖の渇水で湖底に沈んでいた石垣の一部が露出していると聞き、居ても立っても居られず、正月5日に駆けつけました。
ところが、その翌月大発見が報じられました。
大津市による発掘調査の結果「堀の石垣」が出土したというのです。 
令和6年2月10日・11日には現地説明会が開かれ、全国から数千人のファンが詰めかけ、抽選まで行われる盛況ぶりだったそうです。

さすがに毎月出かける訳にもいかず、悔し涙に枕を濡らしました。(なんのこっちゃw)

この調査は宅地造成計画による緊急のもので、発掘調査完了後は埋め戻され宅地になる予定でしたが、なんと土地の所有者である不動産会社の社長が工事をいったん中止し、国史跡に指定された時点で大津市と土地売却を協議することにしたそうです。 幻の城と呼ばれていた坂本城の遺構が、公開展示される可能性が出てきたわけです。

2025年1月18日
坂本城公園から、向かいの公園と駐車場の間にある用水路脇の路地を300m程歩きました。



赤い線が歩いたルート。私有地や立ち入り禁止区域を避け、道や用水路、農道から写真を撮影しました。黒い矢印は撮影ポイントです。
青い線は保存区域(立ち入り禁止区域)
黄色い線は今回の発掘区域を示します。



調査区域の遺構は埋め戻され、すでに地表は雑草で覆われていました。

南側より


西側より


東側より、奥は比叡山


北東より





当時配布された説明会用の資料にある発掘時の石垣写真です。
※大津市作成の資料は→こちら

実際の石垣を見ることはできませんでしたが、現場に立つことで臨場感を味わうことができ感動しました。







帰り際、湖底の石垣をもう一度見てきました。
今年(2025年1月18日)


昨年(2024年1月5日)



今年(2025年1月18日)


昨年(2024年1月5日)



【坂本城】
《》

名称(別名);
所在地;滋賀県大津市下坂本3丁目
城地種類;水城
築城年代;1571年(元亀2年)
築城者;明智光秀
主な城主;明智光秀、丹羽長秀、杉原家次、浅野長政
文化財区分;なし
近年の主な復元等;
天守の現状、形態;不明(天守と小天守が推定されている)

※出典、、、
地図;



安土城城郭資料館発行 武将印
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