最近は月曜の定休日の他に、火曜日の夜営業をお休みすることが多い氷見のラーメンが美味しいワインバー貪瞋痴(とんじんち)
すっかりラーメン屋さんになってしまって、連日のルーチンワークを「こなすだけ」では自分のやりたいことができない。というのがその理由なのかな。 例会はそんな店主の創作意欲を発揮する場でもあるように思える。
さて、今夜の創作メニューは本枯れ節をふんだんに使った清湯スープの醤油ラーメン。
メニュー名は無いので仮に「本枯れ節そば」としておこう。

鶏がら出汁と一番搾り鶏油の効いた鶏の旨みと、半枯れ節の芳ばしい香りがなんとも食欲を掻き立てる。 まさにコクの中に切れがあるスープ、これは美味しい! 白醤油だろうか、出汁と鶏油の持つ古雅な色のスープを邪魔しない色合いと柔らかい風味。

別皿のトッピングは低温調理のレアチャーシューと、薬味として壬生菜・白髪ネギというシンプルな取り合わせ。
かけラーメンとして香りを楽しんで欲しいという作り手の心意気だ! ネギをスープに浸すと途端に味わいが変化する。 スッキリ締まった味わい、たかがネギされどネギ。 この役割は小さくない。 水菜かと思えばこれは「壬生菜」だそうだ。 水菜と違って一旦茹でてあり、少しほろ苦いところが特徴でもあり口の中を一旦リセットする好アイテム。

因みに本枯れ節は蕎麦のカエシと同じように分厚く切ってガラと煮出している。

出汁ガラの本枯れ節、醤油をかければお酒のおつまみにもなる。

店主がその場で削る「本枯れ節・削り節」これは抜群に旨い。白ご飯にかけて玉かけご飯が絶対あう!!

真空調理のチャーシューも塊から切り出してくれた。

当然おつまみw これは美味い!!

ラーメンのスープでしゃぶしゃぶ、少し温めて脂を落として噛みしめれば肉汁がジュわっと口中に溢れる。これは美味い!

店主の心のこもった一杯。きょうもありがとう。次回も楽しみです\(^o^)/