ヒロ内藤さんを知っている人は、釣り好きの人以外は少ないと思うが、宇宙飛行士の向井千秋さんは知っていると思う。ちなみに向井千秋さんの弟がヒロ内藤さんである。だから何だと言えばそれまでだが、実家が近所だからチョット自慢したかっただけ、僕はあえて、ヒロ内藤さんのおねいさんが向井千秋さんと言っている。僕にとっての郷土の有名人はヒロ内藤さんなのである。
特定外来生物被害防止法という法律が出来て、そこにオオクチバス以後バスを入れるかどうかと言う問題が新聞やニュースで話題になっていましたが、特定外来生物法と言われても一般の人にはよく分からないはず。簡単に言うと外部から来て人間や農林水産業や生態系に害を及ぼす物を法律で規制しようということです。ちなみに、これから書くことは、ただの一人事もしくはたわ言程度にとらえてもらえれば、と思います。ずばり言うとバス釣りをやらない一般の人達には、バスがどうなろうかなどどうでもいい事なのです。もっといえば生態系が壊れようが壊れまいがどうでもいい事なのです。ほとんど関心がないのです。そんな中で、バスを駆除したい人達とバスを擁護したい人達がお互い意見を戦わせている訳です。駆除派は、バスが他の魚を食べてしまって生態系を破壊していると、それに対して擁護派は、バスがすべって食べつくす訳ではない生態系を壊すのは生活廃水の垂れ流しや護岸整備などの環境破壊が原因だと言います。これでは何時まで経っても話は平行線なのです。さてどうなんでしょう、本当にバスは悪いのか?一般の人達のバスのイメージは、テレビや新聞で見たイメージでしかないのでは?実物を生で見た人は少ないのではないかな?と思います。新聞の活字で、バスが他の魚を食べつくす、テレビの映像で、食べる所を見る。知らず知らずのうちに悪いイメージが定着する。一方、バスを擁護する立場の人達は、専門誌やホームページで訴えても、興味のない人達は専門誌を買うどころか、読みもしないし存在すら知らないのです。ホームページもクリックしなきゃ意味がないのです。もしここで、今流行りのヨン様がバスは非常に良い魚と言ったら、もしマツケンサンバじゃなくバスケンサンバだったら、もしバスが非常に美味しくマグロの様に食べられたら、バスのイメージは変わるでしょう。最初にも言ったとおり生態系の話をされても一般の人達にとってはどうでもいい事であり、それほど重要ではないのです。だからといって生態系についての問題は非常に重要だと私は思っています。しかし、それが実情です。結論としてバスは悪くはないのです。人間の都合でいくらでも良くも悪くもなるのです。一番悪いのは人間様なのです。人間が知恵を出しあって問題を解決しなければならないのです。と思う今日この頃です。