ミニ盆栽

今年も問題なく過ごすことができました。
2001年以降、特に問題ありません。
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以下、これまで取り組んできたことを纏めてみました。ご参考になれば幸いです。
纏め「薬に頼らないで対処」
先ず始めに、50歳代(2000年)に糖尿病と宣告され半年間はキツイ毎日でした。この間で減量10kg。よくやれたなあーと感心しました。これは、初期症状で首が動かなくなる、目が急激に見えなくなると言ったことが発生しており先生から非常に深刻な状況と言われたことがキツイ毎日に耐えられた大きな要因と考えます。
それと、現代の“赤ひげ先生”の指導を受けられたことが大きいと言えます。
減量効果は、本当に凄いですね。人間ドックの数値が全て変わってしまいました。レントゲン写真でみましたが心臓の位置まで動いていたのは感動しました。
次に、その取り組みについて。
一つは、大量にアルカリイオン水を飲むこと。1日に2リットルくらいは必要といわれています。アルカリイオン水を飲むことで活性酸素が除去(糖尿病に効果)されます。根気よくアルカリイオン水を飲み続けることが必要です。とはいっても夏場はともかく冬場は1リットル以下になってしまいます。これは現在も続けておりますが途中からアルカリイオン水ではなく浄水に変えております。どちらでもあまり変わらないようです。
2018年10月以降は浄水から水道水に変えています。水道水がかなり前から大幅に改善され浄水と変わらないことが分かりました。
二つ目は、運動すること。
ストレッチトレーニングをする。朝布団の上で実施。内容は、体の柔軟体操を主体とし前屈運動や背筋運動等々。これだけでもキチンと毎日実施すればかなり筋力がつくはずである。いずれにしろ継続がなによりも大切。
これが現在も継続実施している「畳一畳体操(下欄参照)」の基になったものです。
なお、先生からは、減量当時、標準体重を維持していくことが最も大切なことでこれからが本当の意味での糖尿病との戦であると厳しく言われました。
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以下、これまでの経緯です。興味のある方はご覧ください。
★人間ドック
50歳代(2000年)、人間ドックで、いろいろなデータから糖尿病であるとの結果がでた。ここから糖尿病とのながい奮戦が始まった。人間ドックで、これまでの数値を大幅に超えていた。最悪である。体重の方は尿から糖が出ているためか減っている。ピーク時は75kg,通常でも73~74kgと言う体重が今回は70.6kgと減り、肥満度が13.0%と少し減少した。しかしながら脂肪率は26.9%とほとんど減少していない。
原因は尿から糖が出ているためであり糖尿病の現象である。
血糖値も今回206と通常の二倍と最悪である。これまでは悪くても120~130位で基準を少し超えている程度であった。最悪なのは血糖値が高い事もあるがヘモグロビンの値が9と高い事。6以上は糖尿病で大問題。これは体内に3ヶ月位滞在しており次回調査は3ヶ月後と言う事になる。1末なので5月に再検査と言う事になった。
人間ドックの結果を持ってH先生に相談に行った。先ずは食事療法で対処する事になった。それで様子を見てNGなら運動療法。それでもダメなら薬療法と言う段取りとした。別途食事指導を受ける。5月初旬に再度検査して経過を見る。これまでは糖尿病の気があると言うレベルの診断結果で特に対応してこなかった。人間ドックを始めた頃から毎回同じ結果だったため慣れっこになっていた感が強い。病院にて食事療法の相談。普段の一週間の食事献立を所定の様式に記載しそれを元に指示を頂いた。一日一品品数を減らされた程度で家内の食事献立でほぼOKであった。外食は私が少しセーブする必要がある。特に塩分が少し多い感じであり味噌汁を控えめにした方が良いとの指導あり。
H先生は、現代の“赤ひげ先生”といえる。尊敬する先生で薬は出来るだけ使用しない。今回も先ずは食事療法に取り組むよう指導してくれた。1/末から食事療法を即日実施。残念な話ですがこのような先生ですから病院自体は火の車だったようです。数年後病院は倒産。話によると田舎へ帰って親父さんの病院の後を継いで信念を通してやっているとか。糖尿病対策はH先生のおかげと感謝しております。
★糖尿病の初期症状
糖尿病の初期症状について、一般的に言われることは、次のようなことです。
・喉がよく渇いて仕方ない、水をよく飲む ―― これは全くその通りでした
・食事を減らしてないのに体重が減少する ―― 人間ドックの結果で減少していた(当時自宅では計量せず)
・尿の量が多くなった、回数が増えた ―― その通りでした
・体が疲れやすくなった ―― これはあまり認識していない
実はもっと重大なことが起きていました。
一つは、
前の年に首が痛くて病院へ。これが何と首の頸椎の部分に糖分が固まって大きくなりその固まりが神経根を圧迫している。レントゲン写真でハッキリと塊が分かる程度だから2~3ミリあったかと思う。場所が場所だけに取り除く手術は危険なので首を電気で温め首を引っ張るリハビリを約一ケ月間実施。その間首をコルセットで固定するなど大変な思いをしましたが、一ケ月位で何とか首も元通りになったのでそれほど気にしなかった。
二つ目は、
視力が衰え眼鏡を換えた。これも前の年で急激にモノが見えにくくなり始めたのでおかしいなとは思ったが仕事も忙しい時期であったためそれほど気にしなかった。
これらのことをH先生に話したら糖尿病が原因であるとハッキリ言われました。
2000/5/17、再検査の結果
1月末から食事療法を開始。三か月と少し、今回は再検査の中間状況のようなものです。食事療法と外食を控えたこと、それと会社での付き合いでのお酒を控えたこと。食事療法より後半のことが大きく効いていると思われます。会社での付き合いは正直に現状を話してお酒を控えることにしました。
ヘモグロビンが9から6.9と大幅に改善された。先生の予定では8を切れればよいと前回話していたので先生もビックリしていた。当然の事であるが他の値についても全てよい結果が出ている。
参考まで、尿の血糖値も144と標準に近くなってきたといえる。前回の200から見れば各段によくなっている。
2000/8/12、再検査の結果
約半年で体重10kgの減量。思った以上の成果です。糖尿病は直らないとよくいわれますがそんなことはありません。
全ての値が標準値に収まった。スゴイとしか言いようがない。特に先生も驚いていたのはヘモグロビンが前回6.9から5.4と下がったこと。標準は5.8以下なので問題なくクリア。前回も驚いていたが今回も同様。血糖値についても前回144であったのが95と標準100以内におさまった。先生も感心していた。
これ以外にも血液検査でのいろいろなデータが出ていたが全て問題なし。暑さのせいもあってか体力不足と重なって立ち眩みが酷くなっている。先生の話しでは夏場を乗り切れば体も慣れてくるだろうとの話であった。現状を維持されたいと言うのが先生の意見。安心せずこれからも経過を見ていきたい。次回は10月末予定。その他、体重の方は当初74.5あったのが63.4と10kg減った。減ったと言うより標準体重になったと言うべきか。10kg減量に伴うメリット/デメリットについて気付いた事。
先ずメリットとして、
・体が一回り小さくなった。着ている物がみなだぶだぶになってしまった。バンドなどはゆるゆるでズボンがぶかぶかとなってしまった。そんなわけで以前きつくて着られなかった物が着られるようになった。
・特に足までが一回り小さくなった事には驚いた。かなりきつかった靴がすんなりと履けるようになった。
・次ぎに気付いた事は、視力が多少ではあるが良くなった気がする。メガネのピントが合わなくなってきてかなり目が疲れていたのが同じメガネで疲れなくなった。景色が何となくピントが合ってきてハッキリ見えるようになった。目やにがよく出ていたが無くなった。
・それと暑さで大変な夏を経験していたが今回は減量のせいか汗との関係か以外と汗をかかずそれ程猛暑に悩まされないで済んでいる。そのためか蚊にも刺されにくくなった。以前は私の方が刺されやすかったのに家内しか刺されない。
デメリットは、
体力が衰えたと言うか栄養不足と言うか立ち眩みが多くなった。当然と言えば当然な事なので止無を得ないか。それと体力不足のためか気力が多少衰えているのか疲れて長続きできない。
以上あれこれ気付いたこと。
10/末、前回よりほんのわずかではあるが更に良くなっていた。先生も驚いていた。立ち眩みの件は前回から見ると大変良くなっており最近は立ち眩みも無くなってきている。全般的に良いことづくめであると言える。
ただし、体力不足は事実であり体の抵抗力も弱まっているので風邪等ひきやすくなっている。病気にかからないよう十分注意すること。
いったん病気にかかると悪循環を繰り返すことになるので十分予防に努める事。
一年が経過
人間ドックの結果が出ました。想像以上によい結果です。レントゲン写真で内蔵の位置が動いていたのにはビックリ。特に心臓の位置が変わるなどとは思ってもいなかった。中間の治療結果で良好なのは分かっていたが他にどのような影響がでているのか興味があった。何ともスゴイとしか言えない結果が出た。
主なものは、先ず体の構造が内臓自体大幅に変化していた事。
心臓が下向きに傾いてしまった。レントゲン写真でも一目瞭然であった。これまでは肥満で内臓から圧迫され押し上げられていたのが一割以上も痩せたため内臓自体もその分スリムになりその結果心臓に対する圧迫がなくなったという事で心臓から見ればその分負担が楽になった。
更に肺が大きくなった。心臓と同じ理由によるものであるが肺の場合は3800ccと500cc位大きくなった。
他にも脂肪肝に関しては超音波検診の時に何度も診察をやり直していた。結果としては前回から比べて変化が大きく少し心配されたようです。
総合結果のミーティングの時に話しがあったが脂肪肝についても問題なし、内臓の状態についても心臓と同じ理由によるもので心配はいらない。
次に血液等の各種値であるがこれらについては治療時の結果と同様で良好であった。肥満度は人間ドックにかかって以来始めてマイナスになった。体脂肪率も問題なし。血糖値も標準並で問題なし。それと眼や内臓等がきれいになったと言う話しがあったがこれは痩せた事とイオン水を飲み始めたことによる影響だと思う。
結果として好い事づくめであると言うのが先生の結論である。
今後はこの状態を維持する事と念をおされた。
デメリットは本当に何もないのか。心配になって細かなことで気付いた事について質問してみた。
体力不足による影響はないのか。過渡期は多少あるだろうが体重が減った分当然な事であり少しずつ体の方が慣れてくるので心配ない。
体力測定で脈拍が高い状態が続いていたが問題はないのか。これも体力不足と同じ原因で体が馴染んでくるまではしょうがないだろう。人間の体は環境に順応し易いのでそう気にする必要はないそのうちに元の状態になる。
肥満になるということは「百害あって一利無し」