アンナdiary~Part2

日々のこと。拓哉のこと。

「白夜行」⑥ 白夜の終わり

2006年02月17日 01時59分15秒 | 過去ログ~2011年2月まで

父を殺した少年と、母を殺した少女  

 太陽が奪われた2人は  

 ただお互いの太陽であろうとした。

 「白夜行」公式サイトより

白夜行

集英社

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笹垣(武田鉄矢)は転勤が決まった古賀(田中幸太朗)から
恩返しのつもりで事件を調べると言われうれしさを隠せない。
そんな中、亮司が松浦に脅されて悪事に手を染めていると感じた
弥生子(麻生祐未)は松浦のもとへ向かう。
だが、そこで思いも寄らない事件が起きる。

松浦が死んだ。。。
不覚にも、私はこの憎き松浦が亮司の手で殺された時涙が出てしまった。

「俺さお前、オヤジ刺した時さ~こいつ俺に似てると思って
だからさ、誰にも言わなかったじゃんあのことだけは。
もう、ヒドイよ亮ちゃん」

古賀刑事を刺してしまった時の松浦を直視出来なかった。
「俺、何も悪くないよね」
「俺のせいじゃないよね」って言いながら古賀を刺す松浦の異常さ。


松浦は母親が浮気して出来てしまった子供。
お兄さんにお前なんか生まれてくるべきじゃなかったんだ。
お前なんか死ねって言われて・・・・
兄と母を刺し傷害事件を起こした。

亮ちゃんさぁ。。。白夜って知ってる?
夜が昼みたいになってさ。
ダラダラグズグズ人生は続くって話。

きっと松浦は、亮司と自分を重ね合わせていたんだろうね。
唯一の仲間だと思ってたんだろうなぁ。
一番裏切られたくない相手に、刺されて
「ずっとこうしたかった。あんた来てからおかしくなったんだよ。
親も俺も、死んで。もう。。。あんたなんかいない方が良かったんだよ。」
って亮司に言われた松浦、どんな思いだったんだろうか。。。

また、ひとつ罪を重ねてしまった亮司

私には、亮司の太陽が雪穂ではなく
園村友彦(小出恵介のような気がしてならない(苦笑)

園村が亮司に言った言葉

「松浦は、お前に見捨てられるのがこわいんだよ。
脅したりなぐったりするのは愛情の裏返しだよ」

「本当の強さって、打たれても打たれてもまた立ち上がる力のことだぞ」
って。。。銭湯での2人。亮司の笑顔がすごく良かった。
きっと、園村がいなかったら亮司はもっとどん底だったんじゃないだろうか。

古賀刑事が亡くなって、笹垣がカップ麺に七味唐辛子を
かけるシーンは、ジーンときた。
きっとこれから笹垣の執念の追跡が始まると思う。
古賀刑事が亮司の母親に言いましたね。
「亮司君は父親と母親の被害者だ」って。

本当だよ亮司が可哀想。

信じた女のために、いくつ罪を重ねればいいの?
雪穂は、自分の幸せの邪魔する者は全て傷付けていくような気がする。
それが幸せだと思っているんだろうか。。。

篠塚さん、雪穂のこと疑ってますね。
これから何か起こらなければいいのですが。

思ったけど、亮司の心の声はあっても
雪穂の心の声がない。
だからかな?亮司の目線でドラマを見てしまう。
雪穂の本当の気持ちがわからない。

次回は雪穂が結婚?
亮司を裏切るのか?


柴咲コウ, 前嶋康明, 市川淳
ユニバーサルJ

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