さつき(稲森いずみ)への怒りを抑えきれない美帆子(川島海荷)は、彼女が
事件現場に花を供えているのを目撃し、献花場を撤去してほしいと頼む。
一方、富田(田中美佐子)は智也(嘉数一星)から事件の話を聞くうち、彼に誰
にも話せない秘密があると気付き、さつきに相談。さつきは智也が昨年の9月
ごろびしょぬれになって学校から帰ってきた日のことと、同じころ智也が"ただ
いま"を言わなくなったことを思い出す。さつきは、あの時に自分が気付いて
やれればと激しく後悔するが、母親は万能ではないと富田に慰められる。
~goo番組ナビ
「母親は万能じゃないですよ。。。」
富田さんが言った言葉に救われる。
智也が去年の9月頃から、お母さんに「ただいま」と言わなくなった理由。
ホームレスのおばあさんの所に出入りしてた智也。
お母さんからは、あそこへは行ったらダメだと指きりまでして約束したのに。
おばあさんの亡くなった息子が智也に似てたから、おばあさんは智也を
可愛がった。自分の息子と重ね合わせたんだろうね。
何でおばあさんに毎日のように会いに行ったのか?
多分、いつも「笑顔」だったからだと思う。
智也は本当に優しい子供なんだと思う。
でも、おばあさんは智也と自分の子供との区別がつかなくなって
智也を必要以上に抱き締めた。
苦しくて、こわくなった智也はおばあさんから逃げ出して
噴水の水の中に入り、お母さんの言いつけを守らなかった自分を責めた。
水で全てを洗い流したくなるような気持ちだったんだろうね。
さつきは、子育てや家の悩みをインターネットの掲示板ではらしてた。
さつきが唯一救われる場所でもあったインターネットの時間。
智也が帰ってきて、その時間が終わる。
智也が帰って来なかったら、もっとその時間を楽しめたのに。。。
その苛立ちもあってか、びしょ濡れの智也を頭ごなしに叱りつけた。
智也はお母さんに「おかえり」って言って欲しかったんだよね。
抱きしめて欲しかったんだよね。
この日から智也はお母さんを避けるようになってしまった。
その話を聞いて、後悔するさつき。
あの時、智也の話を聞いてあげられなかった自分が悪いと責める。
でもね、母親は万能じゃない。
それに事件が起きてしまったから気付いたんであって。。。
ただ、子供が何かをした時は頭ごなしに叱りつけるんじゃなくて
聞いてあげることって、大切なんだなぁ。。。と。
智也が去年の9月から母親を避けるようになった理由はわかったけど
それがキヨタンのことと、どう繋がるのか?は、これからですね。
毎日のように、さつきがキヨタンの事件現場に献花しに行くのを
美帆子が見ていて。。。とうとう言ってしまいましたね。
「帰れよ」
「もう2度と来るな!帰れ!」
土下座するさつき
「そんなことしたって、私達が、パパやママがどんだけ
苦しんでるのかわかるの?」
「あの子があんなことしてしまったのは、私のせいなんです。
だから私が殺してしまったようなもんなんです」
「だったら償ってよ!あんたが死ねばいい!」
辛いなぁ。。。。
美帆子がそう言い放つ気持ちもわかるし
自分を責めてしまうさつきの気持ちもわかる。
次週。。。。さつきさん、ダメですよ。。。
でも、こうやって自分を追い込んでしまって
自らの命を絶ってしまう加害者の親って多いのかもしれない
重いけど、ドキっとする部分もあり、考えさせられる。
それにしても母親役の稲森いずみさんも、板谷由夏さんも
智也役の嘉数一星君、美帆子役の川島海荷さんも演技がうまい。
タイトルの「海容」って、他人の過ちや罪を広い海のような心を持って接して
いくという意味らしいけど。。。これから被害者家族と加害者家族はどう
なっていくんだろう。
公式サイト
|
「Forgiving」アイシテル~海容~オリジナル・サウンドトラック S.E.N.S. BMG JAPAN
このアイテムの詳細を見る
|