さつき(稲森いずみ)に死んで償えと言ってしまった美帆子(川島海荷)は
やりきれない思いと後悔で押しつぶされそうになる。一方、事件の真相を話し
始めた智也(嘉数一星)は急に富田(田中美佐子)との面談を拒絶。富田は智也
が心の奥にまだ話していない何かを隠していると感じ、その何かは母親のさつき
でなければ開けないと確信する。そのころ、智也の事件が原因で婚約が破談に
なった彩乃(田畑智子)はショックと悔しさのあまり、姉のさつきを責め立てる。
彩乃の言葉にぼうぜんと立ち尽くすさつきに、夫の和彦(山本太郎)が繁華街で
暴れて騒ぎを起こしたと警察から連絡が入る。~goo番組ナビ
「だったら償ってよ!アンタが死んでみれば!」
美帆子の一言が、胸に突き刺さる。
言われた方も苦しいけど、言った方もそれ以上に苦しいよね。
「ホントに死んじゃったりしないよね?」
美帆子の辛さがわかる一言だったなぁ。。。
私が殺したようなものですか?あんな事件を起こした子供を育てたんだ。
あたりまえじゃないか。何にもわかっちゃいない。
あの手紙通りの母親だ。
でも、キヨタンを殺したのは母親じゃない。
子供が犯人なら、親が責任を取るのは当然だろ。
キヨタンのパパはさつきのことを許せないでいるけど
キヨタンのママは、同じ母親として、思うことがあるんだろうね。
美帆子のこと、わかってあげられなかったし。。。
さつきの妹・彩乃の縁談が壊れた。
うん、多分ダメになるんじゃないかな~って思ってた。
予想通り。。。(苦笑)世の中、そんなもんだよね
彩乃がさつきに言った。
「いい加減優等生ぶるのはやめてよ!綺麗ごとだけ並べて。。
智也も私みたいに思ってるわよ!だからあんなことを!」
とうとうさつきが倒れた。
うん、これじゃ倒れちゃうよなぁ~
加害者も被害者も一番ツライ時期かもしれない。
「智也君の心はお母さんしか開けないんですよ。
智也君の心を開いて、犯してしまった罪の重さを気づかせてあげる」
サブタイトルでもある「生きてこその償い」だよね。
例えばここで、さつきが死んでしまっても誰も喜ばない。
もっとみんなが辛くなるだけ。
それに死んだキヨタンが戻ってくるわけじゃないし。
智也がキヨタンを殺してしまった理由。
全貌は来週わかるみたいな予告だったけど。。。
「やっぱりお兄ちゃん家ってヘンだよ」
「ただいま」「おかえり」のない家。
お母さんにギュっと抱きしめられない。
キヨタンにとっては当たり前のことが、智也の家にはない。
あんなに「ヘンだよ。ヘンだよ」って言われたら。。。
智也もヘンじゃない!と返したいところだけど
ズブ濡れになったあの日。。。お母さんは「おかえり」って言ってくれなかった。
そのことに傷ついているところへ、容赦なくキヨタンはその傷口を塩塗り
したようなもんだもんね。まあ、子供だから悪気なんかないんだけどさ。
お母さんが待ってるから帰るって言ったキヨタンに
智也は「待ってなんかない」って。。。
たぶん、この後キヨタンが言った言葉が致命的だったのかも
お母さんはいつも僕を待っててくれて、あなたのことが好きだって
抱きしめてくれるんだ~なんて言ったりしたのかな?
ホントにつらい時はそばにいて欲しいんだよ。
そうじゃなきゃ一緒にいる意味ないじゃん。
だって、夫婦でしょ?
家庭も顧みず、会社に身を捧げてきたのに
結局、子供が殺人者とわかった途端に生きている価値がないくらいに
捨てられたような和彦。
自暴自棄になっていたけれど、彩乃の言葉は、和彦を変えた。
仕事の代わりはいるけど、智也の父親の代わりはいないんだよね。
こんな自分を必要としてくれる人がいるんだって、やっと目が覚めたのかも。
お父さんが面会に来た。
やっと智也と向き合うことが出来た和彦(涙)
また来るよ。
あの時のキャッチボール楽しかった。
親ってのは、子どものために頑張ってこそ生きてるってことになるんだよ。
智也は生きて行くんだよ。あなたがいっしょに償っていかなかったら
智也はどうするの?
これからだって辛いことがある。死ぬほど苦しいこともある。
だけど、生きていかなくちゃいけないんだよ!智也と一緒に。
さつきのお母さんの存在が、心強いよね。
これが母親ってもんなのかなぁ。。。
和彦がやっと智也と向き合えたことが嬉しかったなぁ。
キヨタンの納骨が済んで、これから両家族がどうやって前に進んで行くのか?
楽しみにしています。
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「Forgiving」アイシテル~海容~オリジナル・サウンドトラック S.E.N.S. BMG JAPAN
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