弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

そしてまた人柱へ~ラツーダ

2020-12-29 22:53:23 | 闘病(精神疾患)
知り合いがラツーダという双極にも適用される新規の向精神病薬を試しているらしい。

今の処方だと波がまだすごいあるし、結局、レキサルティは効いているのか分からない。
というか、前から書いてるように、やっぱり、どの薬も効かないのだろう。

とはいえ、試してみる価値はある。
受診は年明けだが、お願いしてみよう。

あと、瞑想と運動をサボりがちなので、それもきちんとしよう。
幾ら覚悟を決めたとはいえ、やっぱり、今の状態だと大学院生活は厳しいし厳しかったのだから。
それで寛解なんてのはなくても、少しでも、調子を上げないと。

理想を抱いて溺死しろ~大学院と奨学金

2020-12-29 22:30:47 | 闘病(精神疾患)
昨日、オンラインで友人達と会話したが、実家が近くても帰らない。
という人の方が多かった。
皆、30代になれば、精神的にも経済的にも自立している。
そして、大学や大学院は奨学金という人も多かった。

前いた研究室も奨学金借りてる人の方が多かった。
文系大学院生で博士まで行く人は人生賭けてるんだ。
借金背負っても、自分のやりたいことをやると。
(なかには、千万を超える借金を背負っている人もいた)

彼らとの決定的な差は年齢と精神障害だろう。
でも、自分みたいに選択肢があまり存在しない上で、大学院を選択した訳ではない。
むしろ、人生、もっと金銭に困らない道もあったのに選択しているのだ。
親や親戚を敵に回しても。
彼らの研究が意味あるとは思えないけど、それでもその矜持は尊重すべきものだ。

勿論、清貧というのは、別に美徳ではない。
お金があるなら借りずに払えばいいし、そのことと研究能力は関係ない。


でもやっぱり、自分は覚悟がなかったのだ。いくら、父からの相続で払っていたって、結局、本当の意味で身を削ってない。
精神的に同じ土俵に立ってなかった。

だったら、今度こそ同じ土俵(年齢的にはこちらが不利だが)に立とう。
借金、年齢、それでも掲げる理想、諸々の重みでそれで溺死するとしても。

まあ、日本の大学院生に対する支援体制は本当に貧弱で、そこにも問題があると思うがそれは自分では変えられない。

年齢的に不利な以上、そしてアルバイトと並行出来ないなら、もう今度こそ実績で勝負して早めにポストを狙うしかない。
無論、授業料免除とか返済不要の奨学金は狙っていくけど。

家族という幻想ーいつだって条件付き

2020-12-28 18:44:52 | 闘病(精神疾患)
大分、更新が滞っていた。
前回の更新から大阪と東京の実家を行ったり来たり。入院も考えていたのだが、来年から新しく踏み出すために多少無理をしていた。

現在は実家だが、明後日には大阪に戻り、もうほとんど実家には帰らないと思う。(東京の大学院受験もホテルに泊まる。)
コロナは気にしていたのだが、精神的な事情ということで勘弁ください。(大阪も実家も都市部ではないし人とも会っていないので感染している可能性はごく低い。)

表題。年末に書くことではないかもしれない。
でも、何かがぷつんと切れて、完全に心が冷え切っている。

30代半ばで実家から通勤したり通学したりする人はほとんどいないと思う。
だが、実際、実家から出てから精神的に滅入ることが多かったので(特にコロナで)、実家は帰る場所だと思っていた。
命を危険にさらしてまで地方の有名大で研究することはないと思ったし(大阪で何度も自殺がちらついた)、母も高齢になってきたのでせめてもの親孝行のために。・・・そう思っていた。

親孝行?母親は姉と自分を育てるということに苦労して、父親が亡くなってからも苦労して、更に今もどちらも独身で大変だという。
だが、それは結局、「利己心」だろう。そしていつだって条件付きであったのだ。

ここで利己心とは、実際に利己的に行動することではない。子供を育てるのも時代や社会の要請だし、中学から私立に行かせた(そのせいで
弁当作りが大変だったという)のも、父親の教育方針だ。自分から塾に行って私立に行かせてほしいと言ったわけではない。
しかも、そうだったのは、自分がレールから外れなかった、つまりは問題行動も起こさず、不登校にもならなかったからだろう。
実際、二浪で精神が崩壊したときも、こっちに寄り添うというよりは、精神科任せだった。
精神科の薬がどういう作用をするのかも、一緒に医者に行ったこともほとんどない。それはほとんどそうだった。
「聞きたくない」とまで言う。

大学在学中も優しかったのは4年まで。病気ゆえの留年もあり、それからは「いつ稼げるようになるのか。いつ働くのか」ばかりだった。こちらは安定せず、問題行動も起こし、荒れていたのに。
20代終盤は、生活費はもらえたものの、家事も自分のことはほとんど自分でやっていた。
20代のころは亡くなったひきこもりの叔父のことずっと引き合いに出し、「叔父にそっくりだ」の罵倒ばかり。
これがどれだけ自分にとって嫌だったか。

ここまで、自分の母親は・・・。と書いたが、精神疾患持ちの子供の母親としてはマシな方だろう。お金は出していたのだし。
もっと厳しい、キツい家庭事情の人もいると思う。
障害レベルにまで行くと(あ、障害者手帳作りました)、もう完全に放っておかれることの方が多いと思う。
精神障害持ちの子供と親が仲良くしている、というのはあまり聞いたことないし。

で、30代で電気痙攣療法を受けたが、優しかったのもその後数年。
それも、ここまでして治らなかった「から」という条件付き。
大学院に入ってから、性格の悪いパラサイトな姉と母は二人暮らしになったが、その時期優しかったのも自分が院でまともにやってた頃と、姉との折り合いが悪かったから。
20代でもそうだが、家事を一切しない姉と仲が悪くなったときのみこちらにすり寄ってた。

今日も自分がだるそうにしてたら、家事のこと口に出し始め、それに対して今のコンディションや受験のことを言っても、「病気や薬のことは理解できない」の一点張り。(先週、少し無理したのでここ数日グダグダだった。)
先週まで姉と喧嘩していたのが治ったからこちらに厳しくなったのだろう。

もう分かるだろう。本人は否定するが、結局、彼女の胸にあるのは「いつ稼げるようになるか」だけ。
「教育は投資」
「子育てはギャンブル」
そういう言葉もいくつも聞いた。
考えようによっては酷い。要は「失敗した」というだけなのだから。

自立というのが大事だというのは否定しない。でもそれって、自立させることが親の社会的責務だから、というのが理由だろう。
本人にとって自立がよいから、という理由ではない。

それも、自分は一応、大学院を出て(今回は失敗したが)、一応食べるくらいは稼げるようになりたい。と思っている。
でも、コロナで限界が明らかになった。もはや、障害者採用も無理な状態。
(それでも大学院―研究者に固執するのは、自分のプライドが致命的だし、何より、「ここまでお金をかけてくれて、そこに行き着くのは(亡き)親にも友人もがっかりするだろう」という想いがあるからだ。)

ああ、でも気づいてしまった。
この人は、結局、条件付きでしか、子を考えてこなかったのだと。
今は「稼ぐ、稼げるようになる」のが基準。障碍者年金貰って実家で暮らしても、「何もしなくてもいい」と言ってるのは彼女に負担が発生しないから。それだけ。それでも、実際何もしなかったら、また「叔父のようだ」となじってくるだろう」
で、障害年金貰えなくなったら、「生活保護」らしい。でも、「住むところはあるから生活保護は無理だね」らしい。

本当は今のところは本当は障碍者採用はおろか、大学院だって無理な状況だろう。

それでも、自分がまだ諦めない限り。と奮い立たせている。
これからは、(大阪での費用は父から相続した分)、奨学金借りて、借金まみれになっても、親との交流はゼロにする。
(縁切りまで行くかは分からない)
それでも上手くいかなかったら、もう自殺しかないだろう。
こういうことは何度も書いてきたが、~でうまくいかなったらの期限が迫っているし、何より今度こそ(金銭的に)頼れる相手がいなくなる。

本当の覚悟を。もう幻想は抱かない。騙されない。帰る場所などない。

(障碍者採用を馬鹿にしている訳ではないのです。自分には無理だなと思うのです。あと、生活保護も必要な人は必要だと思ってます。)