弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

ラツーダ服用中止ー直観

2021-02-28 20:42:31 | 闘病(精神疾患)
ラツーダに変えてから、レキサルティの濃度が下がっていき、一時的に傾眠状態になった。
近頃、寒暖差が激しかったのでそれに伴った調子の変動かもしれないし、原因がはっきりしない。飲み続けたら効いたかもしれない。

だけど、これから引っ越しの手続きあるし、大学院に落ちても受かってもやることがおおいので、ダウンしたらまずいと思い、直観に従って中止した。

医師も、
ラツーダで鎮静されることはまずない。
と言っていたが、まあ、寛解させるような力はなかったと思いたい。

多分、寛解の鍵は人間関係と運動だから・・・

ラツーダ服用開始

2021-02-22 13:52:59 | メンタル
先週、レキサルティからの変更を医師にお願いしたら、即答でラツーダになった。

理由は、
・うつが重い
・安定しない

まあ、双極2型のうつにはありきたりな問答。
例のごとく軽躁すらないし、むしろ混合状態に更に不安が混じった感じの時が精神的に危うかったのだが。

飲んですぐは分からないタイプの向精神病薬で効果ももう少し見なければ分からない。
それでもメジャーは合わない場合、すぐに副作用出てくるのでそれがなかったのはラッキーか。

ただ、この薬、大きな注意点があり、これだけは大事というのがある。
それは、必ず食後に飲むこと。
添付文書読まないで初日は空きっ腹に入れたが、翌日に食後に飲んだ時と全然違う。
普通は空きっ腹の方が作用副作用が出てくるが、この薬は全く逆なのだ。

どういうメカニズムかは分からないけど、グレープフルーツがダメって点はロナセンに似ているのかもしれない。

あと、双極の場合適用が20mgから60mgだけど、初回量で20mgなので増やしていった時にどうなるのも分からない。
効果効能の点で、体重増加があまりないというのは本当かも。少なくとも食欲は出ていない。

向精神薬は本当に個人差があるから分からないが(例えばこの薬でも副作用でも傾眠と不眠、どちらも等しいくらいで出る)、体重や食欲の件は助かる人が多いだろう。

・腎機能
・肝機能
・糖尿

は他の薬と同じように注意らしいね。腎機能注意は他の向精神病薬とは違うかも。

最後に、

薬価が高く、現状最長で2週間しか処方出来ない。

のも難点か。


大学院中退。それでも良かったこと

2021-02-16 17:53:24 | 思考
電気痙攣療法の話題が出たので、ついでに。

前回の電気痙攣療法、うつには効果があっても不安には効果がありません。そう言われた。
そして、病院勤務の臨床心理士からは、認知療法でも収まらないならもはや、行動療法ーそれも暴露しかない、と言われた。

暴露療法とは、不安の低い順から高いものへ階層表を作り、低い順から現実場面で不安を喚起する場面に身を置くこと。
何だか根性論のようにも思えるが、サポートとして、リラクゼーションのテクニックが教えられることもある。

んで、取り組んでいたけど、うつが再発してダメに。
結局、うつが落ち着いて大学院に入るまでが大変だった。

大学院は中退したが、否応なしに、しかも時には連続で、予期不安を感じている暇がないほど不安場面に曝された。(暴の暴は本当はこの曝すという漢字)
しかも、明らかに叩かれるアウトプットでも逃げることは許されなかった。

それはもう白髪が生えるくらいストレスフルだったが、結局、この「逃げられない」というのは重要で。勿論、うつと併発してたら、そっちの心配もあるが、それでも本当に大事。
やはり、自分だけだと甘えてしまうから。

不安障害も治しに大学院に行った訳ではないが、回避や逃避癖はかなり軽減したち思う。

今日の勝ち目のない院試も行けた訳だし。
中退だったけど、それが一番の収穫だろう。今後もどういう道を歩もうとも。

結局、抗不安薬飲もうが、社会不安の薬飲もうが、逃げられない環境に身を置いた自分を誉めてあげたい。
(※逃げられないことでうつが悪化するなら、やめておいた方がいいです)

もう一回電気痙攣療法も視野に・・?

2021-02-15 22:27:26 | メンタル
試験前日の夜になって、酷いうつ状態になった。
朝型の生活に戻したせいか、それとももう精神的に疲弊しきってるのか、はたまた無意識のうちにセルフハンディキャップをしてるのか。

どちらにせよ、明日は受けに行く。
そして、落ちたらもう限界だろう。

薬が全く効いてない。状況要因もあるのだろうが、去年秋にまた再発したと考えていいだろう。

中退した大学院の記憶を消したい。
といっても、前回の電気痙攣療法では顕著な記憶障害もなかったし、都合よく記憶が消えるなんてあり得ないのだが。
だが、前回は目立った副作用はなかったが、もう一回となると何が起こるかわからない。
それを覚悟で。もし、自殺よりもそれが賢い選択であるならば・・・

気分障害・不安障害者の研究者への道ー本当に正しいのか

2021-02-12 19:06:58 | 思考
関西で大学院の中退手続きを終えて、実家に戻って新しい分野の研究をするための大学院受験の勉強をしているが、あと数日にして限界ぽい。受けに行けたらそれで御の字だろう。

勿論、研究したいテーマがあることは前提で、何故、この道を選ぼうとしているのか改めて考えて見よう。

・コンスタントに頑張らなくて良い
これは嘘だと前の大学院で実感した。確かに、研究自体は忙しい時期と忙しくない時期はある。
だが、正規採用になったら学内業務も加わるため、そして、非常勤の状態でも掛け持ちのため、ゆっくりしていられる時期などあまりない。更には、実験への不安とかで精神的に厳しい。
そういう意味では、哲学とか文献研究系は実験などの実拘束はないので、それでも少しは時期によっては楽な時期があるのかもしれない。(それでも、哲学は嫌になったのだが)

・能力と適正
確かに、言語系のIQは高めだし、ちゃんとした適正検査で、人文系の研究者が一番目に出た。
だが、不安障害はともかく、うつ状態が長く続くとパフォーマンスが落ちるので、結局、病状次第ということにはなる。
(ただ、実験系は文献系と違って、人との交流多いぶん、それが励みにもな
る。共同研究も多い)

・30を超えて職歴なしだとそもそも他の所への就職が厳しい
まあ、これは障害を隠してたら完全にそうだろう。ただ、アカデミックも年齢が関係ないかというとそうでもない。

・プライド
で、障害者採用だが、これはちゃんと働かせてくれてアイデンティティーを持てる所とそうでない所は分かれるだろう。そして、その識別はなかなか難しい。
少なくとも、入院中の医師からは、自分が単調作業に向いていない、ということは言われたし、やっぱり下に見られると思うので、これは重要だろう。
あと、自分の新しい研究テーマは社会への還元性も高いと思ってる。そういう自負の部分で障害者採用より自分に誇りが持てる。

・生涯の職業として
他人より一回り以上も遅れたせいで、障害者採用だと、老後が年収的に厳しいだろう。
そのぶん、アカデミックなら(大成出来れば)普通の人より長く働けるし、本などの出版など収入が他にも一応期待出来る。つまり、生涯を通してのライフワークに出来る。

まとめ
結局、うつ状態になったら色々厳しいとはいえ、熱意、あとは運でそれだけだろう。
自分が何に反抗したいのか、何を明らかにしたいのか。
それで故人にどう向き合えるのか。

今回落ちても、はいやめます、というのは絶対に違う。
秋から自殺念慮とかでボロボロになって、それでも鞭打って、ここまで来れたことはむしろ誉めるべきだろう。
そして少し休んだら、また再開しよう。

全ては否定的な感情で苦しむ人、そして、それ故に自殺という悲惨な道を歩んだ人のために。。