天使mackyのAll My Loving

天使(時々、悪魔?!)の心で
感じたことを感じたままに・・・

しっちゃかめっちゃか!

2012-08-02 | Information
話題の映画『ヘルタースケルター』を観ました

Helter Skelterとは英語で「狼狽」や「混乱」などを意味する。
大森南朋の台詞では「しっちゃかめっちゃか」になってました。
まさにタイトル通りの映画でした

とにかく後味が悪い

エリカ様が「体を張った」のはわかるけど『別に・・・』脱がなく
てもよかった(他の張り方があった)気もしますけどね

原作を読んでないからよくわからないけど想像するにもっと
りりこが全身整形するまでに至った経緯やら「美」を追求する
あまりおかしくなっていく女性の愚かさや切なさ、女に生まれ
てきた喜びと苦しみなど心理的な葛藤も細かく描かれている
と思うのですが・・・映画ではそれがほとんどなくって・・・ただ
泣き叫び崩壊していく りりこの人間性に全くもって共感でき
ませんでした

描き方によっては自分も一応、女なので理解できる部分も
多少はあると思うだけに蜷川監督にもガッカリだな
写真家ゆえに「映像」に囚われ過ぎたかなって気がします。

映画が終わった時、隣りの女性が『目がチカチカした』って
言ってました。井筒監督は『ただの美容整形ホラー映画』
と評価したらしいけどホントそんな感じだったかも

個人的にはやっぱり好きな部類の映画じゃなかったし(それ
は承知の上で観たんだけど)オススメはできないなぁ

映画の後、半券サービスで久しぶりに堂島ロールを食べ
たらちょっと胸焼けが(ここのクリームが最近、なんかダメ
なんですわ)映画もロールも後味が悪かった

全く(映画館では)観るつもりしてなかったけど『海猿』か
『おおかみこどもの雨と雪』でも観ようかなぁ

しっちゃかめっちゃかにされた気分を浄化したいよ