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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

リーグワン決勝  東京ベイ・スピアーズが歓喜の初優勝

2023年05月22日 | ラグビー

ラグビーワールドカップが開催されるこの2023年。

先がけて行われた2年目のリーグワン決勝。
本当に最後まで勝負のわからない、
緊迫した試合となりました。

初優勝を狙うクボタスピアーズ・東京ベイは、
じりじりした展開の中、
前半20分にPGで先制。

その後も両チームがチャンスのところでミスを犯し決め切れず、
結局クボタが3PGで1PGのパナソニックを9-3とリードして前半を折り返しました。

しかし後半に無類の強さを発揮するパナソニック。
6点差といえば1トライ、1ゴールで逆転の点差だけに、
この時点では「パナソニック得意の展開」と誰もが思ったと思います。

後半開始からも試合は大きく動かず、
クボタがPGを追加して12-3とリード。

しかしここからパナソニックは、
切り札・堀江やSO・山沢ら選手を入れ替えることによりいつものように試合を動かしにかかります。

すると、
18分にドライビングモールから一気に押し込んでトライ、
ゴールも決まってわずか2点差に。

さらに25分。
フェーズを重ねて相手ゴールに迫ったパナソニックが、
最後に右サイドの長田にボールを渡してトライ。
15-12と逆転しましたが、
その後のゴールを決めることができなかったのが痛かった。

3点差でとどまったクボタはすぐさま反撃。

相手陣でのハイパントを奪取すると、
すぐに早い球出しで攻撃。

さすがのパナソニックも守備の陣形を整えることができず、
そこで立川が見事な、見事すぎるキックパス。

それをルーキーの木田がキャッチしてトライ。
17-15と逆転しました。

そこからの10分間。
クボタにとっては長い、長い時間だったでしょう。

残り5分では、
コロインベテから野口への決定的な”ファイナルパス”が投げられましたが、
ギリギリのところで通らず。

この日はミスの多かったパナソニック。
「らしくない」試合ぶりでついに追いつけず。
クボタはこのまま試合終了のホーンを聞き、
ついに悲願の日本一を達成しました。


司令塔のフォーリーや、
常に球に絡んでその存在感を見せつけたマークスなど世界的な選手に、
立川ら日本人プレーヤーがうまく絡んで、
本当にいいチームになりました。

今季は開幕戦でサントリーをボコボコにしてまず驚きを与え、
その後ずっと好調を維持して、
ここまでたどり着きました。

このプレーオフは、
準決勝のサントリー戦で冷や汗をかきながら何とか突破。

ずーっと勝てていなかったこのパナソニック戦では、
全員の執念がボールに乗り移ったようで、
ここってところでパナソニックのミスを誘発しました。

今日はホント、
『クボタが初優勝を遂げる日』
だったんですね。
おめでとうございます。


今日は両軍ともにミスが多かったとはいえ、
その試合のレベルは、
数年前と比べても比べるべくもないほど、
高くなっています。

この勢いを持って、
ワールドカップ日本代表も、
世界一を目指して戦ってほしいと思います。

そう思わなければ、
目標の高みまでは到達できませんよ。

サッカーのW杯、
そして野球のWBCと、
昨年から日本には、
フォローのいい風が吹いてきています。

さあ、
ラグビーも世界を驚かせるんだ~!!!


もう9月には、
ワールドカップが始まります。

またまた、
全身全霊をかけて、
応援するのだ~!


それにしても・・・・いい試合だったなあ。。


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