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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

全国大学ラグビー選手権 決勝   帝京大 圧倒的な力を見せつけ史上初の4連覇!

2013年01月15日 | ラグビー

  

≪全国大学ラグビー選手権大会≫

【決勝】

帝京大  39 (22-10,17-12) 22  筑波大



ラグビー大学選手権の決勝は、
晴天微風の絶好のコンディションの中、
国立競技場で行われました。


片や大学選手権で史上初めてとなる4連覇を狙う帝京大学。
こなた初の決勝進出で初優勝を狙う、国立の雄・筑波大学。

帝京の強さが圧倒的と思われた今シーズン、
12月の対抗戦G最終戦で唯一の黒星をつけたのが筑波。

その事実があるだけに、
『ひょっとしたら』
との感覚を持って詰めかけた観衆は2万50人。

バックスタンド右側に帝京大の赤い旗、
左側に筑波大の空色の旗、
それぞれが打ちふるわれるラグビーならではのスタンド風景が、
歓声とため息に変わるのにさほど時間はかかりませんでした。

前半から、
とにかく帝京の縦横無尽のFW,BK一体となった鋭い攻撃の前に、
筑波は防戦一方。

1トライを返すのが精いっぱいで、
前半を終了し22-10という差で折り返しました。

後半も帝京の怒涛の寄り身は全く崩れず。
攻守に圧倒し、
39-22と筑波を圧倒。

今季唯一の黒星をつけられたリベンジを果たし、
大学選手権で前人未到の4連覇の偉業を成し遂げました。

  

『ここまで強くできるのか』

という一種驚きのようなものが、
スタンドを支配した80分でした。

帝京は4年前の初優勝、
そして一昨年の連覇のころまでは、
FW戦での優位さを生かす『ゴリゴリ』の戦いぶりでした。

ワタシも一昨年の決勝の後、
こんな記事をアップしました。

http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/c2b74328334cb39bc2db2c2ed6379655


しかしながら、
王者についてからの帝京は、
毎年毎年、
その進化を我々に見せつけてくれる【見事な変身ぶり】です。

今日見せたBK陣の決定力でも、
やはり『大学ラグビー界屈指』であることは疑いようもありません。

FWのボール争奪戦で常に優位を保ち、
スクラム、モールでは相手を圧倒する力のある帝京がBKに決定力を持ったらこうなるんだ!
という、
見事な『次元の違う』チーム力を見せてくれたと思います。

80年代の同志社も、
90年代前半の明治も、
90年代後半からの関東学院も早稲田も、
見事なチームを作りました。

しかし、
ここまで完璧に【強い!】と思わせてくれたという点で、
帝京のラグビーは一時代を築きましたね。

おめでとうございます。

さらなる高みを目指して、
どんどん進化を止めないでほしいと思います。

おっとその前に、
このチームがトップリーグの強豪にどれだけ通用するのか、
大変に興味があります。

日本選手権、
トップのコンディションで頑張ってほしいと切望しています。


敗れた筑波。

自分のチームのいいところをすべて消されてしまったような戦いになりましたが、
後半の意地の2トライ、見事でした。
彼らの『気概』を感じ、
スタンドは大いに盛り上がっていましたよ。

去年の4強、そして今年の対抗戦優勝&今大会準優勝。
一歩一歩、
着実に進んできています。

【新・強豪校】
の仲間入りした筑波の今後に、
期待を寄せています。


それにしても穏やかな、
いい日和の試合でした。



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