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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

これだよ この気迫こそが、横綱だよ!

2012年09月22日 | 相撲

大相撲秋場所。

千秋楽を残すのみとなったこの秋場所、
話題をさらったのはなんといっても横綱を目指す日馬富士。

初日から『綱獲り』の重圧なんてどこ吹く風。
いつもの場所よりもさらに気迫満点。
速攻の早い相撲に、組んでも強いところを見せるなど万全の取り組みで14連勝を飾りました。
すでに横綱昇進は『当確』のランプが灯っています。

本当に強い、今場所の日馬富士。
死角はまったくありません。

1差で追うのは、
長年『一人横綱』を張って角界を支えてきた第1人者、
横綱の白鵬です。

今年に入ってから、
なんだか『衰えが目立つ』ことばかりが取りざたされていますが、
こんなに安定した成績を残す横綱が、
かつていたでしょうか。

重圧に耐えながら13勝、14勝の成績を毎場所残すこの不世出の大横綱、
いませんよ。

その白鵬が、
今場所日馬富士に先行を許してからというもの、
ものすごい気迫を見せています。

一昨日の妙義龍との一番で、
ものすごいかち上げで相手を半ば”失神”させました。

昨日の鶴竜戦、今日の稀勢の里戦でもものすごい気迫を前面に押し出して相撲をとっています。『鬼気迫る』という言葉がぴったり来るほどです。

日馬富士の活躍と、
来場所から自分と同じ『横綱』の地位に上がってくるということが、
白鵬の『相撲魂』というか『負けじ魂』というか、
心の奥底にありながら、しばらく忘れていた『本当の白鵬』に火をつけた感じがしますね。

『すごい』
と感嘆してしまいます。

この両者の『ものすごい気迫』がぶつかり合う千秋楽の一番。
絶対に見逃せませんよ。

これから東西の両横綱として、
毎場所こんな気迫満点の相撲を見せてくれれば、
土俵の盛り上がりは間違いありません。


この両者を見ていて思うこと。

『やっぱり日本人力士には、これだけの気迫を持っている人はいない』
ということですかね。

『本当の気迫』
を見せてくれる角界最高峰の二人。

追ってくるものが見当たらない、
角界の至宝です。


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